Published on 10.12.10

【クアラルンプールグルメ＊9位】白身魚の出汁とショウガが効いたスープが日本人好みの中華風汁そば「フィッシュ・ヘッド・ヌードル」

【KLグルメ第9位】
「フィッシュ・ヘッド・ヌードル Fish Head Noodle」

↑揚げた魚の頭が入った「フィッシュ・ヘッド・ヌードル」。マレーシアでは肉を使ったスープが多いのですが、魚を使ったものはめずらしくさっぱりと食べられます。

■オススメ度（5点満点で）：
★★★☆☆
■子供は食べられる？：
カラくないので食べられます。ただし、魚の小骨に気をつけて…
■食べられる場所は？：
屋台をはじめ、専門店では「ウーピン・フィッシュ・ヘッド・ヌードル Woo Pin Fish Head Noodle」がオススメ
■お値段は？：
6リンギット（約180円）前後

白身の魚が入った、日本人好みの汁そば

「フィッシュ・ヘッド・ヌードル」は、その名のとおり、魚の頭が使われたスープにビーフンが入った中華系の汁そば。

お店の看板や品書きで、漢字で「魚頭米粉」と書いてあるのが、この「フィッシュ・ヘッド・ヌードル」です（「米粉」はビーフンという意味）。
お店によっては、麺を数種類用意しているところもあり、ビーフン、揚げた麺、黄色い卵麺から、1種類もしくはミックスでオーダーすることも可能です。
「フィッシュヘッド」という名前ではありますが、たいていのお店では頭はもちろん、ヒレや骨の周りなど、頭以外の身も入っています。

使われるのは、「レッド・スナッパー Red snapper」という鯛と似た味の白身魚が一般的。

ひと口サイズに切って揚げた魚が入っているのが定番ですが、揚げていない魚やフィッシュボール（すり身を団子状にしたもの）を具材に選ぶことも可能です。

トッピングとして、エビを追加することもできますよ。

ショウガが効いたスープは、すっきりとおいしい

スープには、トマトやショウガ、塩漬けされた酸味のある野菜（Salted Vegetabl）なども入っており、ショウガの効いたすっきり味のスープは日本人の口に合います（ただし、魚の小骨には注意）。

スープに梅干が入っているお店もあります。

↑オレンジがかったスープの「フィッシュ・ヘッド・ヌードル」。しょう油が入ったタイプです。

↑白いスープのタイプもあります。こちらは、エバミルクが入っていますが、普通の牛乳入りのお店もあるようです。

麺と一緒に「チリソース」が付いてくることがあります。

このチリソースは、ちょっと苦くて、臭みがあってカライ。

ニンニクと、チリと発酵させたエビなどが入っているような味ですが、好みに応じて入れるといいと思います。
ちなみに、ペナンで食べたものはトムヤムクンに近いような味で、具もレモングラスやグリーンチリ、トマトが入っていました。こちらは透明なスープで塩味でした。

コアなファンも多い人気店はコチラ！

オススメの専門店は、「ウーピン・フィッシュヘッド・ヌードル Woo Pin Fish Head Noodle」（住所：Jalan1/109F, Taman Danau Desa, KL、営業時間：7時30分～夜）。

[googlemap lat="3.098263" lng="101.686368" width="465px" height="250px" zoom="12" type="G_NORMAL_MAP"]Taman Danau Desa, 58100 クアラルンプール, クアラ・ルンプル, マレーシア[/googlemap]

いつもたくさんのお客さんが来ていて、週何回も通っている人や、毎週末食べに行くというコアなファンも多いです。

上記で3枚紹介している「フィッシュ・ヘッド・ヌードル」の写真は、すべてこちらのお店のもの。

おいしそうでしょっ！