【スペインかるた*れ】歴史感じる トレドの街並み(04.27) - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 11.04.27

【スペインかるた*れ】歴史感じる トレドの街並み(04.27)

マドリッドからの日帰り旅行で訪れる人も多い「トレド Toledo*」。気が遠くなるような大昔から栄え、中世にはキリスト教、イスラム教、ユダヤ教が共存していた文化的な都市トレドは、旧市街地が丸ごと世界遺産に登録されています。画家「エル・グレコ El Greco**」もトレドを愛し、たくさんの作品を残しました。当時から変わらない古い街並みを歩いていると、目に留まったのは信じられないくらい繊細な金銀象嵌細工「ダマスキナード Damasquinado***」。イスラムの人たちから受け継がれた技術が、歴史あるトレドの街並み同様、現在も息づいています。ダマスキーナのアクセサリーを身につけると、心に浮かんでくるのはトレドの歴史とロマン……

【スペイン豆知識】

*トレド Toledo
スペイン中央部の都市で「カスティーリャ=ラ・マンチャ州」の州都。町全体が博物館と言われるほど、至るところが観光名所となっており、「トレド大聖堂」を含む旧市街全域が世界遺産に登録されています。

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**エル・グレコ El Greco
ギリシア人の画家(1541年〜1614年)。当時の国王フェリペ二世に仕え、数多くの宗教画を残しました。作品を見たければマドリッドの「プラド美術館」で多数展示されています。

***ダマスキナード Damasquinado
真鍮や青銅に金銀銅をはめ込んで制作する、華やかなトレドの伝統工芸。イスラム装飾工芸の中心地だった「ダマスカス」から伝わってきたことがダマスキナード」という名の由来となっています。その技法は、アクセサリーをはじめ家具などの調度品にも施されており、現在でもその繊細で美しいトレド細工は世界的に知られています。

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