Published on 12.04.13
【旅*流儀167】滞在するなら1週間以上かけてまわりたい…「サンフランシスコ」での移動法から食事、オトクなパスや近郊の名所までを総括
サンフランシスコの魅力を総まとめ
前回は、「小学生と行きたいアメリカ旅行」をテーマに、魅力的な都市を紹介しました。
今回からは、都市ごとにフォーカスしてオススメの楽しみ方をご案内。
まずは、アメリカ西海岸にあり、温暖な気候で過ごしやすい「サンフランシスコ San Francisco」。
冬は日本より暖かく、夏は涼しいので、日本から行くと季節によっては、避寒地、避暑地になります。
急な坂をケーブルカーが走っている街並で知られていますが、これは子どもだけでなく大人も乗ってみたいですよね。
そして、サンフランシスコといえば、有名な「ゴールデンゲート・ブリッジ Golden Gate Bridge」。
サンフランシスコ湾を行き交うフェリーからも見えますし、橋のたもとには公園もあります。
ニューヨークの「ブルックリン・ブリッジ」もステキですが、この赤い橋は見ていて飽きません。
本当に盛りだくさんな街なので、ゆっくりとあちこち回るなら、滞在は1週間以上がオススメです。
サンフランシスコへのアクセス
サンフランシスコへは、成田からは「デルタ航空」、「ユナイテッド航空」、「全日空」が就航。
羽田からは、JALの深夜便、関西空港からはユナイテッド航空が飛んでいます。
飛行時間は、行きが9時間半くらい。早いときは8時間台で到着したことも。
羽田発以外は、夕方に出て、午前中にサンフランシスコに到着するスケジュール。
なので、初日は1日が長く時差ボケしていると思いますが、なんとか夕方くらいまで寝ないでおいて、早目に夕食をとって寝るのがオススメ。
時差は、日本のマイナス17時間(サマータイムあり)。ハワイ寄りはキツイですが、東海岸よりはまし。
帰りは、サンフランシスコをお昼前後に出て14時〜17時までに到着。
羽田便は、現地を18時55分に出て、22時25分に羽田着。
帰国日もたっぷり遊べますが、家に着くのは遅くなりますよね。
帰りは、飛行時間が11〜12時間ほどと行きよりは長いので、やはり機内の座席でじっと座っていられる年齢になってからの旅行がベスト。
また、坂の街サンフランシスコはベビーカーを押して歩くのは少しタイヘン。
ケーブルカーにはベビーカーのまま乗っている人もいますが、やはり、自分できちんと歩ける年齢だとラクですね。
サンフランシスコでの移動法、オトクなパスについて
サンフランシスコに到着し、ホテルにチェックインしたら、まずはケーブルカーの乗り放題のパスを購入しましょう。
1日、3日、7日間のパスがあり、ケーブルカーだけでなく、ミュニ・バス、ミュニ・メトロも乗り放題です。
ケーブルカーは楽しいですが、なかなか来なかったり、あまりに満員で乗れなかったりということも。
路線も3路線で、市内をすべてカバーしているワケではないので、そういうときはミュニバスを組み合わせると、とっても便利。
さらに、この7日間パスが付いた「シティ・パス City PASS」という、ベイクルーズや水族館、MOMAなどの5ヵ所入場料が含まれた観光客向けのオトクなパスもあります。
【関連くちこみ】乗り物も乗り放題、主要観光も楽しめる「シティパス」
アメリカの大都市で販売されていますが、交通機関のパスが付いているのはサンフランシスコだけなので、一番オトク感があります。
通常なら大人131ドル支払うべきところ、 シティ・パスなら大人/69ドルで子ども/39ドル。
そして、人気の「アルカトラズ島 Alcatraz Island」(監獄島)に行きたい場合は、「アルカトラズ・クルーズ」でアルカトラズ・オプションのシティ・パスを購入する方法も。
ほかで購入しても、アルカトラズ島のツアーは付いていません。
電話でツアーの予約は必要ですが、混んでなければ「ピア33」に直接行けば参加できます。
子供と楽しみたい、本格的な博物館へ
子どもと行きたいのは、「エクスプラトリウム Exploratorium」という体験型の科学博物館。
【関連くちこみ】700もの展示物を体験できる「エクスプラトリウム」
↑未来の発明家のための遊び場といったイメージで、とにかくたくさんの展示物があります。あっという間に時間が過ぎてしまいます。
ちょうど、このエクスプラトリウムの前をゴールデンゲート・ブリッジに続く道が走っているので、そのまま海側に出るととてもキレイ。
その近くには「ゴールデンゲート・パーク」もあるので、動き回りたいお子さんを連れていくのもいいですよね。
この公園内に「カリフォルニア・アカデミー・オブ・サイエンス California Academy of Science」という有名な科学博物館があります。
【関連くちこみ】「カリフォルニア・アカデミー・オブ・サイエンス」
ここも見ごたえあり、あっという間に1日過ぎてしまいますよ。
見逃せないスポットや食事について
観光客が行くエリアは、大きくわけて「ユニオン・スクエア」界隈と「フィッシャーマンズ・ワーフ Fisherman’s Wharf」界隈の2ヵ所。
フィッシャーマンズ・ワーフの「ピア39」には野生のアザラシがいて、日本では見られないオモシロい光景。
そして、いつでも観光客でにぎわっていて、大道芸人がいたりもします。
みやげもの屋やシーフードレストランなど、ブラブラしながら楽しめます。
水族館もあるのでこちらもお子さんが楽しめるスポット。
ユニオン・スクエアは、周りにホテルやショップ、レストランがたくさん。
ただし、子どもが遊べる場所という感じではないので、ホテルをユニオン・スクエア近辺にして、そこを拠点に動くのもオススメ。
少し歩くとチャイナタウン。
【関連くちこみ】世界最大のサンフランシスコの「チャイナタウン」へ
中華なら子どもの口にも合いやすく、飲茶は本格的なワゴン式のお店もあって楽しいですよ。
サンフランシスコは、近郊に「ナパ」というワイナリーの街があるので、おいしいワインも楽しめます。
有名なレストランもたくさんありますが、子連れでもオーケーでなおかつオイシイレストランを探したいですね。
フィッシャーマンズ・ワーフは観光客が多いので、たいていどこでもオーケーですが、ドレスコードや予約要のレストランは避けたほうが無難。
ノース・ビーチというエリアは、イタリア移民が多いので、イタリアンレストランが多くカジュアルなお店もたくさん。
ランチはどこでも気軽に入れるところが多いので、夜はムリそうならランチで訪れましょう。
近郊の街や国立公園へ足をのばすのも楽しい
日程に余裕があるなら、「ヨセミテ国立公園 Yosemite National Park」や2時間ほどで行ける「モントレー Monterey」に足をのばすのもいいでしょう。
モントレーといえば、「モントレー・ベイ水族館 Monterey Bay Aquarium」。
入場料は、大人32.95ドル子ども19.95ドル。
高いですが、それだけの価値はあるのでじっくり楽しみたいですよね。
モントレーは日帰りもできますが、1泊はしたいところ。
モントレーはホエール・ウォッチングができるので、クジラが見られれば最高ですね。
ただし、船酔いには要注意なので、体調を見て申し込みたいですね(当日現地でも可)。
隣の「カーメル Carmel」というカワイイ街にも遊びに行けたら足を延ばしましょう。
こちらは街全体は大きくはありませんが、美しい街並みで洗練された感じ。
いずれにしても、レンタカーを利用すれば自由に移動できますし、サンフランシスコからの途中にある「ギルロイ・プレミアム・アウトレット Gilroy Premium Outlet」で買い物もできます。
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ヨセミテ国立公園も、サンフランシスコから近いとはいえクルマで4〜5時間。
ただし、アメリカで5時間のドライブはそう長くないはありませんが、時差ボケや疲れ、旅行先での緊張感や慣れない運転は怖いもの。
交代のドライバーがいなければツライので、その辺も慎重に検討してくださいね。
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