Published on 11.12.02
【旅*流儀155】マイラーが待ち望んでいた本命登場…「デルタスカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」はスゴイ!(12.02)
マイラーなら、かなり魅力のあるデルタ+アメックスカード
海外旅行のマストアイテムのひとつ、クレジットカード。
航空会社のマイラーなら、航空会社の提携カードを利用している人も多いと思いますが、この11月に登場したカードがちょっとスゴイのです。
「アメリカン・エキスプレス」(アメックス)が提供するデルタ航空のカード。
その名もズバリ、「デルタスカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」。
アメックスというと、一般カードでも年会費も高く、ゴールドではさらに高くなるのはご存知のとおり。
他社では年会費無料のクレジットカードもたくさんあり、付帯サービスを活用するほど旅行に出かけない場合は、さほど魅力を感じないかもしれません。
が、このカードには旅行好きには納得できるサービスが満載なので「これなら加入しようかな」と思った次第。
年会費は安くないけど、払う価値は十分あり
「デルタスカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」は、通常カードとゴールドの2種類。
年会費は、それぞれ1万2600円と2万7300円。決して安くはありませんよね。
普段なら、ここで引いてしまうのですが…
最近、デルタに乗る機会がある(あった)人には、以下の特典がかなり魅力的に感じられるのではないでしょうか。
まず、入会ボーナスマイル。
通常カードで5000マイル、ゴールドで8000マイル。
そして、入会後6ヵ月以内にデルタに乗ると、どちらのカードもエコノミーなら1万マイル、ビジネスエリートなら2万5000マイルのファースト・フライト・ボーナスマイルがもらえます。
また、デルタ航空のHPや予約センターで航空券などを購入すると、3倍のボーナスマイルもつきます。
お買い物でもかなりマイルが貯まるしくみ
もちろん、クレジットカード利用時にもマイルが貯まります。
日々のカード利用でのお買い物では、両方とも100円につき1マイル。
1年間のカード利用金額が100万円を超えるごとに、通常カードで3000マイル、ゴールドで5000マイルもらえます。これはクレジットカード派にはうれしいポイント。
そして、毎年カードを継続すると、通常カードで2000マイル、ゴールドで3000マイルがもらえます。
さらに、ゴールドなら、海外利用の際には獲得マイルが1.25倍になるとのこと。
見逃せないのが、デルタの「上級会員資格」が付帯すること!
なによりも、入会と同時にデルタ航空「スカイマイル」の上級会員資格が自動的にもらえるのは見逃せないポイント!!!
デルタ航空の上級会員「スカイマイルメダリオン」には、シルバー→ゴールド→プラチナ→ダイヤモンドと4種類あり、対象になる必要マイル数や区間、サービス内容が違います。
デルタ航空サイト「スカイマイルメダリオン」について▶
デルタアメックスの通常カードなら、「シルバーメダリオン」の会員資格が与えられます。
通常ならば、年間2万5000マイル、もしくは30区間搭乗により得られる資格です。
年間2万5000マイルというと、ニューヨークに年2回直行便で往復すると超えますが、ロサンゼルスに2回往復だと足りない距離。
上級会員のなかでは一番下ではありますが、それでもエコノミーでも25パーセントの「ボーナスマイル」が付いたりと、乗れば乗るほどオトク。
デルタ航空利用なら、カードの種類にかかわらず、チェックインもビジネスエリート、ビジネス、ファーストクラスのカウンターでできます。
搭乗も、一般搭乗の前に早く機内に入れるので、混むまえに手荷物も収納できてラク。
アメリカ国内や、アメリカからカナダ、中南米などへデルタを利用する際は、発券クラスにもよりますが、1日前から無償アップグレードが利用できます (空席がある場合)。
正規運賃なら、予約時に利用可です。
どうせなら、ゴールドが欲しいという気になってくる!?
ゴールドカードに入会すると、もうひとつ上の「ゴールドメダリオン」の会員資格がもらえます。
こちらは、年間5万マイル以上か60区間乗らないと資格が得られず、年に1回や2回くらいの旅行では取得はムズカシイですよね。
それが、入会と同時に「ゴールドメダリオン」になれるのはスゴイことなんです。
特典もかなり違い、「ボーナスマイル」はエコノミーでも100パーセント!!
アメリカ国内や、アメリカから中南米他へのフライトなら、無償アップグレードは3日前から利用可で優先搭乗もあります。
さらに、いずれの搭乗クラスでも、世界各地のほぼすべての「スカイチーム」ラウンジを無料で利用可能です(同伴者も可)。
そして、ゴールドなら「プライオリティタグ」をつけることで、デルタはもちろんのこと、スカイチーム利用の際は荷物が早く出ててきます。
さほど待つこともなく、サッと行動できるのは子連れにもありがたいですよね。
1年間にハワイ往復分くらいのマイルが貯まりそう…
では、1年間でどのくらい貯まるのでしょうか。
ゴールドで考えてみると、月々10万円以上利用して、そのうち海外でも30万円利用し、航空券を家族ぶん50万円購入。
さらにビジネスエリートで搭乗した場合は、1年で7万4750マイル以上が貯まる試算(別途、旅行先へのフライトマイルも加算されます)。
通常カードでも、6万マイルくらいはすぐに貯まりそうですね。
デルタ航空は、「スカイチーム」というアライアンスに属しているので、貯まったマイルはデルタだけでなく、エールフランスやアリタリア、大韓航空、アエロメヒコなどの航空券に交換も可能。
デルタの特典航空券は燃油サーチャージ不要なので、こちらもありがたいですよね。
もちろん、アメックスならではのサービスも付帯
もちろん、アメックスならではのサービスも受けることが可能。
成田と関西空港では、駅の改札口やバス停から「ポーターサービス」があるので、身軽にチェックインカウンターまで移動できます。
中部空港では、乗り継ぎの際、待ち時間に手荷物を無料で預かるサービスもあるようです。
ラウンジに関しても、国内外のアメックスが提携する空港ラウンジが利用できるので、搭乗まえにゆっくりお茶ができます。
旅行保険の面では、通常カードは国際線の航空券の代金を支払うと最高5000万円の旅行傷害保険が適用となります。
が、ゴールドは、国際線の代金を支払うと最高1億円、利用しなくても最高5000万円の適用となります。
カードを紛失、盗難になった場合でも、通常なら翌営業日に緊急発行してもらえるのはありがたい限りですよね。
長くなりましたが、ANAアメリカンエキスプレスカードもかなりのボーナスマイルや特典で話題になりましたが、今回は比になりません。
デルタ航空のマイルをためている方、これからデルタを利用する機会がある方は、十分に年会費の元は取れます。
このカード、申し込むしかないですね。
海外旅行を便利にするサービス PR
・格安ツアーと航空券なら「H.I.S.」
・JALマイラーなら「JALパック」
・格安ツアーは「ABロード」で検索
・空席のみ検索して即予約「トルノス」
・ポイントもバッチリ「楽天トラベル」
・エアアジアは「Expedia」で予約
・定番の予約サイト「エクスペディア」
・プチホテルも網羅「Booking.com」
・アジアのホテルに強い「agoda」
・海外OPツアー予約の定番「Alan1」
・ハワイに強い「ダラーレンタカー」
・家族特約つきなら「JCBゴールド」
・子供専門英会話「リップルキッズ」