Published on 10.11.13
【食べごろ上海22】蘇州のシンボル「東洋のピサの斜塔」こと「虎丘塔」を見学したあとは、中国版ヴィーガン料理「素食」を堪能<蘇州観光その2>
蘇州にある「東洋のピサの斜塔」
東洋のベニスとも呼ばれ、世界遺産の庭園が点在する、情緒あふれる水郷の街「蘇州」。
庭園めぐりはちょっとお休みして、中心部からちょっと外れにある、呉王(約2500年前の中国春秋時代)の陵墓「虎丘」に足を伸ばしてみました。
ココの目玉は、「東洋のピサの斜塔」。
虎丘内部には、蘇州でもっとも古い塔(961年建築)があって、これがピサの斜塔のように傾いて建っているのです。
宋時代の有名な詩人・蘇東坡も「蘇州に遊びに来たなら虎丘にも行くべし~」と歌ってますし、蘇州で時間があったら、ぜひ古人のススメにも従っておきましょう!
「虎丘」には立派な塔がありました…
蘇州中心から北西に5キロほど行ったところにある虎丘。
タクシーで行くと、蘇州中心エリアから20数元くらいで到着します。
入り口は2ヵ所(北門と南門)あるそうですが、私たちは南門の「頭山門」から入場。
中国らしい黄色の門で、ぱっと目を引きます。
南門をくぐって、ゆるやかな坂になっている石畳の階段をてくてく上ります(ココもベビーカーでの観光はムリ…)。
陵墓なだけに、途中に墓石などの見所がありますが、とりあえず目指すは斜塔!
石畳の階段をまっすぐ進んでいくと、広場に出ます。
この広場に千人岩という岩があって、陵墓完成後に千人もの労働者が殺されたとか・・・
由来を聞くとなにやら物騒ですが、入園のみなさんは軽い登山の疲れからか、ここでのんびりくつろいでました。
この広場から、メインの「東洋のピサの斜塔」がついにお目見え~!
正式名は「雲岩寺塔」。通称で「虎丘塔」というそうです。
7層8角形の塔で、高さは47.5メートルあります。地盤沈下で、現在5度ほど傾いているとか…
1階だけなら、内部にも入れます。残念ながら内部の写真撮影は禁止でした。
ランチは「ヴィーガン料理」を楽しみました
虎丘を下山したら、ちょうどランチタイム。
300年の歴史を誇る老舗店「功徳林」で、蘇州の名物料理のひとつ「素食」を試してみることにしました。
素食は、中国の精進料理で、肉や魚などの動物性たんぱく質をいっさい使わないヴィーガン料理。
豆腐、芋、こんにゃくなどを使って、肉・魚もどきの味を出しています。
「え~、ヴィーガン?」といまいち乗り気ではなかったのですが、頼んだ皿のひとつひとつが、見た目にもなかなかよく、しかもおいしい!
↑海老とセロリの炒めもの「白果蝦仁」。
ほどよくあっさりした味付けで、芋やこんにゃく、豆類を多く使っているせいか、食感もいい。
お肉を使っていないのに、ランチビールがすすみました!
一皿20~25元くらいだったので、お財布にもやさしかったです。
日本で「精進料理」と聞くと、なんだか背筋が伸びますが、このお店は老舗にもかかわらず、とってもカジュアル。
わたしたちの行ったときは、地元民が家族大勢でランチをしてました。
お店は有名なお寺・西園の真向かいにあるので、タクシーの運転手さんには「西園」と伝えたほうがわかりやすいと思います。
なお、こういうローカルレストランでは、おてふきが出てこないし、お箸もビミョ~なものが多いので、気になる人は日本からウェットティッシュや割り箸などを持参するといいかもしれません。
虎丘
住所:蘇州市虎丘山門内8号
電話:0512-6723-2305
開園時間:7:30-17:30
入園料:大人40元(10月31日から4月15日)、または60元(4月16日から10月30日)、1.2メートル以下の子供は無料
功徳林
住所:蘇州市西園弄5号
電話:0512-6533-2494
営業時間:7時〜19時、無休
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