Published on 11.10.14

【旅＊流儀149】羽田空港「国際線旅客ターミナル」がオープンして1周年…就航エリアやオトクなキャンペーン情報をチェック（10.14）

羽田「国際ターミナル」オープン1周年に注目

2010年10月末に、羽田空港の「国際線旅客ターミナル」がオープンしてもなく1周年。

私もすでに2回利用しましたが、やはり成田より近いぶんだけラクです。

利便性が高いぶん、成田よりも運賃やツアー代が高いのは事実。

とはいえ、深夜や早朝便などでは各航空会社のキャンペーンもあり、かなり安い料金で売り出している旅行会社もありますよね。

1年を経過して、空港の使い勝手やオトクなキャンペーンなどをチェックしてみたいと思います。

現在就航しているのは、北米、ハワイ、パリ、ロンドン、アジア地域。

アジアでの就航都市は、シンガポール、マレーシア（クアラルンプール、コタキナバル）、タイ（バンコク）、香港、中国（上海、北京）、台湾（台北）、韓国（ソウル）。

北米便では、米国本土では、NY、LA、サンフランシスコ、デトロイト、カナダはバンクーバーに就航。

アメリカ行きでは早朝発便が苦戦しているようで、海外旅行予約サイトなどでは1万円以下のチケットも見つけることがあります。

JTBグループの海外旅行オンライン予約サイト「トルノス」でも、先日、期間限定で、羽田発「デルタ航空」ロサンゼルス行きを2900円で販売していました。

ちなみに、「デルタ航空」のデトロイト線は、夏休みが終わってからすでに運休中。

羽田空港の新就航を希望している航空会社は多いようですが、黒字化までの道筋が不透明な部分もあるので、様子見の会社もあるそうです。

1周年キャンペーンも行われています

つぎは、羽田空港関連のキャンペーン情報をチェック。

大々的に1周年記念キャンペーンを打っているのが「JAL」。

特別運賃やスペシャルツアーを販売しています。

台北（松山空港）とソウル（金浦空港）行きが対象で、燃油サーチャージ込みで台北は5万2000円～、ソウルは4万5000円～。2012年1月28日までの販売で、利用は10月31日から2012年1月31日日本発まで。
JALの羽田発ソウル便は、コードシェア便も含めて1日6便。

特別運賃対象となるのは、羽田発19時45分-ソウル着22時20分、ソウル発8時-羽田着11時、そして夜発朝帰り便。

台北行きも、羽田発17時55分-台北着21時、台北発30便9時45分-羽田着13時30分、そして夜発朝帰り。

JALパックでは、「羽田国際化1周年記念スペシャルツアー」のバンコク、シンガポールコース利用者なら、大阪を除く日本各地から、羽田、成田空港までの国内線追加代金が無料に。

帰国時には、国内線利用者は国際線ターミナルの「サクララウンジ」が利用できるとのこと。

関東近辺の人は、民間の駐車場「サンパーキング羽田」が無料になります。

成田と違って、羽田周辺の民間パーキングは限られており、料金も高いのでこれはありがたいですね。

また、ツアー利用者以外でも、羽田から「東京エムケイタクシー」を事前予約し、帰国時に利用しJALカードで支払うとマイルが2倍貯まるとのこと。

サンパ－キングも特別料金で駐車可能となります。

ANAの話題といえば、やはり「B787」フランクフルト便

「ANA」はどうかな？　とHPをのぞいてみましたが、とくにキャンペーンは用意されていない模様。

が、最近のANAの大きな話題といえば、2012年1月21日に羽田-フランクフルト間に「B787」（ドリームライナー）が就航することが、やはりイチオシのニュースとなっていますよね（販売は10月13日～）。

スケジュールは、羽田発1時-フランクフルト着5時、帰国は現地発11時15分-羽田着翌6時45分。

フランクフルトからは、ANAも加盟している「スターアライアンス」の「ルフトハンザ航空」がヨーロッパ各地に飛んでいるので、どこにでも行けますね。
今回の就航では、「エコ割ヨーロッパスペシャル」という運賃が売り出され、燃油サーチャージ込みで平日8万5000円（運賃だけなら3万4400円！）〜と、2月末まではかなり安く行ことができますね。
年末もプラス2万円で行かれるので、意外な穴場かもしれません。

クリスマスイルミネーションに彩られたヨーロッパは、寒さを忘れてしまうほど美しいですよ。

24時間オープンしている世界の大空港とくらべると、羽田はまだまだ規模も小さくカワイイですが、今後もどんどん成長して欲しいですね。