Published on 11.03.28
【グアムぐらし53】気持ちをひとつにみんなでウォーキング…5キロの早朝プチマラソン「5K」に挑戦
週末開催されている「5K」に参加してみました
最近、スコールの多いグアム。
明け方などには、強い風と雨が窓をガタガタいわせることもあります。
いつもは気づかない明け方の雨ですが、なぜか気になる今日このごろ…
じつは、最近ちょっと早起きすることがあるんです。
それは…
ついにプチマラソン「5K」（ファイブケイ）デビューをしたから！
グアムでは、ほぼ毎週末、エントリー制の5キロマラソン「5K」が開催されています。
5Kに参加する友達はとても多かったのですが、走ることがチョコレートのつぎにキライなワタシには、まったく関係のない世界だと思っていました。
でも、最近ダラダラしていた自分へ気合を入れるため、そして日ごろの運動不足解消のため参加することに。
決してマラソンのあとの「ラッフル」（抽選会）での景品が目あてというワケではありません！
たとえ、それが日本への往復航空券だったとしても！
目的は、あくまでもあくまでも、気合を入れ運動不足を解消すること！
…そうなんです、この5K、主催や協賛会社にもよりますが、ゴールあとに抽選会があり、ときどき目玉の飛び出るようなステキな景品が当たるのです（笑）。
ちなみに、はじめて参加した5Kは、グアムのスーパーマーケット「ペイレス Pay-Less」が主催した、かなり大規模なもの。
おそらく総勢2000人以上が走ったと思われますが、緊張と体力不足によりまったく取材できませんでした。
帰宅後は、約48時間足の激痛（筋肉痛とも呼ぶ）と格闘。でも、当日出るということは、まだまだ若い証!?
5Kの情報は「グアム新聞」などにも載っているほか、タムニングにある「ホーネット HORNET」というスポーツショップでも、5Kの情報収集や申し込みもできます。5Kへの参加費用は、事前申し込みで大人/7～10ドル（当日受付だと10～15ドル）が目安。
スポンサーや主催者はさまざまな「5K」
今回参加したのは、2回めとなる「ユース・フォー・ユース・ライブ・グアム・ハイプ・イット・アップ5Kラン＆ウォーク Youth for Youth Live Guam Second Annual Hype It Up 5K Run」。
「ハイアット・リージェンシー・グアム Hyatt Regency Guam」とグアムの学生支援団体「Youth for Youth LIVE」が主催した5Kです。
↑参加賞としてTシャツももらえました。決してオシャレなものではありませんが、記念になります。
↑裏側にはスポンサーの名前が入っています。
みんなで思いをひとつにして歩きました
どの5Kでも、スタート時間は6時がキホン。家を出発したとき、外はまだ真っ暗でした。
今回は、娘「しー」も走る気満々で、ストローラーで参加！
超早起きだったのにもかかわらず、ゼッケンを付けてご満悦でした。
大人はお手製の「ガンバれ東北！」Tシャツをつくり、それぞれが願いをこめて走りました。
ほかにも「Pray for JAPAN」というメッセージをつけて走っていた人も。
参加した日本人は、ローカルもツーリストも関係なく思いはひとつだった気がします。
エクササイズで身体をほぐします…
さて、まずは集合場所での準備運動。
毎回、スポーツジムのインストラクターが、早朝からノリノリ音楽でエアロビ（それともズンバ？）の激しいエクササイズをご指導くださいます。
スタートは、ホテルロード中心地にある「サンド・キャッスル」まえから。
まだ外は暗く、月が出ていました。
本気で走る人は前方の好位置に陣取り、ウォーキングする人やゆっくり走る人はなんとなくうしろへ（コレがマナーのようです）。
折り返し地点までがけっこうタイヘン
スタート直後、けっこうなスピードで走る「しー」！
果たしていつまでそのガッツは続くのか・・・？
ウォーキングしていると、コースを4分の1くらい来たあたりで先頭集団とすれ違います。
↑折り返してきた、第一走者。
このすれ違いも、知っている人がいたりすると「がんばって」などと声をかけたりして楽しい♪
毎回思いますが、5キロってけっこうあるんですよね。
通常、折り返し→スタート付近まで戻ってゴールなのですが、いったいどこにその折り返し地点があるのか？
「まだかな？」「まだ先なのかな？」「なんでまだなの～？」という感じで、折り返し地点までも遠く感じるワタシです。
↑これが折り返し地点です。
往路は上り坂、復路は下り道
行きはダラダラの上り坂。ウォーキングといえども、ナカナカしんどい。
帰りは帰りで、ストローラーを押しているのでビミョーにしんどい（笑）。
↑復路の坂道。
でも、だんだん明るくなってくる空と、キモチのいい汗と、グアムの道路を堂々と歩けるいつもと異なる雰囲気にテンションはアップ。
今回は、折り返しの手前で「しー」はダウン。
ストローラーに乗り麦茶を飲んでくつろぎはじめました。
もうすぐ3才ですが、2キロ近くは走ったと思いますので、小さな子供がいてもストローラーでの参加は可能。
小学生などは走っている子も多いですが、もちろん途中で歩いても大丈夫。
ムリはしないほうがいいですし、早起きも必要。
ですが、子供にとっても、なかなかステキな思い出になるような気がします。
ゴールのあとの食事はおいしい
やっと、ゴール。
男性用ゾーンと女性用ゾーンが用意されており、ゴールするとカードを渡されます。
このカードには、名前や年代などを記入して提出。カードに記載された番号で順位もわかります。
ゴールのあとは、主催者などが提供してくれた飲み物や軽食が無料でいただけます。
お水や果物、ペストリーなどがありましたが、なんと！ 朝から（しかも走ったあとなのに）フライドライスまで！
↑さすがはグアム。ニンニク臭いぞ！
お楽しみの抽選会のあとは解散
抽選の当選者発表や上位入賞者の表彰などが終わると、あとは解散。
今回は若い子が多かったからか、ロック・クライミングのお試し版のような遊具も置いてあり、学生や男性が楽しんでいました。
グアムで開催されている5Kは、ホテルロード付近からのスタートが意外と多く、毎年同じ5Kに参加するツーリストも多いとのこと。
ハロウィーンやクリスマスには、コスチュームを来て走る人もいっぱい。
いきなり走ると、ゴール後に筋肉痛に見舞われるかもしれませんが、ローカルと一緒にグアムの道路を堂々と走れるチャンスはめったにありませんので、ぜひ参加してみてくださいね。
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