Published on 11.11.26
【LA*10】いまも敷地内にはタールの沼が湧いている…迫力満点のマンモスの標本は見逃せない「ラ・ブレア・タール・ピッツ・ペイジ博物館」
マンモスの標本が展示された博物館
今回は、少し大きめキッズにオススメの博物館「ラ・ブレア・タール・ピッツ・ペイジ博物館 Page Museum at the La Brea Tar Pits」をご案内。
↑入場料は、4才以下は無料、5〜12才が5ドル、13〜17才が7ドルで大人が11ドルです。
場所は、「ロサンゼルス・カウンティー・ミュージアム」(LACMA)の横にあります。
敷地内ではタールが湧いています
博物館には、タールの湧き出た「タール・ピッツ Tar Pits」が隣接しています。
柵の外からじっとタールの沼を見ていると、まだガスが発生していてボコボコと音を立てて活発に湧いている!
↑いまだ地表の亀裂からタールがわき出していて、道路工事のときのあのアスファルトのニオイが道を歩いているときからわかります。
美術館まえには、その沼から抜け出せなくなったマンモスをリアルに再現しています。
↑ネトネトの沼にはまった小動物たちの死臭を、鳥類や大きな哺乳類が嗅ぎ付けて沼に入り、その動物たちも抜け出せなくなり命を落としていった…
そう、この「ラ・ブレア・タール・ピッツ・ペイジ博物館」では、4万年から1万年前にこのエリア一帯のタール沼にはまっていった哺乳類や鳥類の化石、数百種類を展示しているのです。
自然界の死の連鎖により発掘された化石の数は、なんと100万個以上!
100万個の化石を発掘した博物館
入場料を払い、博物館に入ると、化石、化石、化石!
大人でもビクッとしてしまうくらいの化石の量。
現在420種類の動物の化石が見つかっていて、発掘はいまも続行されているというからまたビックリ。
↑入ってすぐにあった牙のはえたトラ「剣歯トラ Sabertoohed tiger」の標本。
牙の生えたトラや、現在のカタチとは多少異なる馬など、ネトネトのタールの沼にはまってた骨を集めて、ここまで標本を作りあげる技術はスゴイ!
私のような素人がみても、とにかくすごいことがわかります。
おつぎは、なにやらオレンジ色にライトアップされてるショーケースに並ぶ物体を発見。
↑寄って確認してみると、それはすべて狼の頭蓋骨! まるでオシャレなショップに並ぶスニーカーのような頭蓋骨の数は、なんと400体というから驚き!
動物好きの6才の息子も圧巻でした・・・
途中、博物館のおじさんが実際の頭蓋骨を並べて説明してくれるポイントもあります。
入ってすぐにあった剣歯トラも並んでいて、息子に触らせてくれたり、口を開くとどれだけ大きいかなどを説明してくれました。
マンモスってやっぱり大きい!
そして、なんといっても最大の目玉は、マンモスの化石!
↑「コロンビア・マンモス Columbian Mommoth」という種類のマンモスだそうですが、とにかくすごい迫力。
息子が一瞬引いてしまうくらいの大きさで、親たちは魅了されてその場からしばし動けないくらい。
こんなに大きな動物がタール沼から抜け出せなかったなんて!
動物たちの骨をお掃除する研究員
さらに進んでいくと、実際に古生物学者が働いてる研究室をガラス張りの外から見せてもらえます。
↑気が遠くなるほどの化石のピースが広がっていて、学者さんたちが地道に化石をお掃除中!
これは本当に好きじゃないとできないな・・・。
化石にどっぷり浸かったら、お外の広い芝生のエリアをお散歩したり、走り回ることもできます。
↑多少、タールのニオイが鼻につきますが・・・
お洒落なショッピング街からすぐのエリアに位置するこの珍しい博物館、子供から大人まで楽しめてかなりオススメです。
ぜひ、L.A.滞在中にマンモスを見に訪れてみてはいかがでしょう!
ラ・ブレア・タール・ピッツ・ペイジ博物館
住所:5801 Wilshire Blvd. Los Angeles, CA 90036
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