【旅*流儀143】常備薬と海外旅行保険の詳細チェックはお忘れなく…旅先での体調不良の対処法を考える - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 11.09.02

【旅*流儀143】常備薬と海外旅行保険の詳細チェックはお忘れなく…旅先での体調不良の対処法を考える

旅行で体調を崩してしまったら…

旅行中は、元気にパワフルに過ごせたら最高!

でも、もし体調を崩してしまったら…

短い旅行期間だとどこにも行けず、ホテルで過ごすだけとなってしまった…なんてことにもなりかねません。

なので、出発まえはムリをせず体調管理には気をつけたいもの。

とはいえ、海外旅行に出発するまでは、子どもの体調にヒヤヒヤすることもありますよね。

カゼをひいてしまったり、冬なら学校や幼稚園でインフルエンザが流行し感染する可能性もあります。

それでも、ひとまず飛行機に乗り込み出発してしまえばひと安心…

…でも、飛行機の機内はけっこう寒い。そして乾燥してもいます。

行きの機内でカゼをひいてしまった…なんて事態はゼッタイに避けたい。

機内の毛布だけに頼ることなく、夏場でも長袖の上着を持ち込んで体温を調整しましょうね。

かならず、常用薬は持参して!

現地に無事に到着したあと、子どもが熱を出した…ということも考えられます。

環境の異なる旅先での対処法は、どうしたらいいのでしょう?

たいていの場合、軽いカゼや下痢といった症状かと思います。

そんなときは、食事に気をつけ、水分をこまめに補給し、クスリを服用し、部屋で安静にしていることで回復します。

クスリを持参していなければ、回復も遅れますし、現地でクスリを入手する手間も発生するので、クスリは必須。

病院へ行くような症状でも、常用薬を持参して安静にしていれば回復していたはず…というケースがほとんどのようです。

【関連アンサー】グアムでインフルエンザを発生したら…

クスリは、出発まえにいつも使っているカゼ薬、熱さまし、整腸剤などを病院で処方してもらうのが一番。

あと、熱さましシートなどもあれば、発熱時には心強いですね。

「お粥はつくってもらえますか?」と聞いてみよう

「だんだん元気になってきたな、ホッ」と思っても、翌日プールや海に入るのはNG。

「せっかく来たんだから」というキモチもよくわかりますが、日本でも熱が下がったばかりではプールには行かせませんよね。

食事については、スーパーなどで食べものを調達できますが、ホテルの部屋では調理できないので、食べられるものが限られてしまいます。

こんなときは、ルームサービスのメニューになくても、子どもの状態を話して、お粥など作ってもらえるかダメもとで聞いてみるのも大事(大人が具合悪いときも同様)。

ホテル内に日本食屋や中華レストランがあれば、お粥はできるはず。

朝食ビュッフェでお粥があるところも多いので、柔軟に対応してもらえるホテルならありがたいですよね。

クスリで対応できないときは、病院へ

では、症状が重くて様子がおかしい場合はどうすればいいでしょうか?

やはり、ツアーならこういったときは安心ですね。

現地のツアーデスクや添乗員に連絡して、病院を紹介してもらうか、旅行会社によっては手厚く連絡や手配などもしてもらえると思います。

個人手配の場合は、ホテルのスタッフに相談してみるといいでしょう。

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日本人に人気のグアムやハワイ・オアフ島では、日本人観光客を対象とした医療(紹介)サービスがあります。

グアムでは、「マイクロネシア・アシスタンス・インク」(MAI、電話:649-8147)という旅行会社が共同で運営しているトラブルに24時間電話で対応してくれます。

【関連くちこみ】「MAI」に紹介してもらった病院で息子の病名が判明!

また、オアフでは、「ドクターズ・オン・コール Doctors On Call」という、「ストラウブ総合病院」が行う緊急医療サービスがあります。

病院本体(Hospital)とは別に、ワイキキにもいくつか旅行者向けの「クリニック」があり、日本語対応しています。

24時間体制クリニックは、中心部にある「シェラトン・プリンセス・カイウラニ」の1階。送迎から診療までしてもらえます。

24時間ではないですが、ほかにも「ワイキキ・ビーチ・マリオット」や「カハラ・ホテル」などにもクリニックがあります。

診療後、さらに病院施設での治療が必要な場合は「ストラウブ病院」へ搬送となるそうです。

海外旅行保険での支払いはどうなっている?

最後に、海外傷害保険での支払いについて。

海外旅行傷害保険に加入している場合は、まずはサポートデスクに電話をして、保険に対応している病院を紹介してもらってから行きます。

このとき、保険証書を持って行くのを忘れないように。
「アメリカでの医療費は高い」と言われていますが、保険の多くがその場でお金を払う必要のないキャッシュレス診療を受けられるタイプのもの(要確認)。
同じく海外保険ではありますが、クレジットカードに付帯している海外旅行保険は注意が必要です。

死亡の際は保険が下りても、ケガや病気の治療費は対象外というカード会社もあります。

【関連くちこみ】家族にも200万円の治療費が支払われる「JCBゴールド」
たとえば、JALカードやANAカードの普通カードでは、傷害治療費用や疫病治療費用は出ません(ゴールドカードなどは別)。
クレジットカードの会員規約や特典はとても細かいのですが、保障内容についてはぜひチェックしておきましょうね。

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