Published on 10.10.08
【旅＊流儀99】アメリカの「クリスマス・セール」シーズン到来…1ドル82円のいまこそアメリカ買物旅行がオススメ！
円高を享受しに、アメリカでお買い物旅行をしよう
2010年10月7日、1ドル=82円台11銭台と15年ぶりの高値をつけました。
ユーロも1ユーロ=114円台と、こちらも円買いの傾向が続いているようです。
円高に歯止めがかからないいまこそ、恩恵を享受しに海外旅行に出たいですよね。
今回は、 ハワイやグアムを含め、「この秋〜冬アメリカ圏の旅行でたっぷりお買い物したい！」と計画している人のために、「アメリカのセール事情」を紹介していきます。
クリスマス前の1ヵ月間は「クリスマス・セール」
秋から冬にかけてのお楽しみは、なんといっても全米で実施される大バーゲン！
子どもが生まれる前は、私もこの時期のセールを目当てに、毎年12月下旬から1月上旬はアメリカに旅行していました。
目玉となるのは、 なんといっても「クリスマスセール」！
11月第4木曜日の「サンクス・ギビング Thanksgiving Day」（感謝祭）の翌日（金曜日）からクリスマスまで実施される大規模なセールです。
このセールがはじまる日は「ブラック・フライデー Black Friday」と呼ばれ、お店が黒字になる金曜日という意味。
日付が変わった深夜0時や早朝から特別なセールが行われ、大勢の人が深夜に並んで買物をします。
クリスマスまでの1ヵ月間、街は活気にあふれます。レジは人だかりで、長い間待つ場合もあります。
12月25日のクリスマス当日は、家族で過ごすのがアメリカ流。
そのため、お店や博物館、美術館などは定休日となっているところがかなり多いのでご注意を。
「アフター・クリスマスセール」でさらにオトクに！
そして、翌12月26日からも、お楽しみの「アフター・クリスマスセール」があります。
たった1日の違いですが、ビックリするほどオトクなセールが展開されます。
たとえば、アウトレットではすでに格安となっている商品がさらに半額になっていたりすることも…
なので、狙い目の商品があれば25日までに目星をつけておき、在庫がありそうなら26日にお店を再訪するのもひとつの手です。
シーズンモノは、確実に値段が下がっているはず。
事前に、お店の人に情報を聞くのもいいかもしれません。仲よくなれば、セールの日までお取り置きしてくれるお店もありますよ。
1月に入ると、さらに何日かごとにどんどん値段が下がっていきます。
デパートや直営店でもブランド品がかなりお安く手に入ることもあります（ただし、定番モノや一部ブランドは対象外）。
「クリスマス・セール」を目的としたツアーも登場！
アメリカのセールのオモシロさとオトク感に目を付けた、おもしろいツアーも売り出されています。
「近畿日本ツーリスト」が販売する「感謝祭 de ショッピング5日間」というツアー。
11月23、24日発限定で、目的地は、ニューヨーク、ラスベガス、ロサンゼルスのいずれかとなります。
このツアーの目的は、各地の「プレミアム・アウトレット Premium Outlet」で11月26日深夜0時にスタートする「ミッドナイト・マッドネス・セール」。
セール前日の25日夜に現地で集合し、アウトレットには0時前に到着。そのあとは、ひたすらお買い物！ 朝6時くらいにホテルに戻ります。
子連れでは過酷ですが、時差のあるニューヨークなら上手く時間調整すれば可能かもしれません。
また、子連れで長時間はキビシイものもあるので、退屈させないグッズなどを持参して用意周到に行くといいですよ。
ちなみに、今回対象となるニューヨークやラスベガス、ロサンジェルス近郊にある「プレミアム・アウトレット」にはすべて行ったことがありますが、行き方はカンタン。
なので、レンタカーを利用して個人で行くのもいいかもしれませんね。近くのモーテルに宿をとれば、買い物もゆっくり楽しめるはず。
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航空券も11月下旬は安い時期ですし、年末もクリスマスくらいまではまだそう高くはありませんよ！
ちなみに、このところ、日本でドルに両替して行くよりも、アメリカのATMでキャッシングするほうがレートがオトクなこと多いようです。
街中にはATMがあるので、必要なぶんだけ現地で出金するといいかもしれません。
長い冬のために、高めのアウターを安く購入
この時期の買物のコツは、来シーズンやまだまだ長い冬のために少し高めのアウターを安く購入すること。
気に入ったモノがあれば、色違いで大人買いしちゃいましょう。
また、アフター・クリスマスセールではクリスマス関連商品もガクンと値段が下がります。
日本では輸入モノのクリスマス・グッズはそれなりの値段がするので、来年以降のために、カワイイモノを格安で「ここぞ」とばかりに大量買いするのもいいですね。
帰国後はお正月が控えているので、親戚などにこの旅行で購入したものを渡せば、ありきたりなおみやげよりは喜ばれるはずです。
【おまけ】クリスマスシーズンならではのアメリカの楽しみ方
この時期、アメリカの旅行がオススメな理由には、クリスマスのためにデコレートされた街の美しさもあります。
各ショップやショッピングセンターをはじめ、街中の至るところに飾りつけがされ、夜はイルミネーションで本当に美しい。
ニューヨークなどの東海岸では、雪がちらつく寒い時期ではありますが、雪が積もればとってもロマンチック。
この時期ならではの街の風景を見ることができ、気分はさらに舞い上がります。
また、サンクスギビングが終わると、リビングルームにクリスマスの飾りつけをする家庭も増えます。
じっくりもみの木を選んで購入し、ていねいに飾り付けをしてツリーは完成。
東海岸では暖炉のある家も多いので絵になりますし、お部屋はモミの木の自然の香りが漂い、「クリスマスシーズンが来た！」と、みんなワクワク。
プレゼントは「Under the Tree」といって、モミの木の下に25日朝まで置いておきます。この数が半端ではありません。
ちなみに、クリスマスが終わっても街はしばらくの間そのまんま。
クリスマスの飾りはすぐに片付けたりはしないので、1月に訪れてもちょっとオトクな気分ですよ。
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