Published on 10.04.23
【サンフランシスコ11】観光にもうってつけで、レトロで味わい深い車体も魅力的な「ミニュ・メトロ」のFラインに乗ってみよう
もうひとつの名物、「ミニュ・メトロ」のFライン
2010年春休み、7才の息子とふたりで訪れたアメリカ・サンフランシスコ San Francisco。
サンフランシスコの街の中心「マーケット・ストリート Market Street」では、クルマやバスの間をクラシカルな路面電車が走っています。
これは「ミュ二・メトロ Muni Metro」といい、ケーブルカーやミュ二・バスと同じくサンフランシスコ市営交通局が運営しているので、乗り放題の1日パス、3日パス、7日パスを購入すれば、好きなだけミュ二・メトロにも乗れます。
【関連くちこみ】乗ること自体が楽しめる「ケーブルカー」の利用法
目に付くのが、やはり路面を走る「Fライン」。
ミュ二・メトロには、F、J、K、L、M、N、S、T(KとTは一体化運行)の8路線あり、すべての路線が「ヴァンネス Van Ness」駅から、金融街がある「エンバーカデロ Embarcadero」駅までの市内中心部を走ります。
Fラインの魅力は、そのクラッシックな外観。
ほかの都市や国で利用されていた古い車体を使っているので、カラフルでレトロです。
息子も、Fラインのミュ二・メトロが気になるようで、バスで行くほうが早い場所でも乗りたがりました。
車内には、どこの都市で利用していた車両であるかなどの案内が載っていましたよ。
Fライン以外は、わりと普通の地下鉄です
Fライン以外の路線は、市内中心部では地下を走り、車両も2両連結の地下鉄が小さくなった感じのものです。
ヴァンネス駅のつぎの駅、ジャパンタウンもある「シビックセンター Civic Center」駅から4駅は、ベイエリア高速鉄道「BART」と駅が同じになっています。
改札口は、左右にわかれ独立した感じではありますが、知らないとうっかり間違いそうですので注意が必要です。
滞在先の「パレスホテル」からケーブルカー発着場所の「パウエル Powell」へ行くのに、せっかくだからと地下を走るミュ二・メトロに乗ってみました。
構内は地下鉄の駅そのもの。1駅ですが、Fラインと違いスピードもあって、あっという間に着きました。
車内は地元の人がほとんど。息子もこれはこれでおもしろかったようで、帰りもまた、地下のミュ二・メトロに乗って帰りました。
私自身、地下のミュ二・メトロははじめてでしたが「意外と使えるなぁ」と思いました。ただし、地下に下りなければならないので、近くならバスやFラインのほうがラクかもしれません。
「Fライン」では、どうやって乗り降りするの?
乗るときは券売機でチケットを買うか、地上部分でチケットがなければ前から乗りお金を払います。
大人/2ドル、5〜7才と65才以上は75セントです。Fラインはおつりはでません。
乗り放題のパスを持っている場合は、運転手さんに見せるか、地下の改札でブース内の係員に見せて、改札口を開けてもらいます。
Fラインでは、降りるときには窓の近くのヒモを下に引くと、「Stop Requested」と赤くひかり、つぎで止まってくれます。
観光にうってつけの「Fライン」は、利用価値大
ケーブルカーには乗っても、このミュ二・メトロやミュ二・バスにはなかなか乗る機会がないかも知れませんが、旅行者でも意外と使えます。
というのも、Fラインは観光客のための路線ともいえ、ゲイタウンでも知られ、近年個性的なお店も増えオシャレな街になってきた「カストロ Castro」からマーケット・ストリートを市内中心部へ走っています。
さらに、エンバーカデロを経由して、観光名所の「フィッシャーマンズ・ワーフ」までを結んでいます。
↑フィッシャーマンズ・ワーフを走るFライン。
人気の「アルカトラズ島」ツアーのフェリーは、以前はケーブルカーやバスでもアクセスしやすかった、フッシャーマンズワーフの「ピア39」から出発でした。
しかし、2006年から催行会社が変わり「ピア33」が発着場所となったので、ミュ二メトロのFラインが一番便利。
観光客路線だけあって、地図を片手に外を見て確認しながら乗る人が多く、ピア33やフィッシャーマンズワーフに着くと、満員の車内からどっと人がおります。
現在、Tラインの延長計画があり、ユニオンスクウェアやチャイナタウンに地下駅ができるかも、とのことで、ゴールデンゲートブリッジがあるプレシディオへの計画もあるとか。
2016年ごろ完成予定とのことです。果たしてわが家は、それまでにまた行くのでしょうか? それとも完成してから…?
交通機関がますます充実するサンフランシスコ。また行きたいです。
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