Published on 11.04.01

【旅＊流儀122】どうせならオイシイほうがいい…エアラインごとの「機内食」を知れば、空の旅はもっと楽しくなるはず（04.01）

海外旅行の重要な脇役「機内食」

海外旅行では「飛行機での機内食がなによりも楽しみ！」という人もいるはず。

ビジネスやファーストクラスでは、各社力を入れていますが、航空会社によってはエコノミークラスの機内食も意外とオイシかったりすることも。

エコノミークラスの場合、短距離便でなければ機内食はメイン2種類から選択ができるエアラインが大半ですが、内容はHPなどでもなかなかわかりません。

JALとANAでは、HPでその月の機内食（エコノミー普通食）の内容を見ることができるのがうれしいですね。

↑「JAL」のグアム、韓国、中国、台湾路線で出されている「空弁」。グアムとハワイ便のみ、無料でスパークリングワインも提供（Photo by かえまま）。

↑ランカゥイからシンガポールに向かう「エアアジア」ではクリスピードーナッツも販売（Photo by かえまま）。

また、機上でたしなむアルコールを楽しみにしている人も多いはず。

最近では、アルコールも有料のところが増えているので、事前に各社HPで調べておくといいかもしれません。
米系ではアメリカン航空、コンチネンタル航空が有料。また、エアアジアXなどのLCCも有料です。

「チャイルドミール」の選び方やメリット

子連れの場合は、チャイルドミールを予約しておく人も多いと思いますが、口に合うかどうかは乗ってみないとわかりません。

チャイルドミールでは、ランチやディナーには、チキンナゲットやソーセージやパスタ、プリン、ゼリー、チョコやクッキーとジュースなどが付いてくることが多いです。

↑「デルタ航空」の成田発サンフランシスコ行きのチャイルドミール。カレーピラフとハンバーグ、チキンナゲット。クリームパンにフルーツ唐揚げ、ポテトサラダ。デザートにプリントコアラのマーチ（Photo by N.S.）。

ちなみに、「チャイナエアライン」では、チャイルドミール予約の際に、チャーハン、ラザニア、スパゲティの3種からひとつを指定できます（日本発着のオアフ便と台北便）。

↑「チャイナエアライン」の福岡発台北行きのチャイルドミール。上記はハンバーグがメイン（Photo by はのうみ）。

↑「JAL」の関西空港発オアフ行きのチャイルドミール（Photo by ASUKA）。

朝食では、パンケーキが出るエアラインもあります。

また、あえてチャイルドミールをリクエストせずに、大人の普通食を選択するのも手。

親子で2種類別のメインを頼み、子供に好きな方を選ばせてあげるのもいいでしょう。

ただし、チャイルドミール（その他特別食も）は、普通食が配られる前に持って来てもらえるのもメリット。

普通食の場合は、お腹がすいていても待たなければなりませんし、後方だとメインも品切れで選べないということもあります。

もっと機内食が楽しくなる、2つのサイト

エアラインによってどんな機内食が出るのか知りたい場合は、「機内食ドットコム」というサイトが便利。
2003年にスタートした世界のエアラインの機内食情報サイトで、現在100社以上の機内食を掲載しています。
JALは200以上、ANAは350以上掲載され、タイ航空や中華航空は100以上、シンガポール航空、アナシア航空、キャセイパシフィック航空、デルタ航空は50以上の機内食を掲載。

実際乗った人の投稿記事と写真は、「エーっ？！」と思ってしまうような機内食から、ファーストクラスの豪華な食事まで、見ているだけで楽しい。

利用予定の航空会社の同じ路線や方面を見てみると、だいたいどういう感じの機内食かイメージできます。

聞いたことのない航空会社や、LCCなどではメジャー航空会社とはひと味違う（？）機内食もあり、食文化を垣間みることができます。

また、同様のサイト「エアライン・ミールズ・ネット Airline Meals.net」（英語のみ）でも、豊富な情報が得られます。
こちらは2001年にスタートした、オランダ在住のWebデザイナーが運営する個人サイト。
トップページの左「browse by airline」をクリックすると、世界の航空会社がズラリとアルファベット別に出てくるので、おひまなときにこちらもどうぞ。