Published on 11.07.13
【NYC*07】12才以下は保護者と常に一緒、ゲンコツは虐待、独り寝推奨など…ニューヨークの育児法とは?(07.13)
ニューヨーク流育児の常識とは…?
「郷に入ったら郷に従え」といいますが、NYの子育て方法とはどのようなものなのでしょうか?
私がこちらへ来て学んだことをお伝えしたいと思います。
さまざまなバックグラウンドを持った人々が暮らすこの街では、家庭内でのしつけや生活習慣も異なります。
が、全員がゼッタイに守らなくてはいけないのは「NY州憲法」。
これが日本とは大きく異なり、ママになってから私が勉強をしなくてはならないことのひとつでした。
まず戸惑ったのが、子供だけを家に残したまま、保護者が外出してはいけないということ。
アメリカでは、13才未満の子供から目を離してはいけないことになっています(各州により詳細は異なる)。
ハワイ旅行の際など、気をつけているママも多いかと思います。
ニューヨークでの「子供」は、13才未満。
クルマに子供を残して保護者がクルマを離れたり、外出先で子供だけで行動をしていたら通報されて保護されてしまいます。
つまり、12才以下の子供は常に保護者と一緒にいなくてはならないのです。
なので、日本ではめずらしくない子供のお留守番や、はじめてのおつかい、デパートや遊園地での一時的な親子別行動などはアメリカではありえない光景です。
げんこつは「幼児虐待」と見なされます
幼児虐待に関しても、近所の住人や保育園や学校の先生だけに留まらず、通りすがりの人々までがしっかりと注意を払う義務があり、常に目を光らせています。
しかし、行き過ぎたケースもあり、たとえばアジア系民族に多い「蒙古斑」を知らないベビーシッターが、オムツ替えの際にお尻を見て驚き、警察に通報をしてしまったことも。
また、高熱を出した赤ちゃんが泣き続けたため、隣人が虐待を疑い、直接警察に通報した…という話も聞いたことがあります。
子供を叩いたら虐待とみなされるので、しつけとしての「げんこつ」もなし。
しつけ面でも、日本の常識とはいろいろ異なります
アメリカの育児法は、しつけの面ではむしろ早期の自立を促している側面もあるようです。
赤ちゃんのころから添い寝はせず、できれば寝室も別。子供が泣いても、むやみやたらに抱き上げない…
添い寝をしないのは、乳児が寝ている間に誤って押しつぶされてしまうことを防ぐため。
寝室が別なのは、子供をひとりの人間として扱うため、夫婦の時間を大事にするため…という理由があるようです。
子供が泣いたら、少し様子を見てみる。
こういった小児科からのアドバイスに戸惑いを覚えましたが、実際に子供を観察してみることで、なにを求めているのか気づいたこともありました。
アメリカにおける子育て方法と理論をつうじて、「子供のためにどうすることが最適なのだろうか」を考えるきっかけになりました。
子供が最上級の笑顔になれる育児が最高!
ニューヨークの育児で見習いたいのは、キスやハグなどのスキンシップの多さや、子供を褒めるときのアクションの大きさ。
子供に対する愛情表現は、とても豊かです。
家族に思いきり抱きしめられている子供の表情は、最上級の笑顔。
周りも思わず笑顔になってしまいますよね!
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