【子連れサンフランシスコ04】「なんでサンフランシスコ?」と思う人に伝えたい! サンフランシスコは魅力的だっ!


Published on 10.04.16

【サンフランシスコ04】「なんでサンフランシスコ?」と思っている人に伝えたい! サンフランシスコは魅力的だっ

公共交通機関が発達したサンフランシスコ

2010年春休み、7才の息子とふたりでアメリカ・サンフランシスコ San Franciscoに出かけました。

春休みに「サンフランシスコに息子とふたりで旅行に行く」と言うと、たいてい「どうしてサンフランシスコなの?」と聞かれます。

逆に「なぜそんなに不思議に思われるのだろう?!」と思うのですが、サンフランシスコは、子どもと行っても本当に楽しめる街なんですよ。

とはいえ、やはりアメリカ。近寄るべきではないキケンなエリアもありますし、なにごとにも注意が必要ではあります。

サンフランシスコと言えば、「ゴールデンゲート・ブリッジ Golden Gate Bridge」、「ケーブルカー」(下の写真)、「チャイナタウン」などが象徴的で、映画や雑誌などでも目にしたことがあると思います。

観光客が回るエリアはある程度限られているので、短いツアーなら現地で中2日とあわただしくまわることもあるようですが…

サンフランシスコでの移動は、高速鉄道「BART」、バス、ケーブルカー、「ミュニメトロ Muni Metro」(下の写真)といった公共交通機関を利用すれば街は制覇できます。

ニューヨークのように比較的道が碁盤の目状態で、一筋ごとに一方通行であったりとわかりやすく、バスも初心者でも比較的利用しやすいと思います。

ダウンタンの中心となるのが「ユニオンスクエア」

街の中心地・ダウンタウンですが、お店、レストラン、ホテルが集中していて「ユニオン・スクエア Union Square」という広場があります。

↑サンフランシスコの中心地「ユニオン・スクエア」。

この周辺にデパートやブランドショップなどが並び、ケーブルカーの発着所もあります。

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観光客が集まるエリアで、そこに東西に「マーケット通り Market St.」が走っています。

それより南は「ソーマ SOMA」(South of Marketの略)地区。
以前はSOMA地区は開発されていなかったので「マーケット通り以南には近づかないように」と言われていましたが、現在は発展、開発が著しく、高級ホテルもたくさんあります。
名所のひとつ、北側の海沿いにある「フィッシャーマンズ・ワーフ Fisherman’s Wharf」は観光フェリーも多く、対岸へ渡れます。

ここにはシーフード屋台やレストランもたくさんあり、観光客で溢れています。サンフランシスコの旅行客なら誰もが一度は行くはず。

こちらにもホテルがたくさんありますが、中心地へは少し時間もかかるので、ホテル代も少しお安めのよう。

ノースビーチには「リトルイタリー」、隣は「チャイナタウン」

ここより南側は「ノース・ビーチ North Beach」と呼ばれ、イタリア系の移民が多く住む「リトルイタリー little italy」です。

当然ですが、イタリアンレストランが多く、ノースビーチの電柱にはイタリアの国旗が書かれています。

リトルイタリーのお隣が「チャイナタウン China Town」。


ニューヨークでもリトルイタリーとチャイナタウンはお隣同士ですが、決まりごとでもあるのでしょうか?(でも、ボストンは違うなぁ)
アメリカ最大とも言われるチャイナタウンは活気に溢れており、アメリカにいるのを忘れてしまいます。

息子は意外にも、このチャイナタウンをたいそう気に入っていました。

ハイソなエリア、ちょっとキケンなエリア

そして、にぎやかなエリアとは少し違った趣のある「ノブヒル Nob Hill」。その名の通り、丘の上(かなり急)でお金持ちエリア。ココには超高級ホテルもあります。

子連れで冷やかしにのぞく勇気はありませんが、以前、友人のご両親に「フェアモント・ホテル」のラウンジでお酒をごちそうになりましたが、ハイソなアメリカ人がたくさんいて緊張しました。

いわゆる、サンフランシスコのカワイイ家が多いのが「パシフィック・ハイツ Pacific Heights」と呼ばれる高級住宅街。

その南にはジャパンタウン、市庁舎を中心とした「シビック・センター Civic Center」があります。この近辺、治安があまりよくなく、とくに子連れで行く必要は感じられません。

ちょうどバスで通りかかったとき、明らかにドラックバイヤーと思われる人が売り買いしているところを見てしまいました。

バスのなかは、このエリアで下車しないかぎりはとくに怖くはないのでご安心を。

オモシロいのは「ゴールデンゲート・ブリッジ」エリア!

忘れてはならないのが「ゴールデンゲート・ブリッジ」のエリア。

プレシディオ Presidio」と「リッチモンド Richmond」という、広大な「ゴールデンゲート・パーク Gorlden Gate Park」(公園自体は入場無料なのでたいてい観光ツアーの一部に組み込まれる)があるところで、リッチモンドは第二のチャイナタウンとも言われています。

↑広大な「ゴールデンゲート・パーク」。

↑第二のチャイナタウンともいわれる「リッチモンド」。

博物館や美術館もあり、息子が満喫したエリア(というより「行ったところすべて楽しかった」といっていましたが…)。

今回は行きませんでしたが、「ヘイトアシュベリー」というヒッピーの発祥地もこのエリア近くにあり、個性的なショップも多いようです。

この東南にあるのが、ゲイコミュニティで有名な「カストロ」地区。

住民の7割がゲイと言われていますが、以前とは違い、街並みが美しく、治安もいいそうです。興味本位に立ち入るところでもなく、行きたい場所もないので行きませんでした。

さらに南西に行くと「ツインピークス」。夜景が素晴らしいようですが、昼間にしか行ったことはありません。

ざっと街の案内をしましたが、各エリアにはさらに細かく、さまざまな風景や楽しい場所があり、息子とケーブルカーやバスなどを乗りつくして回りました。

それでも、もっといたかったー!!

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