Published on 11.01.17
【アンドラ＊02】空港がないので直行バス利用が便利…国際便も多く発着するバルセロナ空港経由で「アンドラ公国」へ＜アクセス＆買物事情編＞
アクセスはバスの直行便が便利
前回は、「アンドラ Andorra 公国」のキホン情報を紹介しました。
今回は、アンドラ公国へのアクセスについて案内します。
アンドラ公国には空港がないため、陸路でのアクセスとなります。
フランスやスペインの鉄道は、アンドラまではつながっていません。
もっともカンタンなアクセス方法は、スペインのバルセロナか、フランスのトゥール―ズから直行バスを利用する方法。
どちらからも3時間あまりかかりますが、便数は多いです。
バルセロナからだと、バスは「ノヴァテル NOVATEL」、「アルサ ALSA」、「ダイレクトバス DIRECTBUS 」の3社が運行しています。
このうち「ノヴァテル」では、事前にネット予約しておくと、アンドラについてからミニバスに乗り継ぎ、最終目的地まで連れて行ってもらえます。
バルセロナと組み合わせても楽しい
クルマ（レンタカーなど）であれば、バスより早くアンドラに到着することができます。
アンドラに着いてからもクルマがあったほうが、雄大な景色をみに行ったり買いものをするのにも便利です。
そのレンタカーですが、もよりの空港でレンタカーを借りるのも手。
ちなみに、バルセロナにもトゥールーズにも日本からの直行便はありませんが、バルセロナのほうが国際便の発着数が多いので便利。
また、道路もより整備されていてヘアピンカーブも少ない、バルセロナからのアクセスがオススメです。
でも、日本からの長旅のあとのドライブはちょっとタイヘンですので、アンドラに着いて借りてもいいかもしれませんね。
もしくは、いきなり空港から直行せずに、空港近くのホテルに宿泊して、バルセロナ観光と組み合わせるのもいいでしょう。
港町のバルセロナから、徐々に山奥へ入っていく過程での景色の変化は、とても楽しいもの。
奇岩のはげ山、雄大な棚田、街道の古い小さな町々など、どんどん景色が変わっていきます。
ただし、こちらでは右側通行となり、多いマニュアル車のレンタカーも多いので、坂道発進が苦手な人は安全のため運転は避けたほうが無難です。
アンドラ国内の路線バスですが、こちらも充実しています。
ただ、スキー場が閉まる時刻は通勤通学ラッシュとも重なるので、かなり渋滞することもあります。
最寄り空港へのアクセスについて
飛行機は、日本からの直行便がないので乗り継ぎとなりますが、日本からだと「フィンランド航空」がよかったです。
【関連くちこみ】オトクにヨーロッパに行きたいのなら北欧の航空会社
理由は、ヘルシンキ空港が小さいので乗り換えの移動が短いこと。
子供用の遊具も、すぐ目につくところにあります。
ヘルシンキまでは、9時間30分のフライト。
「日本にもっとも近いヨーロッパ」といわれているように、いっきょに長時間乗るよりも気分的にラクでした。
子供用の食品やアイテム
子供のオムツや離乳食は、スーパーなどでカンタンに手に入ります。
小さなスーパーでも、オーガニックの離乳食がけっこう売られています。
ただ、パンツ型のオムツや水泳用のオムツは、大きいお店でないと探しにくいです。
↑首都「アンドラ・ラ・ベリャ」のメインストリート。
買いものは、首都「アンドラ・ラ・ベリャ Andorra la Viella」に近いホテルならまったく問題ありませんが、街から遠いリスキーゾートのホテルでは注意が必要。
また、晴れた日は陽射しがかなり強いので、子供でもサングラスが必要。
幼児用のサングラスは、国中に数多くあるスキー用品店や量販店で買えます。
かなり小さなサイズもあるので、大丈夫。
クスリやお医者さんについて
子供用のクスリも、薬屋さんにあります（アンドラにはなぜか薬局が多い）。
子供用の日焼け止めなども、売られていますよ。
日曜や祝日は、新聞やフリーペーパーなどにどこの薬屋が開店当番か書かれています。必要ならば、ホテルで教えてもらってもいいですね。
熱を出した場合、ホームドクター的な街のお医者さんに赤ちゃんや子供もみてもらえます。
小児科もありますので、英語の上手なお医者さんをホテルで紹介してもらいましょう。
また、深刻な状態や急患の場合は、首都には総合病院があります。
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