Published on 10.10.09

【食べごろ上海17】約300の子供用品店が集結！「普安路子供服市場」でGAPやプチ・バトーなど有名ブランドのB級品を格安で手に入れる

子供用アイテムが格安で手に入る市場へ

日本の量販店などで買う子供服は、だいたい「made in China」。

量販店でなくても、「Gap」や「Zara」などの人気ブランドでも中国製ってホント多い！
では、中国にある「Zara」の店舗で子供服が安いかといえばそうでもなく、正規店で買えば日本と同じ値段です。
メイド・イン・チャイナでも、中国で安いわけではないのね･･･

超ローカルなお店では、ローカルっぽい服が安～く売られています。

でも、日本で着せることを考えるとデザインや品質もいいものが欲しい。

上海には、そんなママの欲求を満たしてくれ、お財布にもやさしい「子供服市場」があるのです。

その子供服市場、上海に数ヵ所ありますが、今回は、上海市街からアクセスがよく、もっとも人気のある市場をご紹介します。

「B級品」だけど品質はほぼ問題なし

「普安路（プーアンルー）」といえば、上海在住ママの間ではとっても有名な子供服市場のある場所。

正確には「霓虹児童広場普安店」というそうなのですが、みなさんたいてい「プーアンルーの子供服市場」と呼んでいます。

ちなみに「霓虹児童広場」は、普安店のほか上海市内に大华店、武夷店、田林店の4店舗あります。

アクセス方法は、地下鉄1号線「黄陂南路」駅から徒歩10分。はじめての場合はタクシーで。「普安路×金陵路」と書いた紙をドライバーに渡せばオーケーです。
日本人の上海在住ママだったら、少なくとも一度は足を運んだことがあるはず。

「子供服はかならずプーアンルーで買う！」といい切るお母さんも少なくありません。

ココの市場では、中国工場で作られた子供服で最終検品落ちなどのいわゆる「流れモノ」や「B級品」が売られています。
もともとのデザインはブランドものが多く、ちょっとほつれている、よれてしまった…などの理由で検品落ちしてしまったものばかりなので、シロウト目にはほとんど問題ありません。
「GAP」や「Zara」などの商品も見かけることが多く、運がいいと「プチ・バトー」や「カーターズ」などの掘り出し物もあります。

↑わが家が訪れた際は、「プチ・バトー」のコートを発見！

地下のモールに並ぶ300もの店舗

入り口には「霓虹児童広場」という大きな看板があり、この地下1階（8300平米）に約300店舗がモールのように軒を連ねています。

「いったいどこに入ったらいいの？」と最初は圧倒されてしまうほど、お店がた～くさん。

商品もところ狭しと並べられています。

足しげく通うママ友達に聞いてみると、探すコツとしては「掘り出しものやいいデザインのものを置いてるお店は、正面のディスプレイが比較的キレイなのよ～」とのこと。

「あ、ここちょっと気になるな～」と思ったら、とりあえず入ってみて、手にとってざっくり見てみるのがいいのだとか。

本物B級品（ブランド工場からの流れモノ）と、なんちゃってニセモノ（？）が混在しているお店もあるのですが、タグや生地をよく見ればだいたい判別できるそうです。

「ティンバーランド」のポロシャツは約430円

下着やスタイなどは5元（約62円）くらい、シャツやカットソーは20元（約250円）くらいから。

私が行ったとき「Timberland」のポロシャツが売っていたので、値段を聞いてみたら35元（約430円）でした。

シャツやズボン、スカートやワンピースなどの服以外にも、ダッフルコート、フェイクムートン、靴、レインシューズ、帽子、アクセサリー、ベビー用品、文房具やオモチャまで、ほんとうにいろいろなものが売られています。

↑長靴やスニーカーが並ぶ靴屋さん。

↑髪飾りなどのアクセサリーも並びます。

↑オモチャのお店。

とりあえず値段を聞いてみよう

気になるお値段は…というと、値札が出ている商品と、出ていない商品があります。

値札がついていないもので気になったら、気軽に「多少銭（ドゥオ・シャオ・チェン）？」と聞いてみてください。
ムリに中国語を使わなくても、お店の人はわかっているので「ハウマッチ？」「いくら？」など、何語で聞いてみてもだいたい大丈夫。
中国語がわからないお客さんには、電卓でお値段を教えてくれます。