Published on 11.02.07
【マレーシアスイーツ＊1位】緑色の細長いゼリーとほんのり甘めの小豆をトッピングしたココナッツミルク味のかき氷「チェンドル」（02.07）
【KLスイーツ第1位】
「チェンドル Cendol」
↑「チェンドル」は、削った氷のうえにチェンドルと呼ばれる細長い緑色のゼリーをのせた、ココナツミルク風味のかき氷。見た目はともかく（？）、ココナッツ風味のかき氷はとってもおいしいのです！
★★★★★
■子供は食べられる？：
ココナッツミルク味のかき氷が、身体をクールダウンしてくれます
■食べられる場所は？：
屋台やインドムスリム系の飲食店「ママ」、ショッピングセンターのフードコートなど
■お値段は？：
5リンギット（約150円）
鮮やかな緑のゼリーがインパクト大のスイーツ「チェンドル」
「チェンドル Cendol」は、削った氷のうえにチェンドルと呼ばれる細長い緑色のゼリーをのせた、ココナツミルク風味のかき氷。
「チェンドル」は、パンダンの葉で色と味をつけた緑色のゼリーで、東南アジア一帯で食べられているデザートです。
パンダンとは、熱帯地帯に自生しているタコノキ科タコノキ属の常緑樹。
甘い香りのする細長い葉っぱは、東南アジアでは料理の香りづけや天然の着色料（鮮やかな緑）として使われています。
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暑いマレーシアでは、身体を冷んやりさせてくれるクーリングデザートが豊富ですが、チェンドルはまさにその代表選手といえます。
やっぱり気になる、チェンドルのカタチ
ところで、このチェンドル、まず目を引くのは独特のカタチではないでしょうか。
最初はまるでミミズのよう…と思ったのですが、カキ氷とココナツミルクに混ぜてしまえばとってもオイシイ！
細いので白玉ほどモチモチ感はありませんが、ゼラチンのゼリーよりもしっかりした歯ごたえがあります。
つるっとした食感でノド越しもよく、すぐに好きになってしまいました。
独自の形状は、氷水に絞り出して成形しています
チェンドルのつくり方が気になって調べてみたところ、材料は、パンダンリーフのジュース（茹でて液体状になるまで撹拌したもの）、米粉、グリーンピースの粉、アルカリウォーター。
これらの材料を、弱火で適度な固さになるまで混ぜながら煮ていきます。
ドロリとつややかな状態になったら、「ムルク」のように専用の成型器に入れて、氷水に垂らして固まらせます。
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成型器がなくても、ビニール袋の一角に小さな切り込みを入れたもので代用することもできますよね。
かき氷のうえにチェンドルをのせ、ココナツミルクやパームシュガーシロップをかけます。
あずきは必ず入っているわけではありませんが、あんこというよりは煮豆に近い、ほんのりとした甘さ。
あとは、カキ氷のシャキシャキ感を楽しむなり、少し溶けてきてココナツミルクのジュースを楽しむなり、ご自由にご堪能あれ！
屋台をはじめとし、インドムスリム系の飲食店「ママ」や、大きなショッピングモールのフードコートなどで食べられますよ。
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