【てくてく*シンガポール06】ケーブルカーで空中散歩を楽しみつつ、セントーサの新名所「マリタイム・エクスペリエンシャル・ミュージアム」へ - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 12.03.01

【てくてく*シンガポール06】ケーブルカーで空中散歩を楽しみつつ、セントーサの新名所「マリタイム・エクスペリエンシャル・ミュージアム」へ

空中散歩を楽しみながらセントーサ島へ

セントーサ島へのアクセス方法はいろいろとありますが、天気のいい日にオススメしたいのがケーブルカー。

シンガポール・ケーブルカー Singapore Cable Car」は、シンガポール本島南部とセントーサ島を結ぶ、1.6キロのケーブルカー。


↑空と海を見渡しながら、およそ20分でセントーサ島に到着。中間地点の「ハーバーフロント Harbour Front」駅で乗り降りすることもできます。

ケーブルカーの出発駅は、「マウント・フェーバー Mount Faber」という小高い丘のうえにあります。

↑緑豊かなマウント・フェーバー。頂上にはちょっとした展望公園があり、小さなマーライオンもいます。

街の中心部から、クルマでおよそ15分程度の場所にあります。

ケーブルカーはちょっと高いけど…

シンガポール側(マウント・フェーバー)からの発着駅は、「ジュエル・ボックス The Jewel Box」という駅名。

ケーブルカーの発着駅であるだけでなく、5つのレストランやバー、ギフトショップなどを備えた複合施設なんです。

↑「ジュエル・ボックス」の入り口。展望レストランでウェディングもできるとあって、高級感が漂います。

ケーブルカーは8人乗りでゆったり。ベビーカーや車椅子のまま乗ることもできます。

ケーブルカーの料金は、大人片道/24 Sドル、往復/26 Sドル、子供片道/14 Sドル、往復/15 Sドル。運行時間は、8時45分~22時(最終搭乗9時45分)。

入島料と「シンガポール・ケーブルカー・ミュージアム Singapore Cable Car Museum」の無料入場が含まれます。

ほかのアクセス手段に比べてちょっと高めではありますが、並んだり待ったりすることなく、ゆったりと移動することができます。

【関連くちこみ】セントーサ島へのアクセス&島内交通手段

島内での交通機関はすべて無料

ケーブルカーは、途中ハーバーフロント駅を経て、セントーサ島の中心部にあたる「インビア・ルックアウト Imbiah Lookout」という高台に到着します。

どのような交通手段でセントーサ島を訪れても、入島料を支払うことで島内での交通機関はすべて無料に。

モノレール、バス、ビーチ・トラムは乗り放題となるので、インフォメーション・カウンターで地図を手に入れて、目的地に向かいましょう。


↑海岸沿いを走るビーチ・トラム。

シンガポール初の海洋博物館

さて、今回の目的地は「マリタイム・エクスペリエンシャル・ミュージアム Maritime Experiential Museum」。


↑「海洋博物館」の入り口。

この博物館は、「ワールド・リゾート・セントーサ」(WRS)内にあります。

モノレールの「セントーサ・エクスプレス」では「ウォーターフロント駅」が最寄りとなります。

2011年10月にオープンしたばかりの、シンガポール初の海洋博物館。9~19世紀における東南アジアの海洋貿易の歴史を、遊びながら学ぶことができます。

アクアリウム(水族館)は2012年末にオープン予定で、現在のところ博物館のみ営業中。

かなり大規模な水族館ができるようなので、こちらも楽しみ!

入場料金は、大人/5 Sドル、4才~12才/2 Sドル。開館時間は10時〜19時(月~木)、10時〜21時(金~日、祝)。

併設の「タイフーン・シアター Typhoon Theatre」は別料金で、大人/6 Sドル、4才~12才/4 Sドル。

こちらも必見なので、ぜひ最初にチケットを買っておきたいところ。

ロマンに満ちた航海船

館内に入ると目の前に現れる、15世紀の「宝船(ほうせん)」のレプリカ。


↑展示の目玉は、中国・明時代の航海王・鄭和(ていわ)が率いた「宝船」の原寸大レプリカ。

鄭和とは、明軍に仕えていたイスラム教徒の武将で、大艦隊を率いて7度の航海に出たそうです。

鄭和の船団は東南アジア、インド、アラビア半島、アフリカにまで旅し、もっとも遠い地点では現在のケニアにまで到達したとのこと。

その鄭和が指揮した船団のなかで、最大の船が「宝船」と呼ばれ、全長120メートルを超える大型船だったといわれています。


↑巨大な船の積み荷のなかには、キリンやサイなど、アフリカ原産の動物たちも。

正面のライオンのような紋章の下にスクリーンがあり、20分ごとに短いアニメ映像が流れます。

階段状のシートにクッションが置いてあって、自由に鑑賞できるようになっています。

1才7ヵ月の息子は、ライオンの目が光ったり、口から煙が吐き出されたりするしかけが気に入って、このショ―を思いのほか楽しんでいました。

当時を再現した街角や映像も楽しめます

「海のシルクロード」と呼ばれた海洋貿易ルート上にある、マラッカやカルカッタなどの港町を再現したストリートも、小さな子供と一緒に楽しめる展示内容でした。


↑港町の市場の様子を再現しています。

このミュージアムのハイライトともいえる「タイフーン・シアター」は、360度のマルチメディア・スクリーンで、嵐に翻弄される航海を体感できるアトラクション。


↑左手の門から「タイフーン・シアター」の会場へ。奥にあるのは、オマーンのスルタンがシンガポールに寄贈したアラブの貿易船を再現したもの。

観客は1100年前のシンガポールに停泊しているアラビア行きの船に乗り、臨場感あふれる危険に満ちた旅を体験します。

薄着だとちょっと寒~くなりますが、大人から子供まで楽しめる内容でした。

上映時間は、導入の説明もあわせて30分くらい。

子供たちが学べるスペースも

「タイフーン・シアター」の出口を抜けると、明王朝時代の難破船から引き揚げられた工芸品や貨幣、生活道具など、考古学的に貴重な品々がディスプレーされていました。


↑1998年にインドネシアの漁師たちによって発見された、明王朝時代の難破船からの遺物を展示。

「海のシルクロード」で交易されたスパイスについて紹介するコーナーもあります。

また、館内のあちらこちらにタッチパネル式のスクリーンや、塗り絵・工作のコーナーがあり、子供たちが楽しみながら勉強できるような工夫があります。


↑タッチパネルでろくろを回して陶芸を体験中の子供たち。ギフトショップも品ぞろえが豊富。

本格始動はアクアリウムがオープンしてからという雰囲気もあり、週末でもそれほど混雑してはいませんでした。

広々とした館内で、じっくりと海の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょう。

マリタイム・エクスペリエンシャル・ミュージアム
住所:8 Sentosa Gateway Sentosa Island Singapore 098269
電話:+65 6577 8888
入館料:大人/5 Sドル、4才~12才/2 Sドル
開館時間:10時〜19時(月~木)、10時〜21時(金~日、祝)

LINEで送る





海外旅行を便利にするサービス  PR
・格安ツアーと航空券なら「H.I.S.」
・JALマイラーなら「JALパック」
・格安ツアーは「ABロード」で検索
・空席のみ検索して即予約「トルノス」
・ポイントもバッチリ「楽天トラベル」
・エアアジアは「Expedia」で予約
・定番の予約サイト「エクスペディア」
・プチホテルも網羅「Booking.com」
・アジアのホテルに強い「agoda」
・海外OPツアー予約の定番「Alan1」
・ハワイに強い「ダラーレンタカー」
・家族特約つきなら「JCBゴールド」
・子供専門英会話「リップルキッズ」

旅キッズのFacebookに参加しませんか?


Tags:

Back to Top ↑

UA-4181687-1