【オアフ】座席の選び方からバシネットの使い勝手、大泣きした理由まで…1才8ヵ月の息子と乗り切った「初フライト」一部始終(10.12) - 子連れ海外旅行☆旅キッズ

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Published on 11.10.12

【オアフ】座席の選び方からバシネットの使い勝手、大泣きした理由まで…1才8ヵ月の息子と乗り切った「初フライト」一部始終(10.12)

1才8ヵ月の息子と飛行機を乗り切れるか…?

2011年6月、4才の娘と1才8ヵ月の息子と4泊6日でハワイ・オアフ島に行ってきました。

はじめての子連れ海外となるので、一番心配だったのはフライト。

JAL」を利用し、中部国際空港からの出発となります。

4才の娘はともかく、1才の息子はじっとしていられず、夜も寝るかどうか…
「バシネット」が利用できるのか、JALに問い合わせてみると「さらに小さな子がいればそちらが優先になるので確約できない」とのこと。
確約がムリなら「ある程度場所を考えてほかの席を予約したほうがいい」と思い、リクエストはしないことに。

では、席はどこがいいのか?

事前にくちこみや実際の体験談を聞いてみましたが、オススメは…ない。

ただ、どこであっても「なにかあれば迷惑をかけてしまう」ということは判明。

【関連くちこみ】JALのCAさんが「JAL」の使いこなし術を指南

今回の機材は「B767-300ER型」(ビジネスクラス30席、エコノミークラス204席)で、座席の並びは「2-3-2」。

わが家は夫婦+4才娘で3席必要となるので、「窓際2席+通路を挟んで1席」もしくは「中央列3席」のいずれか。

息子が起きている間は娘の席に一緒に座らせることを考え、「座席が離れると子どもが不安に感じることも」というママの意見もあり、中央列3席に決定。

では、座席は機体の前後、どこがいいのか?

「CAさんがいるギャレーに近いシートが便利」という意見を参考に、ギャレーの2席まえの3座席を予約。

こちらは、トイレも近いというメリットもありました。

お昼寝はほどほどに、空港へ到着

飛行機は「JL8044」という、2011年5月18日から6月27日まで運行されていた臨時便。

出発は、18時10分。

「もしかしたらうまく寝てくれるかな?」という時間です。

家で昼寝はさせずに、空港までの電車で少し寝る程度に時間を調整して、中部国際空港に到着。

とりあえず、カウンターで「子供がいるので、空席があればジャマにならない座席に…」とリクエストしてみたものの、満席でムリ。

空港のキッズスペースで、しばらく遊ばせます。

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すっかり夢中になってしまった息子は、搭乗時間になっても「遊びたい」といって大泣き。

キッズスペースを離れるのはちょっとタイヘンでした(汗)。

【往路】なかなか寝つけない息子は、ついに大泣き状態に…

さて、いよいよ搭乗の時間です。

娘は、はじめての飛行機に大興奮!

なぜか座席のポケットに入った事故時の脱出マニュアルに釘付けで、しばらくじっとそれを読んでいました。

離陸後は、持参していた本や折り紙などのオモチャでしばらく遊んで、消灯後はまもなく就寝。

問題なのは、息子。

最初はおとなしくオモチャで遊んだり、機内食もしっかり食べていましたが、眠いのに寝つけない模様…

しばらくするとグズグズしはじめました。

夫も娘もぐっすり寝てしまったので、とりあえず私が座席で抱っこして体勢を整えるもののダメ。

10~15分すると、急に泣き出して(目は閉じている)また寝る…を繰り返す状態。

いよいよ泣き出して止まらなくなり「どうしよう」とかなりアセってきたところ、絶妙なタイミングで「気分転換に歩いてみませんか?」というCAさんの声。

「とりあえずこちらへどうぞ」と、ギャレーに連れていってくれました。

膝のうえの子供は、「暑さ」に要注意

入ってすぐは、はじめての場所にさらにギャン泣き。

りんごジュースを出してもらうも、効果はなし。

しばらく泣き続け、周りのCAさんたちにあやされて、ジュースを飲んだらなんとか落ち着きました。

ホッ・・・

そのうち、これまでにないぐらいすっーーーっと寝はじめました。

完全に寝入ったなというところで席に戻り、そこからは朝まで寝ていました(私はほとんど寝られず)。
寝つけなかったのは、座席が暑かったから? ギャレーは、大人の私でも快適と思ったぐらいだったの涼しさでした。
体温の高い子どもにとっては、密着する座席は暑くて寝苦しかったのかもしれません。

寒さ対策としてカバンに上着を入れていましたが、心配無用だったみたいです。

それなりに寝ることができた息子は、到着後はご機嫌で飛行機を歩いて降りることができました。

往路は、夫は寝ていてまったく役に立たなかったので、ギャレー近くで大正解。

娘もトイレに行きやすく、息子が泣いたときは本当に助かりました。

確かにバタバタと動く気配はありますが、子どもは寝てしまえばある程度の音では起きることはありません。

【復路】日中のフライトは「いかにじっとさせているか」が大事

復路のフライトは、ホノルルを12時10分に出発。

お昼なので、今度は「長時間じっとしていられるか?」という問題がでてきます。

しかも、帰りの便はWebチェックインできなかったので、座席はどこになるかわかりません。

…というわけで、とにかく機内にオモチャやお菓子、DVDを持ち込んで万全を期しました。

案内されたのは、運よく「バシネット」を取り付けられる座席。

空港で「うちの息子が一番ちいさそうだなぁ」とは思っていたのですが、配慮してもらえたようです。

バシネットを取り付けられる座席は、前面にカベがあるので足元が広くとられています。

「荷物が多いから広いのも助かる」と思ったものの、「安全のため、荷物は置けません」とCAさん。
荷物はうえの棚から出し入れしないといけないのが、ちょっとめんどくさい。こうなると、キャリアつきのバッグより、ごく普通のバッグのほうが出し入れはラク。
娘が自分のオモチャなどを「トランキ」で持参していたので、出し入れがタイヘンでした。

【関連くちこみ】大活躍した「トランキ」の使用レポ

「バシネット」の使い勝手は果たして…?

息子が起きている間は、娘の席にいっしょに座らせておけば問題ありませんでした。

が、寝てしまったら抱っこしなければならないので、身動きがとれない。

そこで、息子が寝たので、さっそくバシネットを用意してもらって寝かせようとしてみると…

一度目は、寝心地がイマイチだったのかパッと起きて大泣き。

確かに、バシネットはちょっと揺れるというかきしむというか、不安定な感じは否めません。
そのうち、食事の時間となり早々に片付けられてしまいました。

2度目は「完全に寝たかな?」という段階まで抱っこしておき、ブランケットに包んだままそっとおいてみると・・・

そのまま起きず・・・

ホッ。

寝ている間抱っこしなくていいのは、本当に助かりました。

バシネット万歳!!!!

とはいっても、お昼寝程度なのでバシネットで寝てくれるのは1時間強が限度。

起きてからは、バシネットはDVDプレーヤーの置き場所として重宝しました。

ちょうど息子に目線にピッタリ。私が持たなくていいので助かりました~。

とにかくすぐに歩きたがるので、目新しいオモチャ、本、お菓子でなんとかおとなしくさせるのに必死。

でも、DVDがあったおかげでずいぶん助かりました。ちょっと飽きかけていたので限界でしたが(汗)。

【まとめ】今回のフライトで学んだこと

今回の旅行で思ったのは、以下のとおり。

2才まえでも、身体が大きければ座席を1席とっておいたほうが親は確実にラクできるということ。

息子は若干小さめなのでバシネットもギリギリ使えたし、抱っこもなんとかがんばれましたが、もっと大きかったらムリ!

それから、DVDやスマートフォンなどの動画再生機器は必須かも。

ちなみに、機内エンターテインメントは「MAGIC-V」がついていました。
が、幼稚園児くらいなら楽しめそうですが、それ以下の年齢だと若干キビシイ(息子も見ていましたが・・・)。年齢的に合うプログラムもなく、ヘッドホンもうまく使えません。
ジャマのようで外してしまったり、つけても大きすぎてすぐに外れてしまったりします。

そういった点でも、4才くらいになればあまり心配いらないかも。

娘は、機内でもらった塗り絵や折り紙でも十分対応ができたので、4才くらいなら万全の対策をしておけばなんとかクリアできるかと思います。

やっぱり、機内でがんばることになるのはママ。

なんとか機内を乗り切れるよう、がんばってくださいね!

By M.I.

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