【親子留学*ブリスベン03】多国籍な生徒を受け入れ入れているブリスベンの州立小学校での生活や、子供たちの習いごとについて - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 12.03.28

【親子留学*ブリスベン03】多国籍な生徒を受け入れ入れているブリスベンの州立小学校での生活や、子供たちの習いごとについて

親子留学DATA
■子供の年齢:娘10才(小学5年生)、息子8才(小学3年生)*2012年3月時点の現地での学年
留学期間:1年6ヵ月間(2010年10月〜2012年4月)
留学先:オーストラリア・クィーンズランド州ブリスベン
■留学のおもなコスト:航空代金/約20万円(大人+子供ふたり)、学費/約198万円(子供)、約58万円(ママ)、子供の習い事/約66万円、家賃/約202万円、クルマ代/約210万円、海外保険代/約28万円、レジャー費/約90万円など
□学校:子供/クィーンズランド州立小学校、ママ/語学学校、コミュニティプレイスなど
□学びの時間:子供/平日8時55分〜15時
□授業内容:英語、第二外国語(日本語)、ESL、算数、理科、社会音楽、体育、図工など

【01決意編】なぜブリスベンに留学したのか…留学までのプロセス
【02準備編】学校の選び方や、家を見つけるまでの道のり
【03学校編】授業内容や学校での様子、
放課後の習い事について
【04滞在編】ブリスベンに暮らす人々、気候、治安、食べ物など
【05家計簿】ブリスベンの物価や、留学にまつわるコストについて
【06まとめ】子供たちが満足して帰国するための留学のポイント

ブリスベンの州立小学校での生活がスタート

2010年10月から2012年4月末までの予定で、10才の娘と8才の息子と、オーストラリア・ブリスベンで1年半の親子留学をしています。

子供たちの学校は、ブリスベンの州立の小学校。

入学許可をもらったら、まずは指定のユニフォームと帽子、通学バックをそろえました。
オーストラリアでは、私立、公立問わず、ほとんどの学校で制服があります。
↑現地小学校入学初日。真新しい制服を着用し、オフィスにて。

全学年で250名程度と小規模な学校で、各学年1クラスといった感じ。

娘は小学3年生、息子は1年生のクラスに転入しました。

1年も在籍していると学校の人の顔はたいてい覚えることができ、学年を問わず顔見知りに。

小学生の通学には保護者による送迎が必須なので、送迎をしているママたちともすぐに顔見知りになれました。

多国籍な子供たちといっしょに学ぶ環境

子供たちの学校は、8時55分からスタート。

授業は、ひとコマ約90分。月曜から金曜まで、毎日3コマ程度をこなします。
ちなみに、オーストラリアでは、各州教育省の学習要項に基づいて先生が独自に教材をつくるので教科書はありません。
↑図書の時間、パソコンをつかって調べものをしています。

授業の間には、モーニングティーとランチタイム、アフタヌーンティーと休み時間もけっこうあります。

ランチはキホン的に毎日持って行きますが、校内の売店でサンドイッチやパイ、サラダ、寿司ロールなどを購入することも可能。

日本の教育に助けられたのは、小学校の算数がずいぶん進んでいたこと。

英語がわからなくても計算はクラスで一番で、クラスメイトや先生にほめてもらうのが娘にとって励みになったようです。

↑小学校の教室。かわいくて新しい教室でした。

また、英語が母国語ではない子供たちは、専門の先生から週に1、2回「ESL」のレッスンを受けられたのもありがたかったです。

クラスにはアジア、アフリカ、中東、ロシアなど、いろんな国籍の子供がいて、英語がわからない子がやって来ても、当りまえに受け入れてくれる環境でした。

子供ならすぐ馴染める…というワケではありません

いまでこそ学校への足取りも軽いですが、留学当初はやはりタイヘンでした。

どこへ行くのか、なぜクラスのみんなが笑っているのか… 授業もさっぱりわからなかったはず。

プリントへの記入もままならず、学校での時間が長く感じられたと思います。

当初は学校へ行くのをイヤがることもよくありましたが、このときは私も一番辛かったです。

↑クラスで折り紙を教えているところ。

息子は、英語がわからなくてもボール*があればすぐに誰とでも一緒になって遊べるタイプ。

*オーストラリアでは、テニスボールほどのゴムボールを手でうち合って遊ぶ「ハンドボール」がとてもポピュラー。

ひるまない性格なので、私もビックリするほど学校にもなじんでいきました。

授業がわからなくても、まだ小さいので気にもしてません。

↑小学校のグラウンドで。

3年生の娘は、会話でのコミュニケーションが主体となり、友達のグループもできあがる年ごろ。

居場所を見つけるまでは、半年ほどかかりました。

ありがたかったのは、学校に母親が日本人の子供や日本語がわかる子が数名いたこと。

留学まえは、日本人がいるデメリットを心配していましたが、実際には日本語を通じて現地で友達ができたことに感謝しています。

学校以外の活動も、充実したものになりました

平日は、15時に学校が終わります。

娘は学校のリコーダーバンドに参加し、週に何回かお昼休みの練習に参加しています。

↑リコーダーバンドに参加して練習しているところ。

また、学校のスイミングクラブに参加したいといってみたり、月日が経つにつれて子供たちも積極的に。

お迎えは、夕方。

娘は、習いごととして「オーストラリアン・ガールズ・クワイア Australian Girls Choir」のレッスンに週1回通っています(平日、75分~90分間)。

↑Australian Girls chiorの発表会の当日。

オーストラリアン・ガールズ・クワイアは、国内のあちこちにレッスン会場がる合唱団で、ブリスベンだけでも3ヵ所あります(曜日や時間は会場や学年で異なる)。

↑コンサートまえには、何度か週末レッスンもあります。

息子は、地元のサッカーチームに所属。

ブリスベンでは、サッカーシーズンは半年ほどしかありません。

夏場は暑すぎるからだと思いますが、シーズンは秋から冬にかけて。

一般的なチームでは、平日1回の練習と週末の試合の週2回ですが、息子のチームは週末に練習→試合というスケジュールなので週に1度でした。

大きなチームだったので、少人数グループにわかれて試合もチーム内でやっていました。

習いごとがない日は、学校でしばらく遊んで帰ることもありました。

子供たちを優先して、生活の比重を決めました

私は、ブリスベンのカレッジで「Certificate Ⅱ Business」というビジネスコースをとりました。

当初は、全日制の語学学校へ通うつもりでしたが、そのためには子供たちを朝と放課後に学童のようなところへ預けなくてはなりません。

育児と家事、私の学校を両立させることで犠牲になるものは大きい…

そこで、週1のカレッジのコースと、コミュニティプレイス*での英会話クラスへ通うことに。

*Brisbane city council運営による公民館みたいなもの

これは、とてもいい選択となりました。

送り迎えにもゆっくり出向くことができ、子どものクラスメイトの顔も覚えられ、ママたちともたくさん知り合えました。

放課後に一緒に帰ったり、友達の家に遊びに行ったりしたことも。

また、コミュニティプレイスで知り合ったESLのふたりの先生とは個人的に親しくなりました。

英会話クラスとは別に、それぞれの家に毎週お茶をしに行く仲に。

子供たちのことも気にかけてくれ、チェスを教えてくれたり、クリスマスにはホームパーティーに招待してもらったり。

↑チェスを教わっっているところ。

子供の毎日を楽しく充実させることができ、私も満足しています。

カレッジについては、英語が堪能なクラスメイトが多く、最初は圧倒されました。

が、英語を勉強するつもりで聞いていたら、友人もでき、学生でいることの喜びも感じることができました。

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