Published on 11.04.15
【旅*流儀124】家族専用ツアーや、乗り継ぎが必要だった旅先も直行で飛ぶ…「チャーター便」を利用して楽しくカシコイ旅を!(04.15)
夏のツアーでよく見かける、「チャーター便」ってナニ?
ツアーのパンフレットなどに、「チャーター便利用」と書かれていることがあります。
これって、どういう意味なのでしょうか。
旅客機には、定期便とチャーター便の2種類あります。
定期便は、各エアラインが毎週決まった曜日と時間に、決まった区間を定期的に飛ばしているもの。
チャーター便は、GWや夏休みなどのハイシーズンなど、利用者の需要が高まる時期に、航空会社や旅行会社が貸切りの臨時便として飛ばしているものです。
ほかにも、サッカーのワールドカップやオリンピックなどで選手や関係者がチャーター便を利用したり、修学旅行や視察旅行などで団体が貸し切ることもあります。
そして、今回のような震災の際、被災地への救済活動のためにチャーター便が飛ぶこともあります。
新参の航空会社は、まずは「チャーター便」からスタート
チャーター便は、新規路線の開拓を考えている航空会社が手はじめに就航させることもよくあります。
茨城-上海間が4000円という激安価格で話題となった「春秋航空」も、最初はチャーター便からスタート。
2010年7月にまずは週3便往復のチャーター便を飛ばし、現在では週5便の定期チャーター便に増便されています。
2011年3月からは、高松-上海間のチャーター便も新設。片道3000円からとのことなので四国と上海がグッと近くなりました。
今後も、鳥取や北海道、九州に路線を拡大していく予定とのことです。
日本に定期便がないマイナーな航空会社が、地方空港に乗り入れるケースも増えています。
これからどんな航空会社がどこの空港に乗り入れてくるのか、楽しみですね。
チャーター便ツアーなら、家族連れも快適に過ごせます
目前に迫ったGWでも、チャーター便が活躍します。
「JAL」は、ハワイ(札幌、福岡発)、パラオ(成田、中部、関空発)、バリ島(成田、関空発)へチャーター便を飛ばす予定。
これらの座席は、JALパックやマイレージ会員向けのツアーで売り出されます。
チャーター便のメリットは、定期便が就航していない都市へ直行便で行けること。
通常、パラオはグアム経由で6時間以上かかりますが、チャーター便だと直行便となるので、成田からは4時間半で到着。
美しいリゾート地に短時間で行かれるのはうれしいですね。
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また、チャーター便を利用したツアーでは、テーマを掲げて集客することもあります。
ここ数年、JALで好評なのが、夏休みのハワイ行きファミリー専用チャーター便ツアー。
参加者は家族連ればかりなので、気兼ねなく機内で過ごせますし、一部座席を仕切って授乳スペースなども提供されていました。
家族連れには好評のようで、この夏休みにも同様のツアーを企画しています。
出発は、8月13日(土)と17日(水)の成田発となり、発売は4月21日(木)の予定。
去年は先着45名に「羽田空港JAL整備工場見学ツアー」も付いていたので、今年も実現すれば夏休みの自由研究などの宿題にも役立ちそうですね。
今回はチャーター便のほんの一部を紹介しましたが、この夏の旅行を予定している人は、チャーター便ツアーもぜひ検討してみてくださいね。
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