Published on 10.12.14
【てくてくオアフ*03】「ホノルル・アカデミー・オブ・アート」が第3日曜に開催している「ファミリー・サンデー」は見逃せないっ!
■対象年齢は?
4才〜大人まで
■バギーの使用はできる?
使用できます
■オムツ替えの台はある?
使用できます
■授乳室はある?
ありません
■所要時間はどのくらいかかる?
全体をまわるのに1〜2時間
■子連れでのオススメ度 (10点満点での評価)
★★★★★★★★☆☆
オアフの国際色豊かな文化や芸術が体験できる!
私がハワイ諸島のなかで、ここオアフ島に暮らしている理由のひとつは、さまざまな文化が融合する場で生活し、育児がしたかったから。
オアフ島には、ハワイに集まるさまざまな国の芸術や文化を気軽に体験できる場所がたくさんあります。
「ホノルル・アカデミー・オブ・アート Honolulu Academy of Arts」もそのひとつ。
ワイキキ方面からだと、「The Bus」で約20分。クルマでは、オープン前後は混み合いますので時間を少しずらして出かけてください。美術館裏の駐車場、もしくは路上のコインパーキングが便利。
子供たちに優しい美術館もいくつかありますが、今日はココで開催されているイベント「バンク・オブ・ハワイ・ファミリー・サンデー Bank of Hawaii Family Sunday」をご紹介しましょう。
無料で参加できる「ファミリー・サンデー」
毎月第3日曜日(11時〜17時)は、ハワイ銀行が主催しているファミリー・デー。
子供向けのイベントやライブの舞踊や音楽が楽しめるほか、通常の美術館展示もすべて無料で体験できます。
ダウンタウン近くの便利な立地でありながら、緑豊かなこの美術館は屋外を歩くだけでもキモチいい。
広々とした敷地のあちこちに、いろんなアートが展示されています。
↑オムツ替えの台の横にも絵画が…
カフェでの食事も大満足
「ワイキキ水族館」でもおなじみの、アメリカで活躍する陶芸家・金子潤氏の作品も、館内の「パビリオン・カフェ Pavilion Cafe」の側にたくさん並べられています。
こちらのカフェでは、オーガニックを使った優しい素材の食事をゆっくり楽しめます。
ファミリーサンデーではスナックバー(12時〜15時)に変身し、キッズ中心のメニューが揃っていました。
わが家は、アメリカの子供たちに人気の「スラッピー・ジョー Sloppy Joe」と呼ばれるひき肉がこぼれ落ちそなバーガーとチップスを。
↑ミートソースをバンズに挟んだサンドイッチ「スラッピー・ジョー」。
大人は、ちょっと汗ばむ昼下がりにビールもいただいたりして、みんな満足です。
月ごとにさまざまなイベントが開催
さて、このファミリーサンデーではたくさんのイベントが目白押し。
毎月さまざまなテーマで盛り上がりますが、11月は「Woman of the Cloth」。女性たちが身につける衣裳がテーマでした。
中央のステージでは、子供から大人まで、ポリネシアンの民族衣裳を身にまとった女性たちによる華やかなダンスや、ライブミュージックが続きます。
館内をゲーム感覚で探検しながら鑑賞
わが家は、展示物のなかから決まった模様の衣裳を探すゲーム「Gallery Hunt」に挑戦。
美術館の入り口付近で指示の記されたプリントと鉛筆を受け取り、館内にある展示物のなかから同じ模様の衣裳を探します。
館内の地図の番号に従って進むと、美術館員がいるところでスタンプを押してもらえます。
それを集めると、最後にプライズ(景品)がもらえました。
アート体験の楽しさに瞳もキラキラ輝く!
女の子たちが夢中になっていたのが、「Cutting Contest」という、普通のTシャツにハサミを入れて新たな衣裳に作り替えるイベント。
大人用のTシャツが、いつしかオシャレな子供のドレスに様変わり。想像もつかないデザインに仕上がっていました。
息子は、「Dye」(染め)に挑戦。
昨年は、自分たちでTシャツを染めて友達や親戚にクリスマス・プレゼントを贈ったわが家。
久しぶりに、息子のイマジネーションのままハンカチ染めに挑戦。
一生懸命布輪ゴムや棒切れをくっつけながら挑む姿に成長をみて、しばし感動(笑)。
好きなようにハンカチやバンダナに加工を施したら、係の人に染めてもらいます。
水ですすいで乾かしたら、この世にたったひとつのアート作品が完成。
本人はうれしくて、作品を帽子に館内を歩いていました。
ほかにも、紙の方眼紙で好きなモザイクを描いてブレスレットを作るコーナーも人気でした。
こうやって子供たちが実際に芸術に触れて体験したことは、旅行でも貴重な思い出になると思いますよ。
館内には子供が走り回れるスペースも
館内にいくつかある中庭で、息子はお友達とかくれんぼをしたり、走り回って体力を発散していました。
身体をしっかり動かすことも、旅に限らず大切ですよね。
体力が有余っている子供は、美術館と道をはさんだ「トーマス・スクエア」にあるバニアンの木の下で、たっぷり遊ばせてくださいね。
ギフトショップでおみやげもゲット
母は、ちょこっと「アカデミー・ショップ」へ潜入(ココだけのお買い物なら入館料はとられません)。
店内はクリスマスムードに染まってましたが、思わず手にとったのは来年の手帳。
最近はケータイなどで手軽にスケジュール管理ができますが、なんとなくアナログな手帳に惹かれてしまい、色合いも気に入り購入。
映画館が併設されていたり、アート教室も開催
もちろん、展示物を見て回るのも楽しいですよ。
太平洋の真んなかにある、この小さな島に集められたたくさんの国の歴史の糸をたどっていくと、さまざまな色と形が現れます。
地元密接型美術館でありながら、世界中の文化と結ばれている美術館も、なかなかめずらしいのではないでしょうか。
この美術館には、「ドリス・デューク・シアター Doris Duke Theatre」(大人/8.50ドル、シニアおよび学生/7.50ドル)という映画館も併設されていて、国際色豊かな作品も上映されています。
また、道をはさんだ向かいには「アート・センター Art Center」があり、子供から大人までを対象としたアート教室も開催されていますよ。
ホノルル・アカデミー・オブ・アート
住所:900 South Beretania, Honolulu, HI 96814
電話:808-532-8700
開館時間:10時〜16時30分(火〜土)、13〜17時(日)
休館日:12月25日、1月1日、7月4日(独立記念日)、サンクスギビング
入場料:一般/10ドル、62才以上&12才以上の学生/5ドル、無料/親が同伴する12才以下の子供
*ただし、第3日曜の「ファミリーサンデー」、第1木曜日は無料
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