Published on 12.03.31
【親子留学*ブリスベン06】留学先選びのポイントや留学エージェント活用のコツ、子供たちのフォローなど…親子留学の総まとめ
■子供の年齢:娘10才(小学5年生)、息子8才(小学3年生)*2012年3月時点の現地での学年
■留学期間:1年6ヵ月間(2010年10月〜2012年4月)
■留学先:オーストラリア・クィーンズランド州ブリスベン
■留学のおもなコスト:航空代金/約20万円(大人+子供ふたり)、学費/約198万円(子供)、約58万円(ママ)、子供の習い事/約66万円、家賃/約202万円、クルマ代/約210万円、海外保険代/約28万円、レジャー費/約90万円など
□学校:子供/クィーンズランド州立小学校、ママ/語学学校、コミュニティプレイスなど
□学びの時間:子供/平日8時55分〜15時
□授業内容:英語、第二外国語(日本語)、ESL、算数、理科、社会音楽、体育、図工など
【01決意編】なぜブリスベンに留学したのか…留学までのプロセス
【02準備編】学校の選び方や、家を見つけるまでの道のり
【03学校編】授業内容や学校での様子、放課後の習い事について
【04滞在編】ブリスベンに暮らす人々、気候、治安、食べ物など
【05家計簿】ブリスベンの物価や、留学にまつわるコストについて
【06まとめ】子供たちが満足して帰国するための留学のポイント ◀
留学先選びのポイントは?
2010年10月から2012年4月末までの予定で、10才の娘と8才の息子と、オーストラリア・ブリスベンで1年半の親子留学をしています。
1年半の留学を経て、私が実感した母子における留学先選びのポイントは以下のとおり。
- 日本食が手に入りやすいか
- 温暖な気候
- 毎日の生活や学校生活における利便性
- 日本との時差が少ないこと
- 多民族の人々が暮らしていること
- レジャーが充実していること
留学先を考えていたとき、イメージしていたのは「日本人が少ない地方都市」でした。
しかし、上記ポイントを満たしているブリスベンでは、ずいぶん快適に過ごすことができました。
日本と生活水準は同程度で、必要なものもほぼ手に入るし、インターネットによるサービスも充実しています。
ブリスベン程度の大きな都市になれば、日本語で対応してくれるエージェントも見つかります。
迅速に手配してもらえる日本語サービスは、やはり安心かつ便利でした。
留学エージェントの活用法は?
生活が落ちつくまでには、本当に毎日が大忙しでした。
そうした苦労もいまでは笑い話ですが、くじけそうになったのも事実。
長期での親子留学の場合、生活の立ち上げは信頼できるエージェントに依頼するのが一番だと思います。
生活さえ整えば、あとはさまざまな出会いと経験を子供とめいっぱい楽しむことができます。
滞在期間中フルサポートしてくれるサービスもありますが、エージェントとの相性もあるので慎重さも必要。
1年以上のサービスを一括払いするよりも、実際に生活をはじめてから軌道修正していくほうがいいと思います。
また、「子どもは順応性が高く、英語がわからなくてもすぐになじむ」といった主旨の親子留学の広告が目につくことも。
息子をはじめ、周りにも驚くほどなじむのが早かった子もいましたが、そうでない子も当然ながらいることに留意したほうがいいでしょう。
ブリスベン留学における休日の過ごし方は?
この留学で優先したのが、現地の生活に触れること。
英語よりなにより、子供たちに「オーストラリアは楽しかった!」と思ってもらうことが最大の目的です。
「オーストラリアはこんなところがいいよね」という話題も、子供たちと共有するようにしました。
フルーツがいろいろあっていいよね、人がとってもフレンドリーでいいよね、道を譲ってもらうことが多いね。
フードコートが多国籍で楽しいよね、上半身裸で歩いてる人多いね~と笑ったり。
クルマで1時間から2時間ほど行けば美しいビーチがあるので、ときどき足をのばしてゆっくり過ごしたりもできます。
「ゴールドコースト Goldcoast」をはじめとし、「ヌーサ Noosa」、「バイロンベイ Byronbay」、そして「カラウンドラ Caroundra」という街にあるビーチも美しかったです。
↑ゴールドコーストの名物のひとつ、水陸両用バス。
↑運転もさせてもらえました。
東海岸は一般的に波が高いですが、サラサラの砂と長く続く海岸線、そして青い空がキモチいい!
↑ゴールドコーストにある「Q1スカイポイント」からの眺めは絶景!
↑ゴールドコーストの「サーファーズパラダイス」のビーチ。
↑サンシャインコーストにある「ヌーサ」。
↑ゴールドコーストの南に位置する「バイロンベイ」。
テーマパークも、 ゴールドコーストの「ドリーム・ワールド Dream World」、「ムービー・ワールド Movie World」、「シーワールド Sea World」などひととおり行き、子供たちにとっては楽しい思い出になっているようです。
↑「シーワールド」のイルカのショーです。
↑「シーワールド」のアシカのショー。
↑「ムービーワールド」のカーショー。
↑「ムービーワールド」の急流すべりのアトラクション。
試行錯誤を重ねての1年半でした
クルマの購入と住まい探しはかなり苦労したので、エージェントに入ってもらっていたら苦労がなかったのでは…と思っています。
でも、手さぐりでなんとかやってのけたことは、いまとなっては貴重な経験となり、勉強にもなりました。
また、たくさんの日本人とも出会うので、一緒にすごす機会も多かったのが反省点。
日本から親しくしていた友人もいたため、遊ぶ機会も多くありました。
しかし、日本人や日本語は楽しく過ごすきっかけをつくってくれ、プラスに働いてくれたことも事実。
外国でガンバって暮らしている日本人の子供たちを目にしたことで、世界がさらに身近に感じられました。
また、親子留学では、母子が向かい合う時間がとても長くなります。
父親や祖父母と接する機会がないので、母子ともにストレスを感じることも。
わが家では、夫とスカイプで通話することが、子供たちが元気になる秘訣でした。
時差はブリスベンが日本よりも1時間早いのですが、時差を気にすることなく夫が何度も遊びに来られたこともよかった点です。
金曜日に仕事をすませ、夜8時発のフライトで翌朝早朝には到着。
夫も、小学校で子供のお友達と遊んだり、普段の様子が見られたことを喜んでいました。
子供たちの成長を実感する留学にするためには…
満足して帰国するには、子供が楽しく過ごせたかどうかにかかっています。
わが家では、留学の1年ほどまえから「楽しみだね」と子供たちの希望を膨らませてきました。
しかし、実際は現地で家を探すところからスタート。
学校の初日は、子供たちを残していくことに後ろ髪をひかれことを覚えています。
英語がわからぬまま現地に飛び込む場合は、楽しいことばかり…というわけにはいきません。
子供がちょっと元気がないときは、日本食やレジャーで気分転換するようにしました。
わが家の場合、娘が好きな合唱を習いはじめたことが転機となりました。
娘は、英語で歌う喜びと自信を得ることができました。
週に1回、大学生のお姉さんにレッスンをお願いしましたが、当初は受け答えだけだったのが、いまでは主体的に話せるようにもなりました。
担任の先生と相談したり、娘のクラスメイトを私が誘ってみたり…
周囲の支えもあり、娘も頼もしくなったと感じています。
また、親子留学ではママの英語力や経験も問われます。
留学の目的が子供メインなのか、ママも勉強したいのか、留学での目的を見極めることも大切です。
子供の性格と優先順位を鑑みたうえで留学を計画し、臨機応変にフォローしてあげるといい結果につながると思います。
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