【NY*10】3日間の滞在でも「7日間パス」(29ドル)を購入したほうがオトク…ニューヨークの「地下鉄」を乗りこなそう(07.14) - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 11.07.14

【NY*10】3日間の滞在でも「7日間パス」(29ドル)を購入したほうがオトク…ニューヨークの「地下鉄」を乗りこなそう(07.14)

「地下鉄」なら、目的地に早くオトクに移動できる

2011年3月、8才の息子とニューヨークへ9日間の旅行に出ました。

ニューヨーク滞在時に、移動に不可欠なのが「地下鉄 New York City Subway」。

地下鉄の利点は、目的地に早く行けること。

時間帯によっては、ニューヨークの渋滞はにっちもさっちもいかないので、「イエローキャブ」と呼ばれるタクシーに乗るよりも確実です。

地下鉄の料金は、1回2.25ドル(2時間内に乗降)。
44インチ(約110センチ)以下の子供は、3人までなら大人ひとりにつき無料。
日本のように距離制ではないので、長距離乗るととても割安感があります。

日本で地下鉄に乗り慣れているなら、乗り換えも表示通りに進むだけなので困りません。


ただし、時刻表がなく、朝のラッシュ時でもなかなか来ないときもあり、ホームが溢れかえったこともありました。土日祝日や夜になると本数が減るので、こちらも要注意。

3日間滞在の場合でも「7日間パス」がオトク

今回の滞在は1週間。

地下鉄とバスでマンハッタン内をくまなく回ることができるとわかっていたので、フリーパスを購入することに。
以前は、フリーパスも1日券、7日間券、14日券、30日券とありましたが、現在は乗り放題、もしくは7日間か30日間しかありません(子供料金なし)。
現在は、7日間で29ドル、30日間で104ドルです。

クレジットカードでも購入できますが、購入しようとした駅の券売機では、カードも現金も受け付けず(日本発行のカードだからではなく、前の人も同様)。

けっきょく、フリーパスは大きな駅の券売機で購入しました。

ちなみに、3日間しか滞在しない場合でも、7日間パスは13回以上乗れば元が取れます。しかも、バスも利用可。

13回というと多く感じますが、1日3~4回地下鉄に乗れば7日間パスを購入するほうがオトク。

自由にあちこち行く予定なら13回以上は乗ることになるので、パスを購入したほうがいいと思います。

地下鉄とバスの両方を合わせて利用すると、歩く距離も少なくてすむのでラク。

息子も、疲れてくると、ほんの1~2ブロックでも地下鉄の駅までバスに乗っていました。


↑チケットには磁器がついていて、スライドさせて読み取らせ入場します。


↑地下鉄の入り口。

降りるときは、動物園などによくある「後戻りできない回転ドア」か改札口を通ります。

「フリーパス」は券売機でカンタンに購入できます

券売機での購入方法はカンタン。

「Start → Metro Card → Get New Card → Unlimited Ride」と進んだら、「7Days」を選び、今回は現金で購入。


↑画面をタッチするとスタート。


↑カードタイプを選びます。「MetroCard」を選択。


↑新しいカードが必要なので「Get New Card」を選択。


↑フリーパスなので「Unlimited Ride」を選択すると、7日か30日を選ぶ画面になります。

乗る方向や急行列車などには要注意

地下鉄は、マンハッタン島内を南北、東西に走り、ブロンクス、クイーンズ、ブルックリンへ枝わかれして走っています。

地下鉄と言っても、マンハッタンを出ると地上を走りますが…

路線は、カラー別になっています。

赤(1、2、3線)、青(A、C、E線)、黄(N、Q、R線)、オレンジ(B、D、F、M線)、緑(4、5、6線)、紫(7線)、グレー(L線)。

そして、42丁目タイムズスクウェアとグランドセントラルを往復するシャトル、S線があります。

各駅停車(ローカル)と急行列車(エクスプレス)があり、途中同じホーム内乗り換えもできるので、エクスプレスをうまく利用すると移動時間も短縮できます。

ただし、うっかりエクスプレスに乗ってしまったら、かなり先まで行ってしまうことも…

アップタウン方向では、乗り過ごして降りた駅がハーレムのど真んなかなんてことにもありえます(ハーレムも観光客が増えましたが、用心は必要)。
ハーレム方向に向かうのが「アップタウン」。ロウアーマンハッタン、バッテリーパーク方向が「ダウンタウン」ですので、乗るときには気をつけて乗りましょう。

↑地上から駅構内に下りる際に、アップタウン行きかダウンタウン行きかわかれているところもあります。

構内を歩くのが楽しい駅もあります

乗換えができる駅でも、駅構内でかなり歩くこともあります。

「タイムズスウェア」駅もそのひとつ。

かなり広く、駅自体がギャラリーのようにタイルに絵が描かれたり、また、ギターを引く人、サックスを吹く人など、いろんな人がいます。

駅名をタイルで表示しているところもあり、私が好きなさりげないニューヨークの風景のひとつです。

キケンだった地下鉄も、いまやキレイに便利になりました!

はじめてニューヨークに行ったときは、キケンなところも多く、地下鉄には落書きあり、浮浪者や奇声を発したりするクスリをやっていそうな人もいて、オシッコ臭いところもけっこうありました…

その後、市長が変わってから年々街がキレイになり、今回はじめて子供を連れて地下鉄を利用してみてビックリ。

駅自体もキレイになっているところも多く、電光掲示板でつぎの駅などが表示される最新式の車両も。

車掌さんが駅案内をするのではなく、自動音声でつぎの駅や乗り換え路線を案内する車両もありました(旧式の車両もあり)。

また、地下鉄ではニューヨークの子どもたちにほとんど遭遇しませんでした。

日本では、小学生でも遠くの学校に通う場合はひとりで電車、地下鉄、バスに乗りますが、アメリカでは子どもをひとりにすることはできません。

当然、ひとりで乗っている子はおらず、親子連れも観光客らしき家族以外はみかけませんでした。
ちなみに、電車のなかやホームでは、ガイドブックを広げるよりも、ホテルのロビーなどにある無料案内などについている「地下鉄マップ」を切り取り、ポケットに入れておくとサッと見られてなにかと便利ですよ。
ニューヨークの地下鉄は本当に便利ですし、行動範囲も広がるので、ぜひとも使ってみてくださいね。

ニューヨーク市営地下鉄

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