Published on 10.12.11

【食べごろ上海26】「安福路」の帰りに立寄りたい、とっておきレストラン「申粤軒」と東北料理店「東北人」

「安福路」帰りに立寄りたいレストラン

いまの上海をのぞきに、オシャレな小道「安福路アンルーフー」をてくてく歩いていくと、ちょうど西のつきあたりにあるのが「丁香花園」。

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丁香花園は中国・清の時代の高官が、愛人・丁香のために造った別荘として知られる場所。

その庭園内に建てられた広東・上海料理レストラン「申粤軒（しんえつけん）」は、おいしい中華が食べられるお店として有名なのです。

広くて美しい庭園を眺めながら食事が楽しめる、ということで、上海人にとっては昔から名の通ったお店。

週末や祝日などに行くと、結婚披露宴などがにぎやかに行われていたりします。

いまでは、在住欧米人や日本人にとっても、上海観光に来たお友達を連れて行く定番アテンドレストランとなっています。

雰囲気は最高だけどランチはオトク

レストラン入り口は安福路側にはなく、ぐるっと回って「華山路」という通りにあります。

門をくぐって、美しい庭園を眺めながら進んでいくと、目の前に邸宅レストラン「申粤軒」が見えてきます。

一品料理もおいしいのですが、ココのオススメはなんといってもランチの飲茶メニュー。

オーダー式飲茶なので、自分の好きな点心を選んで、紙に印刷されたメニューの空欄にマルするだけ。

↑広東点心でおなじみの「腸粉」。ぷるぷるの皮に具材が包まれています。

↑「大根もち」と「チャーシュー饅頭」。

できたてほかほかの点心がつぎつぎにテーブルに並べられます。
ちなみに、ワゴン式飲茶はいまのところ上海では見たことがありません～。
点心以外でオススメなのは、「福建炒飯」。

↑海鮮入りのあんが、炒飯の上にとろ～りとのっていて、絶妙なお味。

チャーハンが大好きな子供たちにも大好評のメニューです。

食べ放題ではありませんが、とてもリーズナブルなので、お財布を気にせず頼んで大丈夫！

おなかいっぱい食べても、ひとり70元（約900円）くらいです。

上海名物「生煎」（シェンジェン）もココで食べられます。「屋台の生煎は衛生的に気になる～」という人は、ココでぜひ頼んでみてくださいね。

丁香花園「申粤軒」
住所：上海市華山路849号
電話：（021）6251－1166
営業時間：11時～14時30分（ランチタイム）、14時30分～17時30分（午後のティータイム）、17時～24時（ディナータイム）。週末は7時～24時まで営業。

上海に6店舗ある東北料理レストラン「東北人」

中国で餃子、といえば水餃子。

でも、水餃子はキホン的に東北地方の料理なので、上海のレストランではあまり見かけません。

「やっぱり中国に来たからには、水餃子食べて帰ろう～」という場合には、ちょいローカルな雰囲気漂、東北料理レストラン「東北人」へ行きましょう！
名前そのまんまに中国東北料理を出すレストランで、中国全土に20店舗以上を構える大型チェーン店。上海にも6店舗あります。
第1号店は中国の南の端「海南島」からはじまったそうですが、オイシさと安さであっという間に全国区。

安福路の近くには「番禺路店」があります。