Published on 12.03.20
【フィリピン*2012】ガーディアン制度とみっちり学習が特色…セブの老舗語学学校「シピルス CPILS」の「ジュニア留学」とは?
【基礎編】ジュニア留学のレッスンを見学させてもらいました◀
【施設編】学校内で利用できる施設やサービスをチェック
【滞在編】気になる学生寮のお部屋を拝見(2人&4人部屋)
【インタビュー】親子留学中のサムスンの元エンジニアパパに訊く
【インタビュー】担当者に訊く、ジュニア留学の学習内容や滞在法
「シピルス」のジュニア留学
ママトラベラーなら、一度は親子留学を考えたことがあるハズ。
昨年からは、ハワイやアメリカ本土、カナダ、オーストラリアなどの英語圏に加え、留学先としての「セブ」の人気が急浮上!
ママたちからも「セブって留学先としてはどうなのー?」という問い合わせが増えてきたので、今回はセブの語学学校を何軒か取材してきました。
今回紹介するのは、「シピルス CPILS」という語学学校。
セブには数多くの語学学校がありますが、そのなかでもシピルスは開校11年目となる老舗学校。受け入れ可能な生徒は500名、先生の在籍数は250名と、セブでも最大規模の学校です。
ホテルを改造した学校の建物内には、260の教室と180もの部屋(寮)があります。
↑2011年の卒業生2500名中800名が日本人。日本人にも認知度の高い学校です。
シピルスで注目すべきは、「ジュニア留学」と「親子留学」が実施されていること。両方を実施している学校はかなり少数派。
ワタシが訪れたときは、ちょうど「ジュニア留学」を実施していたので、今回はジュニア留学にフォーカスしたいと思います。
親子留学については、昨年「シピルス」親子留学の体験コラムを掲載しているので、そちらを読んでくださいね!
フィリピンの語学学校では、食事も重要なんです
まずは、ジュニア留学とはどんな留学なのかな?
シピルスの日本人スタッフ、澤田さんに教えてもらいましょう!
↑澤田一輝さん。シピルスではすでに3年間、日本人留学生をサポートしています。
おっと、失礼しました。食事中でしたね…
そうなんです、今回の取材は学校でのランチからスタート。
「まずは、こちらへどうぞ」と、案内されたのが1階にある食堂です。
↑朝食は7時30分〜8時30分、ランチは12時10分〜13時10分、夕食は17時〜19時まで。
500名まで学べる学校ということで、食堂も大きい!
「留学生は、毎日3食こちらの食堂で食べるんですよー」
そうなんです、ほとんどのフィリピンの語学学校では寮を併設していて、食事も3食含まれているのが一般的。
3食とも学校で食べるとなると、気になるのは「味」。おいしいのかな? それとも…
「好きなものを好きなだけとって、食べてくださいね」
はーい、さっそくビュッフェの列に並びます。
ご飯や炒め物のおかず、サラダ、揚げ物、漬け物、果物などをプレートに載せていきます。
本日のメインは、フィリピン流ナスの炒め物。フィリピンでは、ナス(とジャガイモ)がよく食べられるそう。
サラダと魚のフライ、みそ汁などももらってテーブルへ。
いただきまーすっ!
フライのソースも厨房でつくられた自家製。ちょっぴり甘いのがフィリピン風です。
ナスの炒め物も唐辛子が見え隠れしていますが、日本の味噌炒めのように辛くはないですが油っぽい気も(これもフィリピン風)。
ビックリしたのがみそ汁。韓国の味噌を使っているそうですが、青唐辛子が入っているからとっても辛い!
…のですが、今日の辛さは「中くらい」なんだそう。エッ、これ以上辛いのが出るんですか…
韓国の子供を見ていると、平気な顔でグビグビ飲んでいました(さすがだ)。
食事の感想は、想像していたよりもイケル味でした。
が、子供目線で見てみると、ご飯とフライくらいしか食べられないかも…
子供にはふりかけを持たせると、けっこう助けられるのではないか、と思った次第。
この日のランチでは、フィリピン料理と韓国の味が混在していましたが、ここ1年半で豚のショウガ焼や豚の角煮、肉じゃが、かき揚げなど日本のメニューも登場しているそうなので、今後に期待!
ジュニア留学ってどんな留学?
食堂では、ちょうどジュニア留学中の子供たちも食事をしていました。
↑ジュニア留学では、「ガーディアン Guardian」(中心にいるのがガーディアン)と呼ばれる先生たちが親代わり。生徒ふたりにつき、ひとりのガーディアンがつきっきりでお世話してくれます。寝るときもいっしょというのだから、これは徹底している!
「この子たちは韓国からの留学生なんですが、この時期には総勢80名が4週間〜8週間の予定で留学しているんですよ(2012年1月現在)」
8週間ということは、2ヵ月間ということ!?
「そうなんです、韓国の小学校では1学年につき3ヵ月まで英語を勉強するためにお休みできるんです」
へぇー、韓国では日本よりもずいぶん英語教育に力が入っているんですね。
ところで、ジュニア留学ってどんな留学なんでしたっけ?
「小学4年生以上の小中学生を対象とした、親の付き添いなしに滞在できる留学プランです」
ちなみに2012年の春休みは、韓国人が4週間、日本人は2週間、 夏休みは韓国人が8週間、日本人は2〜4週間の期間でジュニア留学を実施する予定。
コストは、春休みで20万円+航空券+ビザ申請=30万円程度、夏休みは4週間で40万円+航空券+ビザ申請で50万円程度とのこと。
「シピルスのジュニア留学は、みっちり英語に没頭できるのも特徴なんですよ」
ちなみに、ジュニアでは月〜金の朝8時〜18時まで毎日7コマのレッスンがあるそう。
マンツーマン(50分)が4コマ、グループレッスン(80分)が3コマあり、夕食後も予習や復習、水泳などの身体づくりなど、就寝時間の22時までスケジュールがギッシリ!
これは、なかなかハード。
ちなみに、休日の土日はアイランドホッピングや孤児院訪問などの予定が組まれており、レジャーやボランティアなどにも参加できるプログラムとなっています。
ジュニア専門のフロアでお勉強
それでは、いよいよジュニアたちの学びの場となる教室へ。
↑ジュニアの教室には、1階のこちらのトビラから入ります。
入り口のところには、レッスンスケジュールについての情報ボードがあります。
教室のフロアは、グループ用、4人用(1:4 Classroom)、マンツーマン用の教室があり、こまかく仕切られています。
こちらが、4人用のレッスン部屋。
グループレッスンは、到着してすぐに実施されるレベルチェックテストによってグループわけされます。
ちなみに、シピルスではビギナーからアドバンスまで18段階のレベルわけを行い、レベルに応じた授業を受けるしくみになっています(子供も大人と同じレベルチェックを受けます)。
こちらも4人部屋。…おや、スパイダーマンが…?
先生の好みにより、こういった楽しいお部屋もあるそうです。
こちらは、マンツーマンレッスン用の部屋。
ドアを開けると、小さなテーブルとイスが2脚、そしてカベにはホワイドボートが設置されています。
カベには、子供向けの教材なども貼ってあります。
ちょうどレッスン中の生徒がいました。ふたりで使うにはちょうどいい広さですね。
↑こちらは韓国から来た高校生の女の子。レベルは「2H」で、基礎会話がスムースに行えるレベルも終了間近。
アートやゲームのプログラムもあります
こちらが、グループ用の部屋。
カベには、子供たちの描いた絵が貼ってありました。
さまざまな年齢の混成グループによる、工作のレッスンを見学。
土台に色紙を貼付けて、カラフルなお面を作っていきます。
完成! 先生の笑顔もチャーミングですね。
卒業時にはオリジナルアルバムをプレゼント
こちらは、ジュニア専任のスタッフルーム。
スタッフがつくっていたのは…
ジュニア留学に参加中の子供のフォトアルバム!
↑ひとりに1冊プレゼントするそうですが、これはいい記念になりますよね!
こちらは、廊下に置かれた飲料水。自由に飲めます。
ジュニアキャンプでは、午前と午後にオヤツタイムも設けられているので、食べ盛りにはありがたいですね。
次回は、学校の設備について紹介していきます。
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