Published on 10.08.18

【サンフランシスコ38】市内のケーブルカーを動かす原動力がある「ケーブルカー博物館」と、世界一のくねくね坂道「ロンバート・ストリート」

ケーブルカーの原動力がある「ケーブルカー博物館」

2010年春休み、7才の息子とふたりで訪れたアメリカ・サンフランシスコ San Francisco。

サンフランシスコ名物「ケーブルカー」のパウエルハイド線、パウエルメイソン線に乗り、停車場で「チャイナタウン！」と車掌さんが声をかけたら、つぎは「ケーブルカー・ミュージアム！」です。

ココで降りると、角にレンガ造りの「ケーブルカー博物館 Cable Car Museum」があります（入場無料）。

[googlemap lat="37.79453" lng="-122.411384" width="465px" height="250px" zoom="14" type="G_NORMAL_MAP"]San Francisco, CA 94108[/googlemap]

単に展示物がある博物館ではなく、ココにはサンフランシスコのケーブルカーの動力の原点があります。

まず、なかに入るとゴーゴーと音を立てて大きな滑車が回っています。

この滑車とケーブルで、サンフランシスコの町中を走るケーブルカーを動かしているそうです。
道では線路のうえを走っているという感じにしか見えませんが、道路の下に滑車を遣ってケーブルを送りだし、ケーブルカー博物館を出発点にして3路線をぐるっと回って戻ってくるという仕組み。
それを「グリップマン」と呼ばれる運転手がレバーをつかんだり離したりしながら操作して、ケーブルカーが動いているのです。

無料だけど、勉強になる資料もいっぱい

入場無料ということで、とくに期待もしませんでしたが、ケーブルカーの動く仕組みがわかり、昔の車両や写真が飾ってあったりして息子は楽しかったようです。

私自身もいままで何度となくケーブルカーで素通りして降りたことがなかったのですが、勉強になりました。

世界一のくねくね坂道「ロンバート・ストリート」

その後、目の前の停車場からケーブルカーに乗り、世界一のくねくね坂道で有名な「ロンバート・ストリート Lombard street」へ。

パウエルハイド線で「フィッシャーマンズ・ワーフ」へ向かう途中、最後に丘のうえから海が見えてきたら「ロンバートストリート！」と車掌さんが教えてくれます。

[googlemap lat="37.80205314400207" lng="-122.41846561431885" width="465px" height="250px" zoom="14" type="G_NORMAL_MAP"]San Francisco, CA 94123[/googlemap]

観光客がたくさん降りますし、みんな写真を撮っているのですぐわかります。

レンタカーを借りている人たちは、「この道に挑戦！」というかんじでくねくね道をゆっくりと運転していました。

[googlemap lat="37.802214" lng="-122.417967" yaw="286.61" pitch="-1.48" zoom="0" width="465px" height="250px" type="STREETVIEW"]San Francisco, CA 94123[/googlemap]

↑「ロンバート・ストリート」のストリートビュー。

道は上から下に向かって一方通行です。両脇に歩道（階段）があるので歩いて下まで行けます。

こんな急な道の両脇にもお家が建っていて、しかもオシャレ。

一年中観光客だらけで「落ち着けないだろうな、申し訳ないな」と思いながらも私たちも写真をパチリ。

写真を撮るなら、上からよりも下から撮る方がくねくね度合いがよくわかると思います。

================================

息子とふたり旅のサンフランシスコも最終日。あっという間で、帰るのが本当に残念でした。

リゾートではなく街歩きも楽しめる年齢となり、今回の旅行は子どもにも本当に印象に残ったようです。

「もっともっと色んなところに行こうね！」と約束して帰国しました。

ケーブルカー博物館
住所：1201　Mason St.,　San Francisco, CA, 94108（Mason St.とWashington St.の角）
開館時間：10時〜18時（4月～9月）、10時〜17時（10月～3月）
休館日：元旦、イースター、サンクスギビング、クリスマス
入場料：無料