Published on 11.09.01
【NY*13】すべてまわるのなら1日がかり…上野動物園の20倍以上の敷地内に6000頭もの動物が暮らしている「ブロンクス動物園」へ(09.01)
時差ボケ解消を目指し、向かった先は…
2011年3月、8才の息子とニューヨークへ9日間の旅行に出ました。
出発前から考えていたのが、ニューヨーク初日の過ごし方。
羽田発は、早朝。
デトロイトで乗り継ぎ、ニューヨーク到着後ホテルにチェックインしてもまだお昼前…
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と、時差との戦いとなり、長い一日となるのが予想されたからです。
作戦は、眠いからと部屋で寝てしまうと時差ボケが解消できないので、出かけて早く寝るようにし、徐々に時差を解消する方法。
また、地下鉄やバスなどを利用して、移動時に少し寝かせてあげることも考えました。
遠くに行けばそのぶん、長く寝ることができる…
…ということで、思い切って全米最大規模を誇る動物園「ブロンクス動物園 Bronx Zoo」へ行ってみることに。
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ブロンクス動物園の敷地は「上野動物園」の10倍以上あり、6000頭を超える動物たちが暮らしているのだとか。
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ちなみに、私も時差ボケはあるのですが、久々のニューヨークで大興奮のため、時差はブッ飛びました(笑)。
最寄り駅は「ペルハム・パークウェイ」駅ではありません
ブロンクス動物園には、冬の寒いときに一度だけ行ったことがあります。
当時はニューヨークもまだまだ怖くて、しかも場所は治安がいいとは言えないブロンクス。
すごく寒かったこともあり、覚えているのは広かったなぁ…というくらい。
今回は、事前にネットで情報を集め下調べしておいたのに、肝心の印刷した紙を置き忘れ。
けっきょく手元にある「地球の歩き方」と「ニューヨーク・パス NEW YORK PASS」のガイドを参考に、地下鉄2、5番線の「ペルハム・パークウェイ Pelham Pkwy」駅で降りることに。
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それが、やはり大失敗(カンタンな行き方は、最後に書きますね)。
地下鉄はブロンクスを通る線なので、アッパーイーストを過ぎてからは黒人やラテン系の方が多くなりますが、昼間でもありとくに怖くありませんでした。
ペルハム・パークウェイ駅で降りてから、「ZOO」と標識があったのですが、よくわからない状況。
周りの人に聞くと「歩くと遠いから、バスで行くほうがいいよ」と言われ、バス停とバス番号を教えてもらい、バスに乗車。
もちろん、7日間乗り放題のパスを利用して乗りました。
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念のため、運転手に「ZOOに行きたい」と伝え、停留所を教えてもらいました。
下車したところでは、目の前に動物園が見えるのですが入口が見えません。
歩くこと、さらに10分以上。
ようやくゲートにたどり着きましたが、すでに14時くらい。
広い園内は、すべて回るのはムリそうです。
「ニューヨーク・パス」で入れるはずが…
ブロンクス動物園は、 ニューヨーク・パスで無料入場できる施設のひとつ。
…のはずが、これが大問題に。
数日前に、日本でニューヨーク・パスで行くことのできる施設としてブロンク動物園がHPに掲載されており、さらに当日もらったガイドブックにも掲載されていました。
が、動物園の窓口でニューヨーク・パスのカードを見せると「以前は利用できたが、今年から利用ができなくなった(ニューヨーク・パスとの契約はなくなった)」。
「だから、入場料を払うように」と。
納得いかないので、別の窓口でもう一度「ネットやガイドブックにも入場可との記載があり、わざわざ来たの」と伝えると、「今回はいいよ」と優しそうなおじさんが通してくれました。
ラッキー!
見たいところだけ、ササッと回ってみる
今回は、とりあえず、園内マップを手に短時間でできるだけ回りたい。
息子がどうしても見たいのは爬虫類だったので、まずはそこへ行き堪能。
おつぎは「タイガー・マウンテン」へ。
その名のとおり、虎がいてけっこうな迫力でした。
こんなのに襲われたらと思うと恐ろしい…
そのほかにも、あまりの時間のなさに写真を撮っていないことに気づきましたが、カバは大きかったです。
アシカが「オエッオエッ」と吠えまくっていたのには大笑い。これは万国共通ですね。
冬場は乗り物なども閉鎖が多かったですが、「キャメル・ライド」(らくだ)は1回6ドルでできました。
そして、目玉のひとつでもある「ゴリラ・フォレスト」というところには、残念ながら行けませんでしたが、ゴリラも有名です。
できるだけ自然に近い、行動展示の状態で、動物を見ることができるのが楽しい動物園でした。
もちろん、子連れにうれしいスペースもあります
園内の所々には、休憩スペースや飲み物などを売っているところもあります。
3月だったので、ダウンと手袋が必要でノドも乾きませんでしたが…
さすがに8才になる息子は乗りたがりませんでしたが、室内のメリーゴーランドもありました(冬のNYが寒いからですね)。
ほかにも、「Children Zoo」という小動物と触れ合えるエリアもあり(有料)、園内ではちょこちょことおカネがかかります。
動物園をめいっぱい楽しみたい人は、事前にネットですべて含まれた「Total Experience Ticket」を購入するといいかも。
10パーセントオフで買えますし、らくだ乗り以外は乗り物や別途お金が必要な入場なども込みなので便利です。
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ただ、このようにすばらしい動物園でありますが、ひとつだけ難点があります。
それは、展示されている動物と動物の間が、けっこう離れていること。
かなり歩くことになりますし、アップダウンもあり小遠足状態。すっかり疲れてしまいました。
大きな森というか、山のような園内は広すぎて短時間ではやはり見て回れません。
小さな子連れなら、1日がかりがいいと思います。
帰りは「アジア門」から出るのが正解!
帰りは、アジア門からが地下鉄に近いとあったのを思い出し,アジア門を目指していくと、同じように地下鉄で帰る家族連れがたくさんいました。
駅までは1本道と超カンタンで、5分で到着する早さ。
最寄り駅は、行きに降りたところよりも手前の「ウェスト・ファーム・スクエア-イースト・トレモント・アベニュー West Farms Sq-E Tremont Ave」駅。
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↑駅の周りだけは少し怖かったですが(でもビビるほどではありません)、同じような子連れ家族も多いですし、ジロジロ見ずに普通に歩けば問題ありません。夜には行きたくないですが…
[googlemap lat="40.841833" lng="-73.878656" yaw="201.92" pitch="10.6" zoom="0" width="465px" height="250px" type="STREETVIEW"]Bronx, NY 10472[/googlemap]
次回は、冬場ではなく4月〜10月のすべてがオープンになっているシーズンにゆっくり行ってみたいです。
ブロンクス動物園
住所:Fordham Road and Bronx River Parkway, Bronx, NY 10460
電話:718-367-1010
開園時間:4月〜10月(今年は11月6日まで)/10時〜17時 (月〜金)、10時〜17時30分(土日祝)、11月〜3月/10時〜16時30分
入場料:大人16ドル、子供(3〜12才)12ドル (園内の乗り物が込のTotal Experience Ticketもあり)
行き方:地下鉄2,5番線 West Farms Sq-E Tremont Ave下車 徒歩5分でアジア門入口。バス BxM11マンハッタンのマジソンアベニュー(26thから99th) 。動物園までのエクスプレスバスがあり(メトロカードは利用できない)。
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