Published on 10.07.09

【香港】名物「巨大シャコ」も好みの味付けで…人気海鮮スポット「鯉魚門」で食物アレルギーの息子と楽しんだディナー

香港で海鮮料理を楽しむのなら「鯉魚門」！

2010年6月、2才6ヵ月の息子と母と香港へ行ってきました。

香港に親戚が住んでいるわが家では、香港へ行くとかならずリクエストして連れて行ってもらう場所があります。

それは「鯉魚門」（レイユームン）という、九龍半島の東端にある元漁村。

鯉魚門は、広東風海鮮料理が食べられるエリアとして有名なスポットで、「海傍道」という路の両脇にはたくさんの魚店が並んでいます。

そして、店頭の生け簀に放たれた新鮮そのものの魚介類を自分で選び、調理してもらって食べることができます。

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中心部の「チムサーチョイ尖沙咀」からはタクシーに乗り、30分弱（100香港ドル前後）で到着します。

路地の両脇にズラリと並ぶ生け簀が楽しい

今回訪れたお店は迷路のような狭い路地をかいくぐり、たくさんの生け簀（とレストラン）を通り抜けたところにあるお店（店名はチェックし忘れました…）。

向かいには、ドライフルーツやナッツ、お菓子を売るお店がありました。とはいえ、ほかの海鮮レストランのお向かいも、この類のお店なのですが…

まずは、生け簀のお魚を選びましょう。

アサリからアワビまで大小さまざまな貝類や、蟹やロブスター、小海老まで豊富。鯉魚門名物の、巨大でおいしいシャコまで、ところせましと並んでいます。

どうやって調理するの？　というような、巨大な魚もいました。

子供にはまるで「ミニ水族館」のように楽しめると思います。

ひとしきり息子とお魚見学を楽しんでいる間に、親戚夫婦がオーダーをすませてくれていました。

鯉魚門には、個人でも行けますが（現地でも日本語や英語が通じます）、問題なのは人数。

中華は大皿から取りわけることになります。少人数だといろいろなお料理をオーダーすることができないので、不完全燃焼になりそう……

そういう意味では、オプショナルのツアーを選んでもいいかも知れません。

名物「巨大シャコ」をはじめ、アワビ、エビを堪能

今回食べたのは、

小さめの海老をボイルしたもの
アサリの豆板炒め
巨大シャコのフライ
アワビの蒸し物
大きなお魚の蒸し物
上記のお魚から取られたと思われるスープ
デザートのフレッシュマンゴー（これまた美味！）

↑手前は、海老をボイルしたもの。無味なので唐辛子醤油ダレで調味して食べます。右端に写っているオレンジジュースは、息子用のフレッシュオレンジジュース。「ちょっと一口♪」と、飲みたくなるフレッシュ感でした。

↑鯉魚門名物の「巨大シャコ」。奥は「アサリの豆板炒め」。

大人4人+2才児1名にしては、かなり食べちゃいました!!　あまりにオイシく、写真を撮り忘れたものもありすごく後悔…

気になるお値段は…？　スミマセン、現地在住の親戚がご馳走してくれたため、不明です…
一般的には、飲んで食べて大人ひとり約700香港ドル=8500円前後くらいが目安になるようです。

中華料理では、ピーナッツオイルが多用されています…

息子は、複合アレルギーっ子（卵、小麦、大豆など）ですが、鯉魚門なら調理方法なども指定できるので、ある程度食べられるものもありそうと期待していました。

が、ミニ水族館に熱中していた結果、事前にNGの食品をお店に伝えないままのオーダーとなってしまい…

上記メニューで、息子が食べられたのは、海老のボイル（タレなし）と、魚の蒸し物（醤油のかかっていない部分）、ご飯、デザートのフレッシュマンゴーでした。本人は満足していたようです。

見落としがちなのは、「ピーナッツオイル」。息子はピーナッツもNGなのですが、日本ではなかなかお目にかからないため、完全ノーマークでした。
中華料理ではピーナッツオイルは、わりと多用されるのだとか。これは予習不足でした。
日本国内では過剰に注意しなくてもいいピーナッツアレルギーですが、中華料理では要注意。

ピーナッツアレルギーのお子さんは、重々ご注意を。

By TOMOE