Published on 10.10.04
【グアムツアー総研06】タモン&タムニングのエリア特徴と島内での移動手段を踏まえてホテルを選ぶ<ホテル選びのコツ>
ホテルはタモンエリアに集中
「グアムツアー総研」では、これまでグアム便のあるエアライン4社について調べてきたワ。
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今回からは、グアムの「ホテル」選びについて調べていくワネ。
まずは、ホテルのあるエリアと、グアム島内での移動手段から<グアムのホテル選び>について考えてみたワ。
グアムは、淡路島と同じくらいの面積(約550平方キロメートル)を持つ島だけど、ホテルは島の北西部にある「タモン Tumon」地区と「タムニング Tamuning」地区に集中しているの。
↑タモン湾に向かって建つ「ウェスティン」。写真左側に少し見えているのが「グアム・リーフホテル」。
タモン地区からクルマで30分ほどの場所にある「レオパレス」は、エリア的にもコンセプト的にも異色のリゾートね。
「タモン、タムニング以外にホテルはないのかしら?」と調べてみたけれど、ローカル向けのモーテルタイプだったり、米軍関係者向けの長期滞在向けホテルだったりするので、観光客向けではないようネ。
グアムのことがよくわかる「グアムと日本人」
「それにしても、なぜ、タモンを中心としたエリアにホテルやレストランなどが集中しているのかしら…」
そんな素朴なギモンが浮んだのは、きっとママ子だけじゃないはず。
もちろん、タモン湾の透き通った美しい海と白砂のビーチは、なんといっても魅力的よネ。
この美しさゆえに、タモンがリゾートとして開発される大きな理由になったようだけど…
グアム観光の歴史にまつわる資料を探していたら、「グアムと日本人」(岩波新書、山口誠/著)という本を見つけたワ。
この本では、第二次世界大戦当時、「大宮島(おおみやじま)」と呼ばれていたころから日本と深い関係にあったグアムを、「観光業と旅行者」を軸にして徹底的に調査しているの。
グアムに日本人観光客が訪れるようになったのは、1960年代後半から。1970年ころから、ヒルトンやリーフホテルなどの大型ホテルがつぎつぎとタモン湾沿いに建設されたようネ。
タモン地区にホテルが集中するようになった背景には、歴史的な問題やグアム経済の状況、日本のリゾート開発業者などの思惑などが絡み合っているようだワ…
とっても興味深い内容だけど、ココでは脱線してしまうので、続きは「グアムと日本人」を読んでみてネ。
「ガイドブックを読んでみても、いまいちグアムがわからない…」と感じる人には、オススメの1冊ヨ☆
タモン地区とタムニング地区
さて、このタモン地区のホテルは20軒ほどあり、タモン湾沿いに走る「ホテルロード」という道路沿いにたくさんのホテルが並んでいるワ。
北は「ニッコーグアム」にはじまり、南は「ヒルトン・グアム」に至るまで、約1キロほどの距離に「アウトリガー」「グアムプラザ」「フィエスタ」「マリオット」「P.I.C」などおなじみの大型ホテルが並んでいるワ。
ホテルロードには、飲食店やみやげ屋、ショッピングモールなども適度に軒を連ねているから、タモン地区は利便性が高いと言われているのネ。
ただし、小さなエリアに思えても、点在しているホテルから繁華街の「プレジャーアイランド」まで歩いたりするのは、じつはタイヘンなの…
とくに、日中は暑いので、子連れでの徒歩移動はあまり現実的ではないようネ、
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タモン地区西南の隣にあるのが「タムニング」地区。
アガニア湾に面して「シェラトン」「オンワード」「サンタフェ」といったホテルがあるワ。
このエリアにあるホテルでは、ちょっとお買い物や食事に…とタモンエリアのようにブラブラ歩きが楽しめるわけではないので、ホテルでのんびり…という滞在スタイルがピッタリだと思うワ。
シェラトンやオンワードにも大きなプールがあるので、ひたすらプールでまったり…という過ごし方もリゾートらしくていいわよネ。
6才以下は無料の「シャトルバス」
グアムでの移動手段は、シャトルバス、タクシー、レンタカーになるの。
大半の観光客が利用することになるのが、「シャトルバス」。
「マイクロネシアモール」や「グアム・プレミアム・アウトレット」(GPO)、「Kマート」といった人気のお買い物スポットをはじめ、恋人岬やデデド朝市、チャモロビレッジなどを結んでいるの。
シャトルバスは、どの路線も片道3ドル。1日乗り放題パスが10ドル、5日間載り放題が20ドルヨ(すべて6才以下無料)。
ただし、間隔も10〜20分ほどでそれほどヒンパンではなく、タイムスケジュールも正確でないことが多いようなので覚悟してネ。
「レンタルサイクルがあれば便利かも…」と思ったけれど、ホテルロードは自転車が走りやすい道路ではなく、子供を乗せるタイプの自転車のレンタルはないそうヨ…
ちなみに、レンタルサイクルは「コンビニエンス大阪」でのみ、借りることができるワ。
↑グアムで唯一レンタルサイクルを置いている「コンビニエンス大阪」。ホテルロードを挟んで、「フィエスタ」のほぼ向かい側にあります。
「タクシー」の使い勝手について
タクシーは、主要ホテルやショッピングモールでは乗り場があるけれど、観光客があまり行かない場所ではほとんど走っていないみたいネ。
グアムはクルマ社会。なので、タクシーはローカルではなく観光客がおもに利用するのだから仕方ないワネ。
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ちなみに、ホテルロードより1本内側(空港側)にある「マリンロード」沿いにある飲食店や、GPO周辺の飲食店などではホテルまで送迎サービスをしているところもあるワ。
そういったサービスも上手に使って移動したいわよネ。
タモンの繁華街にある「DFS」では、タモン以外のホテルからの往路の片道タクシー代が無料になるサービスも行っているワ。
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利便性はバツグンの「レンタカー」
レンタカーは、24時間30ドルくらいから借りられる格安の個人経営のお店から、バジェットやニッポンレンタカーなどおなじみのレンタカー会社まで揃っているワ。
繁華街の中心にある「プレジャーアイランド」にも駐車場があるほか、ホテルやショッピングモール、個人経営のレストランまで、たいていの場所に無料駐車場があるから、レンタカーがあると気軽に出かけられるわネ。
↑「プレジャーアイランド」の駐車場。
島南部へのドライブや、グアム随一の美しいビーチ「リティディアン・ビーチ」に足をのばす予定なら、レンタカーは子連れの場合、必須だと思うワ。
【関連アンサー】南部でまったり過ごせるレストランは?
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グアムは日本とは異なる右側通行であるうえ、交通ルールも異なるので運転の際はよ〜く注意してネ。
万が一事故にあってしまった(起してしまった)…となると、その後の対応はもちろん、どれだけ補償にオカネがかかるかもわからずとっても不安よネ。
そんなときのために、保険補償内容をよくカクニンしておいてネ。
「500ドルまでは免責」などとうたっている場合、ちょっとこすっちゃった場合(←このパターンが一番多い)の修理代は自己負担になることもあるから、ママ子はかならずフルカバーの保険に入るようにしているワ。
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