Published on 11.08.04
【スウェーデンスーパー*1位】繊維たっぷりでヘルシー…パンと同じように食べられている伝統食品「クネッケブレッド」
【スウェーデン・スーパー編第1位】
「クネッケブレッド knäckebröd」
↑「クネッケブレッド」は、パンと同様そのまま食べるのはもちろん、バターを塗ったり、ハムやチーズをのせたり、「カレスキャビア」をつけたりして食べています。
★★★★★
■子供は食べられる?:
スウェーデン人には、小さなころからおなじみの味
■お値段は?:
10〜40クローナ前後 (約140〜560円)
楽しい「クネッケブレッド」
「クネッケブレッド knäckebröd」は、ライ麦ベースのクラッカー。
スウェーデンの伝統的な食べ物のひとつで、500年ほどまえにその原形となる食べ物が登場したとのこと。
現在も、パン同様日常の食卓に欠かせない食品です。
円形のものや四角いもの、そして円形を8〜10等分したものなど、サイズもカタチもさまざま。
厚みは、薄いものは2ミリほど、厚いものは1センチ弱(空気がたくさん含まれているタイプ)あることもあります。
ちなみに、円形のものは、通常直径が50〜60センチもあり、クリスマスなどの家族や親戚が集まって食事をする特別な機会に登場します。
食物繊維もたっぷりヘルシー
材料はライ麦の全粒粉、塩、水がベース。
全粒粉を使ってつくられているので、繊維たっぷりでヘルシー!
昔のレシピにはイーストは入っていませんでしたが、最近売られているものの大半にはイーストが使われているようです。
スーパーには、雑穀やスパイスの混ざったものや、白ごまのついたもの、ヒマワリの種などが入っているものなど、いろいろなタイプのものが置かれています。
どれを選んでも、日本人好みの味だと思いますよ!
価格も、10〜40クローナ前後 (約140〜560円)とさまざまですが、ちょっと高めの、地元の小さな工場やベーカリーで作られたものがオススメ。
素材の味と風味がする、おいしいクネッケブレッドに出会えるはずです!
ちなみに、今年の夏はスウェーデンでも湿気がとても高く、クネッケブレッドがすぐしけってしまいます…
こんなことは、いままでになかったのでビックリ。
クネッケブレッドは保存食でもあるので、乾いた北欧の気候に適した食べ物。
日本におみやげにしたり、日本でご購入したクネッケブレッドも、しけらないようにご注意くださいね。
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