Published on 10.04.04
【エアアジア04】格安&狭小だけどとっても快適! KLIAのLCCT近くにある「チューン・ホテルズ」で前泊
【第1回】「茨城空港」オープンで注目が高まるローコストキャリア(LCC)
【第2回】圧倒的な安さで旅の選択肢が増える「エアアジア」価格検討編
【第3回】付加サービスの選び方は? 「エアアジア」予約のコツ
【第4回】シンガポール行き早朝フライトに備えて「Tune Hotels」に前泊編 ◀
【第5回】必要十分な設備が整った「エアアジア」LCC専用ターミナル編
【第6回】たったふたりのCAが忙しく動き回る…「エアアジア」機内編
翌朝の移動に備え、LCCT近くのホテルに前泊
2009年8月、5才の息子と3才の娘を連れ、1週間ほどマレーシア+シンガポール旅行に出かけたわが家。
成田から、マレーシア航空で夕方クアラルンプールに入り、その日は空港近くに1泊。
翌朝、マレーシアのローコスト・キャリア(LCC)「エアアジア AirAsia」でシンガポールに移動することにしました。
マレーシア航空は「クアラルンプール国際空港 Kuala Lumpur International Airport」(KLIA)に到着しますが、「エアアジア」はメインターミナルとは別の、格安航空会社専用ターミナル「LCCターミナル」(LCCT)から出発します。
メインターミナルとLCCTは、敷地を共有しながらも内部に連絡通路がないので、両者を行き来するには空港の外側をぐるりと移動する必要があります。
そこで、LCCターミナル近くにあり、LCCターミナルにシャトルバスも出ているエアアジアの系列ホテル「チューン・ホテルズ Tune Hotels.com – KLIA-LCCT Airport」に1泊することにしました。
チューン・ホテルズは、このKILA-LCCTのほか、マレーシアに7軒(コタキナバル、クアラルンプール、コタダマンサラ、クチン、ペナン、2010年5月にジョホールバル)、バリに1軒あり、ロンドンにもオープンを予定しています。
↑マレーシア・コタキナバルにある「チューン・ホテルズ1Borneo」。こちらも赤×白がテーマカラー。
まずは、メインターミナルからLCCTに移動
クアラルンプール国際空港メインターミナルに降り立った私たち。ここからLCCターミナルへ有料のバスが出ています。
ところが、いざ乗り場を探そうと空港内の案内板を見るものの、どこにも「LCCT」の表示は見当たらず・・・。
事前に乗り場の情報を調べてはおいたものの、やはりなにも案内がないととても不安になります。
とりあえず手元の情報をもとにたどりついた「メインターミナルビル」1階のバスターミナルで職員らしき人に聞いてみると…
【関連くちこみ】メジャー航空会社が利用するKLIAメインターミナル
聞いた相手がよくなかったのか、タクシーを利用するよう強烈にすすめられる始末。
実際にはバスはすぐ近くにとまっていて、ことなきをえました。
単純に見落としていただけかもしれませんが、一説には商売敵の格安航空会社ゆえ、空港内に「LCCT」の積極的な案内表示は行っていないとも。
LCCTがもう少しKLIAに近い場所に移転する、という嬉しい話もありますが、現在のところKLIAとLCCTはユーザーフレンドリーなコネクションとは言いがたい気がしました。
LCCT行きのバスで約15分で到着
バスは1.5リンギット(約42円)で、15分から20分間隔で出発しています。
KLIAの広大な飛行場をぐるりとまわっていくので、乗車時間は15分くらいでしょうか。LCCターミナルビル入り口前のバス停に到着するので、迷うことはありません。
LCCTは「格安航空会社専用」という先入観からあまり期待していなかったのですが、マクドナルドをはじめとする飲食店も充実。
KLIAほどの規模はもちろんないものの、十分整っているという印象でした。
LCCTに向かうバスの車窓から、途中、エアアジアを連想させる赤と白の大胆なデザインの外観のホテルらしき建物が見えました。
予想通り、それが今日私たちが宿泊する「チューン・ホテルズ」。
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エアアジア系列ホテルだけあって、こちらも宿泊料金は格安に設定してある代わりに、アメニティキットやタオル類、冷房などのサービスはすべて有料。
宿泊料金も早く予約を入れるほど割安というエアアジア同様の仕組みです。
狭いながらも快適な「チューン・ホテルズ」
LCCTからホテルへのシャトルバスも1リンギットで出ていますが、徒歩でも7分程度です。
ひとまずシャトルバスに乗り、ホテルへ向かうことに。
「チューン・ホテルズ KLIA-LCCT Airport」の客室数は、5階建ての建物に222室。
すべてダブルルーム(車イス用の部屋も2部屋あり)ですが、いずれも10平米前後と狭小サイズ。
ダブルベッドが居室の大半を占め、壁に取り付けられ使わないときは収納できる簡易テーブルがついています。
そして、シャワーとトイレ、洗面スペースという、とてもシンプルな造り。
わが家はタオルとアメニティキット、12時間の冷房をクレジットカード払いでネットからオーダーしておきましたが、現地ではタオルのデポジットとして現金が必要となりましたので念のためご注意を。
親子4人のわが家は44リンギット+15パーセントの税金で2室予約し、エアコンなどのサービスも含めトータルで126リンギット(約3500円)ほどでした。
居室は狭いながらもベッドがことのほか快適で「寝に帰るだけの旅行なら数日宿泊してもいいかも」なんて思わせるほどでした。
1階にはレストランやコンビニなどもありますが、LCCTまでの途中にフードコートもあり、空港も徒歩圏ですから食べるところには困りません。
わが家は徒歩で4分ほどのフードコートで夕食をすませました。
チューン・ホテルズ KLIA-LCCT Airport
住所:Lot PT 29, Jalan KLIA S4, KLIA, 64000 Sepang, Selangor, Malaysia
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