Published on 12.02.17
【旅*流儀164】諸経費込みの合計金額や滞在時間、マイル加算の可否、ホテルのくちこみなど…「格安ツアー」を吟味するポイント(02.17)
売り切れるまえに検討しておきたい格安ツアーのポイント
オフシーズンは、ちょっと考えられないくらい格安のパッケージツアーを目にすることがあります。
「その金額なら行っちゃおうかな♪」と、つい思ってしまいますが、格安ツアーこそ内容をしっかり吟味しないといけません。
子連れとなると、どうしても外せない条件も出てきてしまいますよね。
まず、チェックしたいのが燃油サーチャージ。
驚くような価格のツアーでは、インパクト重視で燃油サーチャージを含まない金額で提示している場合もあります。
燃油サーチャージは、ヨーロッパやアメリカでは往復で5万円以上かかる場合もあり、諸税なども別途含めると広告の金額とはかなり異なってきます。
果たして滞在時間はどれくらいあるのか…?
そして、格安ツアーでは航空会社未定の場合がほとんど。
航空会社によっては日本発と現地着の時間的条件が悪いこともあり、現地滞在時間にかなり差が出てくることもあります。
たとえば、アメリカ行きなら、羽田便をのぞき夕方から夜にかけて出発するので、航空会社によって滞在時間が大きく変わることはありません。
が、お隣の韓国(ソウル)などは、出発便も早朝から夜までさまざま。
2泊3日では中1日あるとしても、到着日と帰国日に現地で遊べるかどうかによって、滞在時間にかなりの差が出ます。
長期滞在なら夜発朝帰りでもいいですが、2泊や3泊するのに中1日だけはもったいないですよね。
そんな場合は、追加料金を払えば便を変更してもらうのもいいかもしれません。
マイルが貯まるか、ホテルのレベルはどうなのか…気になります
羽田空港発着のツアーでは、早朝や深夜発着となる可能性もあるので、その際のアクセス方法も要検討。
羽田に前泊したり、タクシーを利用する必要が出てくると、思っていた以上に出費がかさみます。
そして、マイレージが貯められるか…というポイントもマイラーには気になるところ。
格安航空券やツアーでも100パーセント貯まることもあれば、ツアーなら50パーセントもしくは貯まらないこともあります。
そして、到着後ホテルまでの送迎があるのかどうかもポイント。
到着が夜遅かったりすると、知らない土地で子どもを連れて不安ですよね。
荷物もあるし、言葉もわからない場合はさらに大変。
格安ツアーならホテルもやはりそれなり……なので、せっかくの海外旅行でストレスが溜まることのないようにしたいですよね。
ホテルがわかるなら、口コミサイトの「トリップアドバイザー」などで事前にチェックしましょう。
格安ツアーは「○○ホテル同等クラス」と表記されることが多いですが、その○○ホテルを調べればレベルはわかります。
以前、大手旅行会社の格安ツアーのホテルを調べたところ、部屋がカビ臭い、シーツが臭う、不潔、掃除がキチンとされていない…などなど、かなりテンションが下がる評価がされていたこともありました。
おみやげ屋に連れて行かれる場合もあるので、よ〜くツアー内容を吟味して納得したうえで購入しましょうね。
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