Published on 10.11.06
【食べごろ上海21】世界遺産の庭園「拙政園」からのびる、水路と美しい石畳の小道「平江路」でお茶したり散策してみたり…<蘇州観光編>
蘇州4大庭園「拙政園」へ
世界遺産ファンや史跡に関心のある人なら、見どころいっぱいの蘇州。
世界遺産でもあり、蘇州4大庭園と呼ばれるのは、拙政園、獅子林、滄浪亭、留園。
留園以外は外城河と呼ばれる運河の内側、市内中心部にあるので、アクセスもよく効率よく回れます。
わが家がまず向かったのは、拙政園。
16世紀・明の時代に造営された庭園です。
東園、中園、西園と呼ばれる3つの庭からできていて、それぞれに池やお堀がめぐらされています。
広さは約5万平方メートル。ひろいっ!
このときは息子もまだ小さかったので、ベビーカーも使っていたのですが、なにしろ意趣凝らした庭園。
岩やら橋やら段差やら、とにかくバリアだらけ・・・で、ベビーカーに乗せての散策はムリ!
ところどころ、東屋などの休めるところがあるので、休憩をとりながら回りました。
水辺から眺める、江南様式の建物と庭園はとても美しく、500年前の中国に思いを馳せてしまいます。
拙政園
住所:蘇州市東北街178号
開園時間:7時30分〜17時30分
入園料:3~5月と9~11月は70元、6~8月と12~2月は50元(季節により異なる)
人力車に乗って水路沿いの「平江路」へ
ひろーい庭をじっくり散策したので、ひとつ目で早くも疲れたわが家。
4大庭園制覇は諦めて、お茶休憩に出かけることにしました。
拙政園を出ると、観光用の人力車が。
タクシーは早くて快適だけど、せっかく観光に来たんだからそれっぽいこと試してみよう!
ということで、人力車のおじさんに「(地図を指して)ここまで行きたいんだけど、3人でいくら?」とたずねてみました。
「んー。10元かな」
タクシー初乗りと変わらない料金で微妙・・・
「どうせ値切れて数元だから、もういいじゃん」という夫の意見に賛成して、乗り込みました。
拙政園から南に約1.6キロ延びている平江路という水路沿いの道を走ってくれたのですが、美しい石畳が続き、とっても風情があっていい感じ~!
↑人力車は、石畳が美しい「平江路」をひた走ります。
親子3人で並んで座り、風を切りながらの人力車ライドは、とってもキモチいい!
カメラのシャッターを何度も切りたくなり、観光気分がとっても高まります。
「Ming Town Cafe」でひと休み
平江路を南に降りていく途中で、ちょっと気になったカフェがあり、戻ってお茶をすることにしました。
「MingTown Cafe」(住所:蘇州市平江路28号)という、ユースホステル「蘇州明堂青年旅舎」に併設されているカフェです。
古い建築物をモダンに改装したカフェ。ふかふかのソファも心地いい~。
ためしにカプチーノを頼んでみましたが、おいしい~。
モダンに進化する「平江路」
外に出たらもう夕暮れどき。ライトアップされた街並みはとてもキレイです。
太極拳をするおじいさんや、広場に集まってダンスをはじめる女性グループも見かけたりして、中国情緒満載。
↑「平江路」でダンスしていた、地元らしき女性のグループ。
たまたま歩いた、この「平江路」。じつは蘇州在住者には有名な通りだったそうです。
「平江路」は、拙政園(東北街)から蘇州グロリア・プラザ・ホテル(干将東路)まで、南北に伸びる約1.6キロの道。
平江路一帯は2005年に市の保護区になり、蘇州の昔の街並みがそのまま保存されているのだそうです。
下手に観光地化されていない、蘇州らしい風情が味わえる、散策好きにはたまらないエリア。
クルマも乗り入れ禁止なので、ゆる~り散歩ができます。
ここ数年でオシャレなお店も増え、週末は観光客でにぎわうようになったとか(でも、なぜか日本のガイドブックにはほとんど載っていない!)。
平江路には、カフェのほかにレストランもたくさんありますので、夕飯を食べるところに困ったら、ぶらぶら歩いてみるのもオススメです。
中華はもちろん、イタリアンなどの洋食系もあって、英語メニューも店先に出ているところもありましたよ。
海外旅行を便利にするサービス PR
・格安ツアーと航空券なら「H.I.S.」
・JALマイラーなら「JALパック」
・格安ツアーは「ABロード」で検索
・空席のみ検索して即予約「トルノス」
・ポイントもバッチリ「楽天トラベル」
・エアアジアは「Expedia」で予約
・定番の予約サイト「エクスペディア」
・プチホテルも網羅「Booking.com」
・アジアのホテルに強い「agoda」
・海外OPツアー予約の定番「Alan1」
・ハワイに強い「ダラーレンタカー」
・家族特約つきなら「JCBゴールド」
・子供専門英会話「リップルキッズ」