Published on 11.01.20
【アンドラ*05】山のなかにあるので生鮮食料品はイマイチだけど、おいしいクレープやチャバッタも食べられる「アンドラ」の食事情
鮮魚以外であれば、とくに問題ない食事情
「アンドラ Andorra 公国」スキー特集の最終回となる今回は、現地での食事情についてレポートします。
アンドラは、スペインとフランスにまたがるカタルーニャ地方のなかに位置しています。
そのため、食べ物も言葉も文化も、スペインのカタルーニャ地方のものがベース。
でも、フランスやカタルーニャ以外のスペイン、イタリア、ポルトガルの影響も強く、インド料理や中華料理のお店もあるんですよ。
山のうえなので鮮魚は高値ですが、それをガマンすればそんなに困ることはないと思います。
食事のお値段ですが、たとえば、スキー場のクラブハウスで食事をする場合、セルフサービスのレストランのローストチキンなどが10ユーロぐらいから食べられます。
バターとお砂糖をのせた「クレープ」
まずは、子供たちにオススメのオヤツが「クレープ」。
軽食っぽい具が入ったタイプから、ふわふわクリームがのったスイーツタイプまでありますが、無難なのはベーシックなバターとお砂糖をのせただけクレープ(2ユーロ前後)。
お店によっては砂糖を振り過ぎるところがあるので、「砂糖なし」にしてもらいましょう。
お砂糖は、自分でコーヒー用の砂糖を好きなだけ振りかければいいのですから。
おいしいクレープが食べられるお店が、オルディーノにある「バーティカル・リミット Vertical Limit」というお店。
「ヴァルノード Vallnord」地区の「ラ・マッサナ La Massana」から、クルマで「アルカリス Arcalis」のスキー場に向かう途中に、「オルディーノ Ordino」というチャーミングな小さな町があります。
ココにあるクレープ屋さん「バーティカル・リミット」は、フランス系住民もオススメのオイシさ。
薄〜い生地のクレープです。
ちなみに、店内では無線LANが使えます。
また、この街のスポーツセンター内のカフェには室内遊具があり、禁煙なのがありがたい。
スキーのあとは、プールでひと泳ぎしたあとにお茶するのもいいですね。
オススメのカフェ「ボン・ディーア」
首都「アンドラ・ラ・ベリャ Andorra la Vella」と、ラ・マッサナに2ヵ所ある「ボン・ディーア Bon Dia」というカフェは、オシャレさと気ラクさをかね備えた雰囲気。
こちらにも、室内遊具と無線LANがあります。
オヤツのメニューは、クロワッサンやカップケーキ(マフィン)、また、フライドポテトなど。
また、バゲットかチャバッタ(イタリアのパン)にチーズやアボガド、ハムなどをはさんだサンドイッチは、5ユーロ前後から。
そのほかにも軽食がそろっていますよ。
19時オープンのレストラン
オルディーノにあるピザ専門レストラン「Coll d’Ordino」は、夜7時から営業。
レストランの開店時間が遅いアンドラでは、ファーストフード系やカフェ以外では破格に早い時間なので助かります。
内装などが洗練されているわけではありませんが、ごく気軽な雰囲気で、フランス人の経営者ご夫婦が小さい子供も快く迎えてくれます( ご主人は英語が話せます)。
ただ、ベビーチェアなどはなかったと思います。
カリカリの生地のピザが、7ユーロぐらいから。テイクアウトのお客も多いようです。
また、いつもあるのかどうかは定かではないのですが、地元の野生キノコがたくさん載ったピザはなかなかのものでしたよ。
オイシイパン屋さん「ジミー」
パン屋さん兼カフェも、たくさんあります。
クロワッサン、ガト―、タルト、バゲット、カンパーニュ、チャバッタなど、フランスのブーランジェリーをちょっと素朴にしたような雰囲気です。
注意が必要なのは、 クリームの載ったものなど甘いものを買った場合、ときどきホコリっぽいニオイがすること。
回転が早そうな、普通のクロワッサンやカップケーキなどのほうがいいかもしれません。
「カニーリョ Canillo」にあるケーキ屋さん「ジミー Jimmy」は、その近所にある高級ホテルのオーナーによると、アンドラでいちばんおいしい店なのだとか。
デコレーションケーキは15ユーロぐらいから。洗練されててオイシイです。
また、ココのクロワッサンも、バターの風味がすばらしく絶品です。
スーパーの焼き立てパンでお手軽ランチはいかが?
パン屋さんだけでなく、スーパーのパンもバカにできません。
ラ・マッサナのケーブルカー乗り場近くにあるスーパー「Garralla」は、1日に数回店内でパンを焼いています。
↑スーパーの外観。
焼き立てが棚に並んだばかりのときには、アツアツのバゲットやチャバッタを小脇に抱えて店を出ることができます。
なかでもチャバッタは、なにもつけなくてもおいしく、カリカリと子供も喜んで食べます。
値段は2ユーロ以内。
ココのクロワッサンも、「ジミー」には及ばないものの悪くありません。
ランチをカンタンにすませたければ、カウンターでハムなどを切ってもらい、トマトやレタスを買って、サンドイッチにしてもいいですね。
野菜は萎びているものもありますが、土曜日には前日に配達された有機野菜や果物も並びます。
お腹をいっぱいにして、ステキなスキーホリデー、楽しんでくださいね!
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