Published on 11.01.05
【クアラルンプールスイーツ*10位】ぎゅうひのようなモッチリとした食感と鮮やかな色づけが楽しいお菓子「ニョニャ・クエ」(01.05)
【KLスイーツ第10位】
「ニョニャ・クエ Nyonya Kuih」
↑カラフルなお菓子「ニョニャ・クエ」には、いろいろなカタチとカラーがあって楽しい! ちなみに「これぞニョニャ・クエ!」というスタンダードな型はないんだそうです。
★★☆☆☆
■子供は食べられる?:
子供に限らず、好き嫌いがわかれるかも…?
■食べられる場所は?:
スーパーや、ショッピングモールなど
■お値段は?:
1個1リンギット(約30円)前後
モチッとした食感の、カラフルなお菓子!
「ニョニャ・クエ Nyonya Kuih」は、お餅のようなモッチリとした食感が特徴の、カラフルなお菓子。
屋台や市場、ショッピングセンターなど至るところで購入でき、1個1リンギット(約30円)前後と手ごろなオヤツです。
「ニョニャ Nyonya」とは、中国人とマレー人の間にできた子孫グループ「プラナカン Peranakan」(マレー語で「この土地で生まれた子」という意味)の、「女性」を示す呼称(ちなみに男性は「ババ Baba」と呼ばれています)。
「クエ Kuih」(kuehやkue、kwayとも表記)は、マレー系や中華系の人たちが好んで食べる蒸し(焼き)菓子のこと。
つまり、ニョニャたちが家庭で作ってきたお菓子がこの「ニョニャ・クエ」なのです。
こんなにカラフルなのに、すべて天然色素を使用しています
おもな原料は、米粉やもち米粉、タピオカ粉。
それゆえ、特徴となるのはそのモッチリとした食感です。
日本人としては求肥(ぎゅうひ)やお餅に近い感覚ですが、ココナッツミルクが風味づけに多用されているので、やはりお味は南国風といったところ。
バナナの葉を敷いた型に生地を流し込み蒸したモノが一般的ですが、最近では日持ちするようにプラスチックの容器に入って売られているものもあります。
合成着色料…? とつい思ってしまうほどの鮮やかさに驚かされますが、すべて天然の色素が使われているのだとか。
赤は「ローズ」、緑は甘い香りがする「パンダンの葉」、紫(ブルー)は「バタフライ・ピー」という多年草が使われています。
常夏のマレーシアならではの自然の恵みがこのカラフルな菓子を生み出しているのかな…と、思わず楽しくなってきますよね。
イモや豆の餡が入っているクエや、塩味のクエも…
下の写真は「Ang Ku Kueh」(福建語では「Kueh」と書くようです)という、亀をモチーフにしたクエ(上の写真の下にある赤いもの)。
「縁起がいい」と、チャイニーズが好んで食べるクエです。
中身はイモや豆をペースト状にした餡が入っています。日本の餡子入りお餅に似ているので、ワタシも好きです!
ちなみに、塩味のクエもあるようですので、試してみたければお店の人に直接聞いてみてくださいね。
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