Published on 10.08.06
【旅*流儀90】コレがあれば退屈対策のオモチャや本は不要に!? 子連れにもありがたい「機内エンターテイメント」
どうせなら「機内エンターテイメント」を楽しみたい!
「機内エンターテイメント」は、飛行機に乗る楽しみのひとつ。
以前は、ビジネスクラス以上でない限り、パーソナルモニターもありませんでした。
が、最近のエコノミークラスでは機内エンターテイメントを楽しめるように、パーソナルモニターを設置する航空会社も増えてきています。
映画ではオンデマンドで見たいプログラムを選べ、見るタイミングも自由。途中で寝てしまったら、途中から見ることができます。
各映画の説明などもあらかじめ画面上で確認してから、プログラムを選ぶことができるのもうれしい。
音楽もオンデマンドで選ぶことができるようになり、自分の好みの曲を集めてジュークボックスをつくって聞くことができるなど、とても便利で楽しく利用できます。
子どもには、アニメプログラムやゲームが大人気!
パーソナルモニターは、子連れファミリーにとってもありがたい存在。
自分の座席がある年齢の子供なら、子どもには子供向けのアニメや映画を観せて、その間、親はゆっくりと自分の好みの映画や音楽を楽しんだり、リラックスすることもできます。
パーソナルモニターがなければ、退屈対策としてオモチャや本、ゲーム機などを用意しなくてはならず、必然的に荷物も増えてしまいます。
航空会社によっては日本語の映画は限られてはいますが、英語でも子供向けのプログラムであれば、ストーリーは理解できるようです。
以前、子どもの映画を英語で見た7才のわが子も「言葉はわからないけれど、おもしくて意味がわかった!」と言っていました。
ゲームのコントローラーがついていれば、ゲームもできます。
わが家のように、まだDSなどを持ってない子どもにとってはかなりウキウキするコンテンツで、海外旅行に行くと決まると「飛行機にゲームある?」とまず聞いてくるほど。
しかし、ハマってしまうと夢中になって寝てくれず、現地で寝不足気味となりうまく時差と対応できないことも。
そのため、わが家は時間を決めて、睡眠も決まって取らせるようにしています。
今後は「機内エンターテイメント」の有無も飛行機選びのポイントに
ちなみに、「機内エンターテイメントの充実度ベスト3」(ABロード調べ、2010年)は、1位エミレーツ航空、2位シンガポール航空、3位ヴァージン・アトランティック航空なんだそう。
この3社の充実度は群を抜いており、ABロードによると「エミレーツの『ice』は1200チャンネル、シンガポール航空『クリスワールド』のプログラム数は1000以上、ヴァージン・アトランティック航空は計300時間」という豊富なコンテンツを用意しているのだとか。
マイレージを貯めている、言葉が通じてサービスがきめ細かいほうがいい…といった理由で航空会社を決める人も多いと思います。
しかし、今後は「機内エンターテイメントの充実度」も重要な要素になってくると思います。
ただし、LCC(ロー・コスト・キャリア、格安航空会社)や、格安航空券やツアーで使われる航空会社では、いまだにパーソナルモニターが設置されていないところもあります。
たとえば、日本の航空会社であれば、映画なども日本人ウケするものが多い気がしますが、これが米系だとハリウッドの最新作をいち早く観ることもできます。
わが家のこの夏の旅先の路線では、アメリカのエアラインだと日本で上映中(当時)の「Sex And The City2」をみることもできました。
普段、ゆっくりと音楽を聴いたり映画を見ることのできないので、機内エンターテイメントはありがたいですよね。
各航空会社のHPで、路線ごとの機材を確認する際にパーソナルモニター付きかどうかもわかりますし、プログラム内容もチェックできるので、時間があればのぞいてくださいね。
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