Published on 11.05.13
【旅*流儀128】ツアー代は2才未満100円、18才未満は大人の半額…夏の定番商品JTBの「わいわいファミリー」の魅力
夏の定番商品、JTBの「わいわいファミリー」
ゴールデンウィークも終わり、いよいよ夏休みの旅行が視野に入ってきました。
旅行会社各社でも、夏休み商品の本格的な販売がスタートしています。
子どもが生まれて家族旅行をするようになると、当然ながら旅行代金は家族ぶん必要に。
しかも旅行に出られるのは子どもの学校がお休みのときだけ。
旅行シーズンの夏休みとくれば、かなりの額になるのが悩ましいところです。
さて、今回注目したのは、JTBの「わいわいファミリー」という夏休み向けの海外旅行ツアープラン。
このプランの最大の特長は、旅行総額にこだわっていること。
現地での食事やアクティビティなども含めた出費にも配慮し、さらに「子ども料金半額」というオトクな代金で魅力をアピール。
早割や早期特典制度も導入して、早い段階での集客効果も狙っています。
「JTBのツアーは高い?」を徹底検証してみます
とはいえ、JTBのツアーは格安旅行会社の商品とくらべると正直なところ高い印象も…
…ですが、「JTBブランド」の安心感と充実したサービスから、少々高くてもJTBを選ぶ人も少なくないはず。
では、実際に人気のオアフ島ツアーの内容を見ていきながら、その魅力をチェックしてみましょう。
今回チェックする項目は以下のとおり。
- こども代金半額
- 含まれるディナーや半日ツアー
- JTBツアー参加者向けのアクティビティ「ココ夏フェスタ」
- JTBツアー参加者のサポートシステム「OLIOLI」
ちなみに、このプランではさまざまなホテルの部屋タイプを用意しているのも魅力のひとつ。
小さな子どもなら、キングサイズベッドの両親の間に寝ても問題ありませんが、小学生ともなるとゆっくりとは眠ることはムズカシイ。
そんなときは、同じ広さの部屋でもツインの部屋を選ぶことができます。
さらに、エキストラベッド(もしくはソファベッド)を入れたタイプや、コネクティングルームを選ぶことも可能です。
【こども代金半額】18才未満までが半額、2才未満は100円!
まずは、最大の売りとなっている「こども代金半額」。
このプランでは、2才以上12才未満を「こども代金」、2010年から12〜18才未満を「ジュニア代金」と定義しています。
東京発(成田、羽田)の全ツアーでは、2才未満の幼児は100円。そして、こども代金はもちろん、本来は大人料金がかかる「ジュニア代金」も半額。
関空、名古屋発の「こども代金」は半額(一部コースのぞく)、「ジュニア料金」はハワイでは3万円、グアム、サイパンでは2万円引き。
福岡発では、全コースで「こども代金」半額、「ジュニア代金」は一部割引。
「早期割引」は出発空港や利用航空会社により異なりますが、90日前、60日前、35日前という期限で割引率が違ってきます。
たとえば成田空港発「JAL」利用なら、90日前までの申し込みで大人も子どもも一律1万円引き。
60日前のJAL、ANA、デルタ、ユナイテッド、ハワイアン、チャイナエアライン、大韓航空利用*なら、7000円引き。
*本来成田発の「大韓航空」ホノルル便はありませんが、こちらは成田-ホノルル間のチャーター便なのだそう。
これらの割引を組み合わせると、トータルの旅行代金は少しは押さえられそうですね。
【ディナー&半日ツアー】人気の「ショアバード」でのBBQディナー
おつぎは、ツアーに含まれるディナーや半日ツアーについて。
ディナーは、「アウトリガー・リーフ・オン・ザ・ビーチ・ホテル」内の「ショアバード・レストラン&ビーチ・バー Shore Bird Restaurant and Beach bar」でのバーベキュー。
↑「ショアバード」のディナータイムの店内(Photo )。
こちらは、海沿いにあり、自分たちでお肉を焼くスタイルで、お手軽にバーベキューが楽しめることでも有名ですよね。
【関連くちこみ】ビーチを眺めながらBBQできる「ショアバード」
大人とジュニアは3種類のメイン(サーロイン、フィッシュ、チキン)、こどもも3種類(マヒマヒ、ハンバーガー・ステーキ、チキン)から選びます。
さらに、共通してサラダバー、チリライス、パスタ、温野菜、マカダミア・ナッツのアイス、コーヒーまたは紅茶がつきます。
これは、だいたいおいくらなのかしら…と調べてみたところ、オプショナルツアー予約サイト「アランワン alan1」にて、同様のプランを発見。
「お子様メニューが半額!夏休みスペシャル セレクトディナープラン」というコースで、大人/31.19ドル、4〜9才/9.08ドル(チップ込み、2011年07月01日〜2011年08月20日に適用)。
【ディナー&半日ツアー】クアロア半日ツアー+ディナークルーズ
そして、「ジュラシックパーク」の映画のロケ地にもなった「クアロア牧場 KUALOA RANCH」への半日ツアー。
こちらでは、乗馬や四輪バギー、カネオヘ湾クルーズなど8つのアクティビティから好きな2つを楽しめ、ビュッフェのランチつき。
値段は…と調べてみたところ、「クアロア牧場」が提供している同様の送迎つきの半日ツアーでは、大人/109ドル、13才未満/69ドル(税別)。
さらに、「スターオブホノルル号 Star of Honolulu」でのディナークルーズも付いています。
↑ディナークルーズ出航まえに行われる「ウェルカムフラ」(Photo by Miyu)。
スターオブホノルル号でのディナーは4つのプランがありますが、今回はビュッフェタイルのコース。
【関連くちこみ】「スターオブホノルル」の3スターディナーに参加
フロアを貸し切り、JTBオリジナルのイベントも行われるそう。
こちらと似たビュッフェディナーで、「スターオブホノルル号」のサイトで販売されている価格は、税込み送迎つきで大人/90ドル、子ども/58.50ドル。
これは、オプショナルツアー予約サイト「アランワン Alan11」でも同額で販売しています(1パーセントのポイント還元があるからこちらのほうがオトク)。
【ココ夏フェスタ】動物園ツアー、カルチャー教室、セーリング
ルックJTBのハワイの定番イベント、「ココ夏フェスタ」(2011年7月18日〜8月31日)にも無料で参加できます。
今回開催されるのは3つのアクティビティーで、ルックJTBのツアー利用者ならだれでも参加可能。
まず、「OLIOLI探検隊」というプラン。
夕暮れの「ホノルル動物園」の「アフリカン・サバンナ」エリアで動物観察をします(月木のだいたい週2回の17時30分〜19時30分、定員500名、現地集合、現地解散)。
これはJTBツアー客のための貸し切りイベントとなり、日本語ガイドによる動物観察。
似たようなプランとして「ホノルル動物園」で主催している「トワイライト・ツアー TWILIGHT TOURS」(金土、17時30分〜19時30分)があります。ガイドつきで、大人/14ドル、4〜12才/10ドル。
2つめは「OLIOLIハワイアン・カルチャースクール」。
場所は「シェラトン・ワイキキ・リゾート」23階にある、JTB専用の「ルアナラウンジ」にて開催(月〜金の11時〜12時、定員40名、現地集合、現地解散)。
教室は、月水金が親子フラダンス(3才〜)、火木がウクレレ(6才〜)。
こちらに似たプランは「ロイヤルハワイアン・ショッピングセンター」で、無料のレッスンが開催されています(ウクレレは火水木金10時〜11時、フラは火11時〜12時、木16時〜17時)。くわしくは「ロイヤルハワイアン」イベントページ▶でチェック。
3つめが「カタマラン・セーリング」(週に5日程度、8時と9時15分の2回出航、約45分間、5才〜、定員45名)。
「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチ・リゾート&スパ 」に集合し、貸し切りの帆つきの双胴船でワイキキ沖をセーリングします。
こちらに似たプランは、オプショナルツアー予約サイト「アランワン Alan1」「ヒルトン出発!青い海へ爽快セーリング」。所要時間1時間、ソフトドリンクとスナックが飲み食べ放題(18才以上/49ドル、4〜17才/32ドル、3才以下無料)。
【OLIOLI】JTBならではの現地サポートシステム
JTB専用の「OLIOLIスニーカー」という観光バスも利用可能。
こちらも「わいわいファミリー」だけではなく、JTBのツアー利用者ならだれでも無料です。
ちなみに「OLIOLI」とは、JTBのハワイでの現地サポートシステムの名称となります。
ルートは、「シーライフパーク」+オアフ島の観光名所めぐりコース(毎日2本、所要時間4時間)と、「カイルア・タウン」散策コース(毎日3本、所要時間4時間)。
ほかにもJTBツアー参加者特典として、「ヒルトン・ワハワイアン・ビレッジ」内に設けた「OLIOLIビーチステーション」で、無料でパラソルとチェア(2台)のセットをかりることができます(1日3時間まで)。
オアフでの足となる「トロリー」も、ツアー専用の「OLIOLIトロリー」が出ています。
8時~23時まで走っていて、運行間隔は約4〜8分とワイキキ最大の運行数を誇る便利なトロリーとなるそうです。
おおざっぱなルートとしては、アラモアナセンターからワイキキの主要なホテルに立寄りながらダイヤモンドヘッド「マーケット&グリル」までを往復。
土曜日は人気の「KCCマーケット」にも停まります。
これならツアー期間中は、レンタカーは必要なさそうですね。
【ツアー総額】「ヒルトンハワイアンビレッジ」6日間が83万円
では、気になるツアーのお値段は…?
今回は、東京発、50周年を迎えたハワイ最大のリゾート「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチ・リゾート・アンド・スパ Hilton Hawaiian Village Beach Resort & Spa Village Beach Resort & Spa」での滞在を想定。
【関連くちこみ】ハワイ最大のリゾート「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」
このリゾートには、先述の「OLIOLIビーチステーション」や、サポートデスクの「OLIOLIデスク」があります。
こちらに滞在すると、金曜の花火鑑賞用の60席が無料だったり、特定のタワーに3泊以上で滞在するとリゾート内で使える75ドル分のフードクレジットや海の家で使える食事券2枚のオマケつき。
お部屋は「タパタワー」のオーシャンビュールーム(約45平米)を選ぶと、6日間で大人/18万5000円(7月1日〜13日)〜32万9000円(8月4日〜7日出発)。
利用するエアラインによって追加料金が必要な場合があり、JALとANAを選ぶと2万〜2万5000円プラスになります(デルタの一部とユナイテッドは追加料金なし)。
幼稚園児1名、小学生1名、夫婦での4人で旅行する場合は…
日程は、小学生が夏休みに入ってすぐの週末、7月23日(土)に出発し、ユナイテッドを利用する6日間のツアー。
- 夫婦…大人代金/27万4000円×2名=54万6000円
- 幼稚園児と小学生…こども代金/27万4000円÷2-2000円×2名(いずれもノーベッド割引)=27万円
- 米国空港使用税など…4700円×4名=1万8800円
- 成田空港使用税…2540円×2名+1520円×2名=8120円
- 35日前割引(6月18日まで)…-4000円×4名=-1万2000円
合計は、83万920円(燃油サーチャージ含む)。
上記プランの一部は個人で手配できるものもあり、そのほうが安くつく場合もありますが、やはり手間も時間もかかります。
そして、ツアーには個人手配にないさまざまな補償(保障)がつくので、なにかトラブルが発生したときには、旅行会社最大手の「JTB」は強い味方となりますね。
ツアー内容を検討してみて、JTBのリピーターが多いのが納得できました。
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