【カンボジア】アンコール・ワット、アンコール・トム 、ベンメリアの3大遺跡を個人ツアーで1日で巡る…アンコール遺跡群見学 - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 12.02.18

【カンボジア】アンコール・ワット、アンコール・トム 、ベンメリアの3大遺跡を個人ツアーで1日で巡る…アンコール遺跡群見学

個人ツアーで正解だった遺跡見学

2010年夏、5才の娘とカンボジアに行ってきました。

タイからカンボジアの「シェムリアップ Siem Reap」まで、陸路を往復する2泊3日のツアーでした。

【関連くちこみ】2泊3日ツアーを利用して陸路カンボジアへ

現地では、「アンコール・ワット Angkor Wat」、「アンコール・トム Angkor Thom」、「ベンメリア Beng Mealea」のアンコール3大遺跡見学も含まれていました(入場料は別途必要)。

団体もしくは個人のツアーを選ぶことができましたが、ほかの参加者に迷惑がかかっては…と、今回は小さな子連れなので個人ツアーを選択。

個人ツアーといっても、団体でまわるよりも数千円高いくらい。

今回は1日目と3日目は移動日となるので、遺跡見学は2日目に集中してまわりました。

まずは、80キロ離れた「ベンメリア」遺跡へ

2日目の朝、ガイドさんが滞在していたシェムリアップのホテルに迎えにきてくれました。

日本語の上手なカンボジア人のガイドの「ナァさん」。

ナァさんは日本語を学ぶために日本で暮らしていた経験もあり、日本語がとっても上手。

ナァさんと現地のドライバーとのペアで、さっそくシェリムップから北へ、80キロ離れた「ベンメリア遺跡」に向かいました。

 

ベンメリアは、クメール王朝時代の11世紀〜13世紀に建造されたという、アンコール遺跡群のひとつ。世界遺産に指定されています。

映画の舞台にも使われたというほど、神秘的で壮大。

森の中にある遺跡ですが、ウワサではジブリ作品の「天空の城ラピュタ」のモデルになったそうな。

ナァさんは「アンジェリーナ・ジョリーが来てあの木の根っこで撮影したんだよ!」と教えてくれました。

ただ、長年手入れされていないこともあり、かなり崩壊が進んでいます。

足元が不安な場所もあるので、小な子連れはムリせず近寄れる範囲で楽しむのがコツ。

クメール料理のランチもおいしかった

その後は、いったんシェムリアップに戻りナァさんオススメのレストランでクメール料理のランチ。

クメール料理ではココナッツミルクが多用されますが、ナァさんオススメの「ココナッツカレー」は絶品!!

娘も、ココナッツにそのままカレーが入って出てきたので驚いていました。

カレーと「バーイチャー」という中国風チャーシューが入ったクメール風チャーハンをいただき、お腹いっぱいに。

ランチのあとは、いよいよ「アンコール・トム」と「アンコール・ワット」へ。

巨大な顔に圧倒される「アンコール・トム」

クルマに乗り込み、まずはシェムリアップから7キロほど北にある「アンコール・トム」へ向かいました。

 

「アンコール・トム」は、アンコール・ワットの北側に隣接してあります。

このふたつの遺跡を見学する際には、入場料が必要に。

写真つきの入場券になるので、身分証明サイズの写真を持参していると手間も省けます。

なくても、現地で無料でその場で写真を撮って入場券を発行してくれるので大丈夫。

入場料は、1日券、3日券、7日券があり、1日券だと大人20ドル、12才未満の子供は無料でした。

まずは「アンコール・トム」へ。

アンコール・ワットが寺院遺跡であるのに対し、アンコール・トムは城砦都市遺跡。敷地はアンコール・ワットの4倍の広さがありますが、みどころは限られています。

アンコール・トムでは、200近くの大きな観世音菩薩の顔が彫られていました。

たくさんの大きな顔の遺跡に、娘は驚いた様子。

神秘的で、私も感動の嵐!!

ナァさんの上手な解説で、歴史に疎い私もすっかり遺跡に魅了されました。

また写真スポットも教えてもらい、ナァさんに写真を撮ってもらいました。

角度によって遺跡のお顔とキスをしているように見えるのです。娘もさっそくキス写真を撮ってもらいました。

やっぱり本物は違うと感動した「アンコール・ワット」

そのあとは、いよいよ遺跡見学のハイライト「アンコール・ワット」へ。。

 

アンコール・ワットといえば、12世紀に建てられたアンコール遺跡群を代表する寺院遺跡で、カンボジアの国旗にも描かれています。
寺院の周囲は、東西1500メートル、南北1300メートル、幅190メートルの濠で囲まれています。

テレビで見るのと生で見るのとでは、迫力が全然違います。

ただし、足場が悪い場所もあったり、急な階段も。

子供にはアブナイので諦めて、子供でも歩きやすい場所をグルっと見学しましたが、十分楽しめました。

娘にとっては大きな迷路に思えたかもしれません。

建物を出ると、アンコール・ワットの建物をバックにカンボジアの民族衣装を着た女性と一緒に写真を撮るサービス(有料)があったりします。

娘を本物の馬に乗せ、アンコールワットをバックに写真を撮ってもらいました(確か1ドル払いました)。

そんなこんなんで遺跡観光は終了。

次回は、もっとカンボジアの歴史を勉強してから行ってみたいな〜と思いました。

もちろん、ナァさんが子供にとっても親切にしてくれ、歴史をしっかり学んだうえでの解説が上手だったので、知識ゼロの私も楽しむことができました。

娘も、壮大な遺跡は迷路のようで楽しかったんじゃないかな~と思います。

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