【教えてバンビーノ】グアムでの東日本大震災の影響について

東日本大震災は海外のメディアでも大きく取り上げられていますが、その情報や映像からでは計り知れない恐ろしさだと思います。

被災されました方には、心からお見舞いを申し上げます。

地震当日3月11日、グアムでは津波警報が地震発生から小1時間ほど経って発令されました。

「bambino」店内では、いつもローカルラジオ局の放送を流しているのでその放送で知りました。ローカルテレビ局の番組では、テロップが流れたそうです。

在グアム日本領事館からのメールも、地震発生1時間後警報を知らせる配信がありました。

グアム時間午後5時ごろ（日本時間午後4時ごろ）には、グアムへの津波到着予想時刻が午後7時9分という情報が島中に流れていたと思います。

グアムのなかでも低い位置に住む方は、自主的に避難されたようです。

日本と同じように指定された避難場所があるので、最寄りの場所に移動したそうです（おもな道沿いに避難場所までの経路を示す青い「ASSEMBLE ROUTE」という看板があります）。

ホテルが密集する「タモン」は、グアムのなかでは比較的低い位置にあります。

そのためホテルロードは交通規制され、クルマがかなり少ない状況になりました。

また、レストランやDFSなど多くのお店が午後7時までには店じまいしてしまいました。

ケータイ、固定電話とも一時回線パンク状態になり、グアムの島内でも連絡がとりづらい状況になりました。

日本への国際電話も、12日の明け方まではほとんどつながりませんでした（日本側ではなく、グアム側と国際電話の回線そのものの問題です）。

11日午後出発の全日本行きフライトと、12日の午前出発の日本行きフライトの一部がキャンセルされました。

その後、帰国できなかった旅客のための日本行き増便が出たりして、現在はグアム-日本間のフライトは東北地方便を除きほぼ平常どおりになっています。

結局、グアムには大きな津波もなく、3月13日現在、とくに地震の影響を感じることはなくなりました。

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このような津波警報などが発令された場合、ツーリストのみなさんはどうするべきなのか。

ホテルにいる方は、ホテルスタッフの指示に従ってください。

ビーチにいる方は、警察かスタッフが部屋に戻るように呼びかけます。

お買い物の最中の方も、その場所のスタッフの指示に従ってください。

ローカルとくらべ、ツーリストのみなさんは情報が入ってこないかも知れませんが、有事のときには近くにいる人の指示に従うのが一番です。

言葉がわからなくとも、こういうときには助け合いの精神で不思議なくらい意思が通じますから。

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なす術はないものの、グアムに住む私たちみんなが心から1日も早い被災地の復旧を祈っています。