Published on 11.12.08

【NY＊27】寒〜い日にアツアツのお粥を頬張る幸せ…マンハッタンの中華料理屋「粥之家」のお粥は絶品

寒い日にはアツアツのお粥を！

2011年3月、8才の息子とニューヨークへ9日間の旅行に出ました。

NYでイチオシのディスカウントストア「センチュリー21」で買い物をしたあと、ランチをすることに。

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お目当てのお店は、「コンジー・ヴィラ・レストラン・バー Congee Village Restaurant & Bar」（粥之家）という、お粥で有名なチャイニーズレストラン。

場所は、チャイナタウン東のはずれ、ローワーイーストサイドあたり。

地下鉄では、オレンジラインかブラウンラインのどの線でもアクセスでき、駅も4駅利用できます私たちは、地下鉄駅の「Fulton St.」からブラウンライン(J、Z)に乗り、「Essex St.」で下車。

地上に上がると雪が降っています。傘なしでは歩けず、寒い寒い。

お粥を食べるのにピッタリではありますが…

店内にはお粥好きがいっぱい

この辺りは、日本のガイドブックにはあまり載っておらず、まだまだ日本人観光客には未知の世界!?

そのぶん、穴場ともいえそうです。

「粥之家」に入ってみると、お店のなかには階段があるオモシロイ構造。

中国人らしき人たちと白人で半々という感じで、お店もチャイナタウンのレストランとくらべるともキレイ。

↑私たちは、奥へ行き階段を上がった広々とした2階席に通されましたが、1階のほうが人が多く地元率も高そうな感じ。

お粥が来るまでお茶で身体を温める

炒めものなどのランチメニューもありましたが、今回は迷わずお粥をオーダー。

私はピータン粥で、息子は牛肉が入ったお粥。

安くてオイシイという評判でしたが、改めてメニューを見て驚き。ピータン粥は3.5ドルで、牛肉粥は4.45ドル。

まあ、お粥で15ドルと言われたら、引いてしまいますが…

周りの人も、名物のお粥を頼みつつ、炒めものなどをシェアしている人も多かったです。

お粥が来るまで、ポットサービスのお茶を何杯も飲み、ひたすら温まる私たち。

↑日本を出てから久々のお茶。中国茶でしたが、お茶を飲むとホッとしますね。

グツグツに煮えたお粥は最高！

しばらくして、グツグツ煮えたお粥が土鍋に入って出てきました。

一人前もかなりの量。

さっそくいただきましたが、熱過ぎて息子は食べられません。器にとりわけ、冷めるのを待ちます。

↑牛肉のお粥。「こんなにお肉いらない！」というくらい入っていましたが、ものすごく柔らかくてオイシかったです。

ひと口食べると、なんともいえないダシが効いた深いオイシさ。お米はかなりドロドロにつぶれていて、香港などでよく食べた中華粥でした。

3.5ドルとは思えないほどピータンが入っていて、しょうがの細切りも入っているので、さらに風味が増します。

かなりの量ですが、お米が溶けてスープのような感覚で、小食の私も完食。

息子はさすがにギブアップで、肉がたくさん残ってしまいました。

ほかのテーブルを見て、「炒めものや飲茶など頼もうかな」と迷いましたが、食べきれなかったことでしょう。

メニューが豊富なのでいろいろ試してみたい

ちなみに、ほかのメニューもとても安く、ランチスペシャルは3.75ドルから5.25ドルで、なんと60種類くらいありました。

どれも、ご飯の上に炒めものがのっている感じのメニューで、これもかなり量がありましたよ。

一品料理の炒めものは、だいたい10ドル以下。

シーフードだけがほかのモノにくらべると高いですが、それでもミッドタウンやチャイナタウンの有名店などよりは安い。

飲茶は春巻きが1.25ドル、一番高いのが腸粉のXOソースで6.95ドルでした。

お粥がキライな人でも、中華料理がオーケーならなんでもあるのでココはオススメ。

このお店の近くにも、「Congee Bowery」という支店もあり、こちらはリトルイタリーやノリータのエリアなので、SOHOからもアクセスしやすいですね。

チャイナタウンを冷やかして、食事はココでとるのがオススメです。

↑帰り際に気付きましたが、入り口に過去に掲載された新聞や雑誌の記事などが貼られていました。

できれば、何人か訪れたいお店ですね。

コンジー・ヴィラ・レストラン・バー（粥之家）
住所：100 Allen St, NY, NY 10002
電話：212-941-1818
営業時間：日曜―木曜　10:30-0:30、金曜、土曜　10:30-2:00
アクセス：オレンジライン F線　Delancey St。 B,D線　Grant St、F線　2nd Ave.、ブラウンライン J,M,Z線Essex St