Published on 10.07.16
【香港】複数の食物アレルギーを持つ2才の息子のために持参して重宝した食品&アイテム、アレルゲンの食品メモについて
複数のアレルギーがある息子と海外旅行
2010年6月、2才6ヵ月の息子と母と香港へ行ってきました。
わが家の息子は、卵、小麦(重度)、大豆、その他もろもろの食物アレルギーを持つ、複合アレルギーっ子。
子連れ海外旅行にあたって、子供が食物アレルギーを持っているとなにより気になるのは、子供の食事ではないでしょうか。
とくにはじめて訪れる場所では、子どもが食べられるものがカンタンに手に入るか、気が気ではありません。
複数のアレルギーがあると国内でも外食が困難ですが、根気よく探せばアレルギー対応メニューや成分表の用意のあるお店、もしくは「お弁当の持込み」が可能なレストランは見つかります。
ですが、海外となると事前のリサーチも難しく、万が一のことがあっては…と、なかなかレストランで食事をとる気分にはなれないものです。
そんな事態を想定しながら、わが家が旅行に持参した安心な食材やアイテムを紹介します。
持参して重宝した食品について
わが家が香港に持参してよかったと思った食品は以下のとおり。
温めなくてもオイシイレトルトの幼児用カレー(アレルゲン不使用)、鮭フレーク、海苔、秋刀魚の缶詰、アレルゲン不使用のソーセージ、常温保存可能なアレルゲン除去のレトルト肉じゃが、水で戻るお餅、そしてアルファ米。
食べ慣れないものを急に食べさせようとしても、当然食べてはくれません。なので、かならず一度口にしたことのあるものがいいですね。
意外と使えたのが、アルファ米。
【関連くちこみ】水さえあれば炊きたてご飯?「アルファ米」3種
トラベルクッカー(携帯用電気調理器)の購入も考えましたが、実物を見たら意外と大きいしかさばりそう。
なので、今回は手軽なアルファ米を持参することに。
水で60分、熱湯を注いで約15分待てばオーケー。少々時間がかかるのが難点ですが、わりとオイシかったです。これで小さなおにぎりを作って持参すれば、お昼も心配ありません。
白いご飯は、ショッピングモールにはかならずあるフードコートでも入手可能ですが、タイ米のようなパラパラご飯で口に合わないこともあるので、ちょっと注意が必要かも。
持参した食品を食べるのに重宝したアイテム
ほかにも、小鉢用の小さなラップ、保存容器(お弁当箱のように使用)、 紙皿、プラスティックのカトラリーなどを持参。
とくにナイフは、切りわけなどに重宝しました。
滞在中は、現地のスーパーでチーズやハム、野菜ジュースを調達し、カンタンに朝食をすませました。
また、早めにホテルに戻った日の夕食も、スーパーのお惣菜とフードコートの持ち帰りを利用。
下の写真は、ある日の夕食。大人はこれをおつまみにビールで乾杯し、息子はアルファ米を食べました。
下の写真は、ある日の息子の朝食。こちらもわかめ入りのアルファ米。そして野菜ジュース。
現地で重宝したスーパー、アレルゲンの食品メモなど
「シティスーパー City’Super」という高級食材も扱うスーパーでは、日本の食材を数多く取り扱っており、若干割高ではありますがほとんどのものが手に入ります。
【関連くちこみ】巨大S.C.「ハーバー・シティ」内にあるシティスーパー
スーパーでは、食材を直接手にとって成分表示を確認できるので、とても安心。わが家もお世話になりましたが、いざと言うときには強い味方になると思いますよ。
「マクドナルド」にも行きましたが、息子は小麦NGでバーガー系が食べられないので、バッグにソーセージ(たんぱく質)を忍ばせておき、お店ではポテトと牛乳をオーダー。
日本のマクドナルドは野菜ジュースもありますが、香港ではみあたりませんでした。
野菜が不足気味なのは気になるところ…ですが、旅先なので目をつぶることに。
海外旅行では外食するときのことを想定し、アレルゲンの食材の名称は、メモしていくと安心。
私は「らくらく多言語アレルギーチェッカー」というサイトで調べました。
メニュー数が少ないのでメニュー名で検索するのはムズカシイですが、アレルゲン物質の現地語早見表は重宝しましたよ。
【おまけ】息子が昼寝している間に大人で楽しんだ飲茶タイム
香港といえば飲茶。そして、アレルギーさえなければ、子供でも食べやすいと思われる点心。
しかし、息子の場合いっしょに飲茶を楽しむのはムズカシイ…
ということで、今回は息子のお昼寝中、尖沙咀のフェリーポートに隣接した「スターハウスStar House」ビルの4階にある飲茶レストラン、「翠園 Jade Garden」に母と入りました。
「翠園 Jade Garden」は、香港に6店舗あります。このチムサーチョイ・スターハウス店の住所は、4/F, Star House, Tsimshatsui, Kowloon、営業時間は、月〜土/11時〜23時30分、日祝/10時〜23時30分。
ランチタイムを少し外した14時台の店内は広々としていて、子連れのファミリーも多く、見晴らしもバツグンでした。
香港のエビの点心や、エビワンタン麺「上湯雲呑麺」は、香港へ行ったらゼッタイに食べたい! 母と私は、好物のエビ系の点心ばかり何点もオーダーしました。
伝統的なワゴン式でサーブされる飲茶はめっきりと減り、現在ではオーダーシート方式に変わっているようで、こちらのお店もオーダーシート式。日本語はありませんでしたが、現地語と英語の表記でした。
中国語は字面からどんなものか想像のつくものも多いので、テキトーにオーダーするのもいいですが、ガイドブックで食べたいものをチェックしていくか、好物の食材の現地名を憶えておけば安心。
お茶は一度オーダーすると、延々とお湯を足してもらえます。
以前は、ティーポットのフタを外しておくのが「お湯をください」のサインでしたが、今回は「お湯をください」と口頭でお願いしたら、ポットでお湯を持ってきてもらえました。
By TOMOE
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