Published on 10.12.24
【旅*流儀110】従来料金の3分の1…2010年12月に運行を開始した成田空港-浅草間片道1000円の超格安バス「スーパーシャトル」の使い勝手(12.24)
成田空港までは、都心から片道2500~3000円が相場
成田空港へのアクセス。
わが家はクルマで行くのがキホンですが、公共の交通機関も充実しています。
JRの「成田エクスプレス」をはじめ、京成の「スカイライナー」と「シティライナー」、そして在来線。
【関連くちこみ】2010年7月に運行を開始した新型スカイライナー
さらには、エアポートリムジンバスも利用が多いと思います。
ひとりで旅行する場合はさほど気になりませんが、家族旅行となると空港までの往復の交通費もバカになりません。
削れる出費は削って、そのぶんは現地で楽しみたいものですよね。
さて、気になるのがそれぞれの交通機関の料金ですが、成田までの片道大人料金は、「成田エクスプレス」だと東京駅まで2940円。渋谷 or 新宿 or 池袋までは3110円。
36分で着く「京成スカイライナー」は、上野 or 日暮里まで2400円。
「リムジンバス」なら、成田から都心部へは3000円かかります(子どもは半額)。
成田-浅草間片道1000円の交通機関が登場!
主要駅だけではなく、JRや私鉄沿線のさまざまな都市へ運行しているのがバス。
「リムジンバス」は、おもに「東京空港交通」による路線ですが、各地域のバス会社が運営している路線もあります。
料金は、似たりよったり。
そんななか、12月1日より成田-上野 or 浅草間をなんと片道1000円(子供料金設定なし)という格安リムジンバス「スーパーシャトル」の運行がはじまりました。
通常の3分の1程度とお財布に優しい料金。
飛行機もコスト削減をした「LCC」が注目されていますが、この価格もいろいろなコスト削減から実現したようです。
こんなにも安い料金が実現した理由は?
「スーパーシャトル」を運行しているのは、東京都江東区にある「キャブステーション」という会社。
予約はWebサイトか電話での完全予約制。支払いはクレジットカードのみで、コストダウンを計っています。
従来のリムジンバスでは、荷物の出し入れをしてくれる乗り場の案内係がいましたが、こちらも廃止しています。
電話予約は、土日祝日はできず、月曜-金曜の9時15分〜17時30分と限られていますが、オンライン予約は出発の20分前まで可能。
成田到着後でも、スマートフォンなどを経由すれば、その場で予約も可能ということですね。
オンライン予約の際は、画面を印刷したものが乗車券となります。
電話の場合は、予約番号と乗車する人の名前を記入したメモを運転手に手渡すというアナログ方式。
乗り遅れたら、変更はできず無効となります。
支払いはクレジットカードのみのため、乗り遅れた人がいてもバス会社は損にはならないのですよね。
荷物の個数や本数、出発ターミナルなどに制限はあります
さらにおもしろいのが、トランクに預けられる荷物はひとり1個とのこと。
1日4往復で全8便あり、上野発が7時、11時、12時30分、16時30分。成田発が8時30分、9時30分、14時、15時発です。
注意しなければならないのが、成田空港行きは第1、第2ターミナル両方に停まりますが、成田発は第1ターミナルには停まらない点(第2ターミナルからのみ利用可)。
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上野、浅草は外国人観光客に人気のエリアなので、意外とニーズも高いよう。近隣のホテル案内も、バス会社のHPで見ることができます。
これを知ってしまうと、上野、浅草近辺の人は利用したくなるのではないでしょうか?
使用する車体も新型車の観光バス仕様とのことですので、普通に安心して乗れそうです。
わが家も、使い勝手のいい場所に乗降所ができれば、必要に応じて利用することでしょう。
この手の格安な交通機関は、いずれどんどん出てくるのではないかと思います。
今後に期待したいものです。
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