Published on 10.07.10
【香港虎の巻48】酷暑のなか汗水たらしてお買い物…「油麻地」にある「新填地街」で青空市場の魅力を垣間みた!?
酷暑のなか、汗水たらしてガンバる青空市場!
日本では野菜や果物はスーパーで買うのが普通で、とくに都会では市場の姿を見る機会はとても少ないのではないでしょうか。
ここ香港でも最近はスーパーで買う人も増えていますが、「新鮮で安い野菜や果物を買うなら市場が一番!」という市場派の人も多勢います。
衛生的なことから、冷房の効いた建物のなかに入った市場も増えていますが、もちろん屋外にある青空市場もまだまだ健在です。
今回は猛暑のなか、汗水たらしてガンバる青空市場を紹介します。
下着からDVD、野菜までが雑多に並ぶ「新填地街」
香港中に数ある青空市場のなか、今回私が訪れたのは「油麻地」(ヤオマティ)にある「新填地街」(リクラメーション・ストリート)。
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男人街として有名な「廟街」(テンプル・ストリート)や、厨房器具や食器の店が集まる「上海街」(シャンハイ・ストリート)の並びにあります。
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香港の青空市場のおもしろいところは、野菜や果物のほかにも、子供服や下着などといった衣料品や靴、アクセサリーにオモチャ、DVDなどの店もあり、さながら屋外デパートといった感じです。
もちろん取り扱う品物によって区分けされているわけではないので、八百屋と果物屋の間に下着屋があったり、靴屋があったり。
この雑多なところが香港らしいですね。
これが日本だったら、きっと「野菜コーナー」「衣料コーナー」「オモチャコーナー」といった感じで区分されていそうなものですが。
香港ならではの野菜や果物も並んでいる!
海外の市場をのぞいて楽しいのは、日本ではお目にかかれないめずらしい野菜や果物に出会えること。
とくに香港や大陸・中国では、青菜類や瓜類の種類が豊富です。店主に調理法を確かめると、たいていの青菜類は油炒め、瓜類はスープの具材として使うそうです。
せっかくめずらしい野菜に出会っても、旅行中では買って調理することはムズカシイですが、果物ならいろいろ試してみることができます。
日本ではなかなか手に入らないうえ、値の張る南国フルーツも、ココ香港でなら驚くほど安い値段で買うことができます。
ランブータンやマンゴスチン、ドラゴンフルーツにドリアンなんていかがですか?
果物の王様・ドリアンも1個30香港ドル(約360円)ぐらいで売っていますよ。
衣類も激安! 漢方のお店ものぞいてみたり…
もちろん衣料品だって破格の値段。靴1足20香港ドル(約240円)、Tシャツ1着10香港ドル(約120円)なんて店もあります。もちろん品質は保証できませんが。
この青空市場のなかで、ちょっと異彩を放っているお店を発見。
頭上にはアロエやひょうたん、木の枝みたいなものなどがぶら下がり、至る所に乾燥させた木の枝や葉っぱ、木の実などが置いてある、ちょっと異様な雰囲気です。
看板をよく見てみると、「ノドにいい」とか「痛みに効く」などといった言葉が書いてあります。どうやらここは漢方の材料を扱うお店のようです。
日本人にはあまり馴染みのないものですが、香港の人たちにとって漢方は身近な存在のようですね。
7月に入り毎日のように「酷暑警報」の出ている香港ですが、焼けるような日射しのなかを汗水たらしながら青空市場で買い物する人がけっこういるから驚きです。
だって、すぐ隣にはちゃんと室内の市場(街市)があるのですから。
青空市場には、暑さに勝るなにかがあるのかもしれませんね。
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