【ダラーレンタカー】教えて♥ハワイのレンタカー
最終更新日:2012年2月12日
ホノルル空港でレンタカーを借りたい
日本語対応を希望するなら「ダラー」のカウンタ—へ
ハワイにはいくつものレンタカー会社があるので、「どこで借りればいいの?」と迷っている人も多いと思います。そこで、まずは「ダラーレンタカー」にしかないサービスやプランを案内しますね。「ホノルル空港」に到着したら、その足でクルマを借りて、ワイキキのホテルまで移動する人も多いと思います(写真はダラーのホノルル空港カウンタ—で借りた「コンパクトクラス」)。
ホノルル空港には複数のレンタカー会社の営業所がありますが、日本人もしくは日本語が話せる現地スタッフが常駐しているのは、「ダラーレンタカー」だけ。日本語カウンタ—がオープンしているのは午前11時30分までですが、羽田発の「ハワイアン航空」もしくは「ANA」便利用でなければ間に合うはず。
はじめてレンタカーを借りる場合は不安を感じている人も多いと思いますので、あらかじめ日本語でいろいろ質問して解決しておいてくださいね。
そのほかにも、ダラーでは「マルチアイランドウィークリー」というプランを用意しています(日本払いのみ)。オアフ+ ハワイ島など、2島以上訪れる人にオススメのプランで、24時間単位の日数でカウントする料金システム。1日空けて「飛び石」で借りること も可能なので、使い勝手はかなりいいハズです。他社にも同様のプランがありますが、飛び石レンタルできるのはダラーだけです。
「ダラー」ってどんな会社なの?
割安感が魅力のレンタカー会社です
ダラー・レンタカーは、1965年に米国・ロサンゼルスでスタート。
「ダラー・レンタカー Dollar Rent A Car」という社名は、もともと1ドル(1 dollar)という格安な料金でレンタカーを貸し出していたことに由来しているんですよ。
現在では、本社をオクラホマ州のタルサに構えており、世界53ヵ国、640の営業所(米国とカナダで350ヵ所)でレンタカーサービスを提供しているグローバル企業です(右の写真は、サンフランシスコのダラーの店舗)。
もっともオトクなプランはナニ?
JALマイレージ会員なら割安かつマイルがつくことも…
円高の時期なら「ドル建て(現地払い)」で、なおかつJALやANA、JCBなどの「会員優待」で借りるのが、もっともオトクなレンタル方法です。
イチオシなのが「らくらくプラン」。6種類のフルカバー保険、5種類の税金、ガソリン1回満タン給油ぶんが含まれており、さまざまな会員優待にも対応しています。対象となるのは、JAL、ANAのマイレージ会員、JCB、EPOS、りそな、DC NICOS UFJ、CFなどのクレジットカード会員、そしてヒルトン、アウトリガーのホテル会員となります。
とくにオトクなのが、JALマイレージ会員のプラン(現地支払いにのみ適用)。通常の3倍マイルが貯まる「トリプルマイルキャンペーン」もひんぱんに実施されているので、これはかなりオトクです(コンパクトクラス以上で最大900マイル付与)。
【関連くちこみ】トリプルマイルがもらえるダラーの「JAL会員」向けプラン
なお、円建てで借りた場合、追加ドライバー4名ぶんが無料になるメリットがあります(こちらはクレジット機能がついた「JALカード」が利用可能)。予約する時期の為替や運転する人数に応じて、使い勝手のいいオトクなプランを選んでくださいね。
日本語サイトを経由して予約するメリットは…?
ココにしかないオトクなプランがありますよ
ダラーでレンタカーを借りるには、米国サイト(英語)でも予約できます。
ただ、レンタカーを借りる場合「もしもの事故が不安…」という人も多いはず。そんな場合は、やっぱり日本語サポートがあると安心ですよね。
日本語サイト(左の画像)を運営しているのは、ダラーの日本総代理店「アクセス」という会社。日本語のサイトでは、日本人の需要がとくに高い「ハワイ、グアム、アメリカ本土、カナダ」における予約サービスを提供しています。
日本語サイトでは、米国サイトで販売していない、日本人向けの保険付き割安パッケージを揃えています。たくさん保険を仕入れるぶん、安心できる商品を安価にて販売しています。
そもそもレンタカーは、本体のレンタル料だけでなく、保険や税金、カーナビといったオプションを組み合せた商品。米国で交通事故などのトラブルに巻き込まれると、裁判から賠償金の支払いまで、解決までには長期的で煩雑な手続が必要となります。せめて金銭面での負担を軽減できるように、保険への加入は必須です。
保険は個別に入るよりも、パッケージ商品として購入したほうがゼッタイにオトク。他社のプランともじっくりくらべて、納得できるプランを見つけてくださいね。
ハワイではどんなクルマが人気なの?
駐車場にも停めやすい「コンパクトクラス」が人気
ダラーでは、コンパクトやミニバン、コンバーチブルなどカテゴリー(クラス)ごとにクルマを貸し出しています。
一番人気は、コンパクトクラス(左の写真は、オアフのダラーで借りた「コンパクトクラス」でシボレーの「コバルトLT」)。
コンパクトクラスは「大きめのトランクが備わった4ドア」という定義となっており、もっとも在庫が豊富なのが、フォードの「フォーカス」というセダン。
青いクルマは、オアフのダラーで貸し出している、「コンパクトクラス」のフォード「フォーカス」。
ひとつ下の「エコノミークラス」もほとんど価格が変わらないのに、こちらは2ドアだったり、CDデッキが装備されていないことも。荷物が多い人やチャイルドシートを利用する人には、やっぱり4ドアのコンパクトが使いやすいと思います。
【関連くちこみ】ダラーの「らくらくプラン」でレンタカーしてみた
コンパクトは 駐車場に停めやすい のもポイントのひとつ。ワイキキのホテルやショッピングモールは駐車場が狭いところが多いので、手ごろなサイズのクルマだと運転もラクだと思いますよ。
また、5人以上のグループには ミニバンクラスが人気。
赤いクルマは、ハワイ島のダラーで借しだしている「ミニバン」。
空いた座席にモノを置く余裕もありますし、日本でミニバンに乗っている人にも「乗りやすい」と好評です。ただし、ファミリーがたくさん訪れる夏休みは予約で埋まってしまうこともあるので、早めの予約がオススメ。
【関連くちこみ】バジェットとくらべたうえでダラーで借りた「ミニバン」
年末も、12月20日前後から欧米ではクリスマス・ホリデーに入ります。予約は9月くらいから埋まっていくので、この時期に旅行を予定している人も予約はお早めに。
チャイルドシートを持参したい
安全基準を満たしていればオーケー
アメリカでも、日本と同様に「チャイルドシート」の着用が義務づけられています。エリアごとのルールは、以下のとおり。
- アメリカ本土…4才未満に「インファント・シート」 を着用。
- ハワイ…0才〜3才は「インファント・シート」、4才〜7才で身長が約144.7センチ以下、体重が20キロ以下の場合には「ブースターシート」を着用。
- グアム…0才~1才で体重約9キロまでは「インファント・シート」、1才~3才で体重約9~18キロまでは「チャイルドシート」、4~11才で身長約144センチまでは「ジュニアシート」 を着用。
ダラーでのチャイルドシートのレンタル料金は、いずれのタイプもハワイでは1日12ドル、グアムでは1回につき10ドル(写真はオアフのダラーで借りた「インファン・トシート」)。ハワイでは日数が増えるとレンタル料もバカにならないですよね。持参したシートを使用していただくのは、まったく問題ありません。
ただしその際は、アメリカの安全基準(FMVSS)マークがついているチャイルドシートを選ぶようにしてくださいね。このマークがないと、交通違反として罰せられる可能性もあり、事故の際も賠償対象になりません。
マークつき商品を購入する場合は、日本よりもハワイのショッピングセンターなどのほうが確実に入手できるかと思います。
ちなみに、チャイルドシートの取り付けはダラーでは行っていません。事故の際には賠償問題が生じるので、保護者の責任のもと正確に装着してくださいね。
レンタカーは新しくて清潔だとイイなぁ…
ほとんどがその年に出たばかりの新車です
ダラーは、割安なレンタカー会社として知られていることもあり、「そのぶん車種も古めなんだよね…」と思われがちのようです…でも、ダラーで貸し出しているクルマの大半は、その年に販売された新車なんです。
リーマン・ショック以降は不景気ということもあり、使用期間は若干長めになっていますが、走行距離が3万マイル(約4万8000キロ)に達したクルマは店頭から消えます。古くても2年くらい前までのクルマなので、コンディションのいい状態で乗ってもらえると思います。
清掃などのメンテナンスについては、クルマが戻ってきたらまずは外側を洗車しますが、車内はカンタンに掃除機をかける程度。入念な消毒はしていませんので、赤ちゃん連れのご家族は、除菌シートなどを持参していただくとより快適に利用してもらえると思います。
朝は営業所が混雑することもあるの?
ハイシーズンは前日午後に借りてください
ダラーの営業所は、オアフ島に3ヵ所、マウイ島に2ヵ所、カウアイ島に1ヵ所、ハワイ島に4ヵ所、ラナイ島に1ヵ所。
営業所がオープンするのは、だいたい朝7時。オープンから混んでしまうこともありますが、もっとも混み合うのは8時〜9時前後の時間帯。
とくに、オアフの「カラカウワ営業所」は日本人観光客も多く滞在するエリアですので、混雑することもあります(写真は、2010年5月に1224さんが利用したダラー「カラカウア営業所」)。
1時間くらいお待たせすることもあるようですが、そうなるとせっかくの楽しいスケジュールが狂ってしまう可能性も。夏休みなどのハイシーズンには、当日の朝ではなく、余裕を持って前日の午後に借りていただくほうが安心かと思います。
安心してドライブを楽しみたい
フルカバー保険に加入すれば出費の心配不要
米国の交通関連の保険は、目的に応じて以下の6種類ありますが、この6種類に加入することで、事故の際の出費もすべてカバーされることになります。
1)自動車損害賠償保険(PP)…対人(ひとりにつき)2万ドル、対人(1事故につき)4万ドル、対物(1事故につき)1万ドル
2)自車輌損害補償制度(LDW)
3) 搭乗者傷害保険(PAI)
4)所持品盗難保険(PEP)
5)追加自動車損害賠償保険(SLI)
6)対無保険者傷害保険(UMP)
キホンとなるのが「PP」(自動車損害賠償保険)で、日本での自賠責保険に相当します。対人、対物の補償を100万ドルまで引き上げられるのが「SLI」(追加自動車損害賠償保険)。「SLI」に入ることで「UMP」(対無保険者傷害保険)にも加入することができます。「UMP」は、事故の相手が保険に未加入で支払い能力がない場合に補償してくれる保険。保険に入らずに運転しているドライバー、じつは皆無ではないのが怖いですよね。
「LDW」(自車輌損害補償制度)は、レンタカーを破損した場合に全額を補償する保険。これに加入しないと、修理費用はすべて利用者の負担となります。また、たとえば車上荒に遭ってしまった場合を想定すると、「LDW」と「PEP」(所持品盗難保険)に入っていないと補償が受けられません。
ほかにも、インロック、ガス欠など利用者の過失によるトラブルが心配なら、別途「ロードセーフ」(Road Safe)という保険もあります(1日につき5.99ドル)。スペアキーを持ってスタッフが駆けつける場合は、タクシー代なども含めて200〜300ドル請求されることも。こちらも加入しておいたほうが安心かもしれませんね。
保険はもしものことを想定して、手厚く加入していたほうやっぱり安心できると思います。安心を味方につけて、ハワイでのドライブをめいっぱい楽しんでくださいね!