Published on 10.07.17
【食べごろ上海05】万博一番人気は約5時間待ちの「サウジアラビア館」! 帽子や日傘、折畳みイスは必須!?<各国パビリオン編>
人気の「サウジアラビア館」は5時間待ち
開幕当初は出足不調が伝えられた上海万博ですが、6月に入り、入場者数が増えてきています。
雨の日でも、入場者数は1日40万人台をキープ。多い日で50万人を突破しています。
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それとともに、パビリオンに並ぶ待ち時間もさらに長くなりました。
一番人気は「サウジアラビア館」。6月末の時点で、日中の平均待ち時間が約5時間!
中国館や日本館、フランス館、スペイン館、韓国館なども相変わらずの人気で、3~4時間待ち。
↑大きな藤の籠をイメージした「スペイン館」前にできた行列。スペインの都市の街を歩くような感じでスペインを体感できる内容。
エンタテイメント性の高いパビリオンが人気
数時間かけて並ぶだけでかなりのエネルギーを要しますが、それ以上に、並んでいる中国人入場者の熱気もすごい!
日傘や帽子は必須アイテムで、なかには折りたたみできる簡易椅子を持ち歩いてガンバる中国人来場者の姿も…
そんな長時間、炎天下で並ぶのは、大人でもつらいのに、子連れでなんてとてもムリ…
やはり、パビリオンに入場したい場合は、涼しくなって待ち時間も減る夕方~夜間がよさそうです。
「雰囲気を楽しむ」という趣旨に徹したわが家は、パビリオン外観を眺めて楽しみながら会場内を散策。
しばらく見ていると、人気、不人気の明暗がくっきりわかれているのがわかります。
人気が高いのは、世界最大の3D映画館(サウジアラビア館)、パートナーロボットや超臨場感フォト(日本館)など、最新科学技術やなんらかの仕掛けが楽しめるエンタメ性の高いパビリオン。
いっぽう、中国人に馴染みのない国や小さな国などは並ぶ列も短い。見ていると、10分くらいで入れそうなパビリオンもあります。
アジア&欧米のおもだったパビリオンは?
ゾーンごとにおもだったパビリオンを紹介していくと…
ゾーンBにある「マレーシア館」と「シンガポール館」。
↑右がマレーシアの伝統的な建築様式でつくられた「マレーシア館」、左がオルゴールをイメージした「シンガポール館」。マレーシア館にはミニゴルフ場があり、肉骨茶(バクテー)なども提供されています。
そして、おなじくゾーンBにある「オーストラリア館」。
↑赤褐色のアーチ状の外壁が印象的な「オーストラリア館」。旅行、発見、気ままな想像という3つのイベントエリアを設置。
ゾーンCにある「ペルー館」と「ブラジル館」。
↑手前の白い建物が「ペルー館」、奥の緑の建物が「ブラジル館」。ペルー館では、クスコのインカ遺跡やマチュピチュ遺跡についての紹介や、ペルーの食事が味わえます。ブラジル館では、サッカーやボサノバに関する展示があります。
同じくゾーンCにある「アメリカ館」。
↑白い建物の「アメリカ館」。屋上はエコ庭園になっているそう。環境の持続可能発展、団体の協力、健康な生活、米国華人の成果をテーマとした展示がみられます。
ゾーンCの「カナダ館」。
↑上から見るとカナダの頭文字「C」のカタチにみえる「カナダ館」。カナダが誇るサーカス団「シルク・ドゥ・ソレイユ」によるショーも開催。
ゾーンCの「ポーランド館」。
↑伝統的な切り紙と現代ファッション要素を合わせたデザインの「ポーランド館」。ショパン生誕200年に合わせ、館内の100台のピアノによる演奏会が毎日開催されているそうです。
ゾーンCにある「スイス館」。
↑二つの円形柱と芝生のある屋上からなる「スイス館」。館内は観覧車でまわるしくみです。
ゾーンCの「セルビア館」。
↑セルビアの伝統的な建物を改造したという「セルビア館」。外壁に取り付けられたLEDで夜はとても美しい照明で照らされる。「タイムマシーン」をテーマにした展示があります。
「クロアチア館」をのぞいてみると…
「記念にひとつだけ入ってみるか」と訪れたのは、個人的に大好きな国「クロアチア館」。
並ぶと意外にサクサク進み、外で並んだ待ち時間は10分弱程度。
入ってみると、その待ち時間の短さも納得しました。
とてもシンプルなつくりで、スクリーンに観光用の映像を流しているだけ…さぁ~っと流してしまうと、5分もかからず出口についてしまいました。
正直、「えー、これだけ??」。ちょっとがっかりします。
出口前のショップでは、発祥の地・クロアチアらしく、ネクタイを販売していました。
来場記念に「万博パスポート」はいかが?
そして、ふと気づくと反対側に人だかりが。「なんだなんだ?」と近づくと、「万博パスポート」に記念スタンプを押してもらうコーナーでした。
「万博パスポート」は、万博会場内の公式グッズショップにて30元で販売しています。
なかなか国外へ旅行する機会がない一般中国人にも、海外旅行の気分が気軽に味わえるためか、とても人気があります。
できるだけたくさんのスタンプを集めようと熱意を燃やす人も多く、万博参加国のほとんどからスタンプを集めたパスポートはプレミアムがつき、インターネットなどでかなりの高値で取引されているそうです。
プレミアムパスポートは数万円にまでなるとか…
わからないことはボランティアスタッフにきいてね
会場内の問い合わせには、インフォメーションセンターのほか、たくさんのボランティアスタッフが配置されています。
なにか質問があれば、とりあえず近場にいる、ボランティアスタッフに訊きましょう! わかりやすいシャツを着ているので、すぐ見つけられます。
世界中からの来場者を想定した万博だから、英語が通じるはず…と、試しに英語で尋ねてみましたが、にこやかに対応してくれました。
ちなみに、このボランティアスタッフ、開幕前に万博事務局の公募があったのですが、募集人数を大幅に超える応募があり、超難関だったとか。
中国語のできる私の友人も何人か応募していましたが、みんな望み叶わずでした。
なお、地下鉄の駅や街中にも、ボランティアスタッフが常駐する万博インフォメーションカウンターが設けられています。
地図やパンフレットなども、会場に行く前にココで手に入りますよ。
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