Published on 12.04.06
【フィリピン*2012】リゾートの本場・マクタン島に親子留学について教えて…英会話学校「アイティン AITIN」で留学中のファミリーにインタビュー
【インタビュー】セブに親子留学中の鈴木さんファミリーに訊く ◀
【施設編】ママ目線でチェックする「アイティン」の寮や施設
リゾートの本場・マクタン島での親子留学が知りたい!
安近短の語学留学先として注目されている、セブ。
学生や社会人のみならず、ファミリーやジュニア(子供のみ)で留学するケースも増えています。
セブでの親子留学は、どんな滞在になるのかな…?
留学を考えているママにとって興味深いところですよね。
いろいろ想像してみるよりも、実践者に話を聞くのが早い!
…ということで、今回はセブの語学学校に親子留学中の鈴木さんファミリーにいろいろ話をうかがってきました。
↑鈴木さんファミリー。ご夫婦 と息子さん(8才)、娘さん(3才)。
■子供の年齢:8才(小学2年生)
■留学期間:3ヵ間(2011年11月末〜2012年2月末)
■留学先:フィリピン・セブ(マクタン島)
■留学のおもなコスト:子供/約5万円×2名(航空代金)、大人/約5万円×2名(航空代金)、学費/月に約12万円×2名(寮費、食費含む。子供も同額)、ママの寮費/月に約3万円、 SSP取得費など/約10万円(SSP2名ぶん、ビザ4名ぶん)、 現地でのお小遣いなど/月に約3万円
□学校:語学学校「アイティン AITIN」
□学びの時間:子供/平日50分×5コマ、パパ/平日50分×6コマ
□授業内容:マンツーマンレッスン(パパはグループレッスンも)
ーーセブで学ぼうと思ったきっかけは?
私たちは、1年まえまでは東京で暮らしていましたが、2011年3月の原発事故がきっかけで、私(ママ)の実家がある四国に子供たちを連れて移動。
その後、東京の自宅を引き払い、11月末からセブ(マクタン島)に留学しています。
当初からセブが目的地だったワケではなく、オーストラリアもしくはニュージーランドで暮らせたらな、と思っていたんです。
移住して生活するためには、まずは永住権が必要。
すぐにニュージーランドの永住権取得について調べてみたんですが、これがかなりハードルが高い。
まずは、英語力。
たとえば「技術移民部門」の永住権では、語学力を認定する 「アイエルツ IELTS」という試験で、9.0ポイント中6.5ポイント以上でないと申請自体できません。
さらに、年齢や職業技能などのポイントを積み上げていき、一定のポイントに到達したらようやく選考段階に進めます。
私は専業主婦だったので、IT系のエンジニアである夫が申請することになりますが、夫はまったく英語が話せない…
どこで暮らすにしても、まずは夫の英会話力の底上げを計らなければ。
そこで、語学留学先をいろいろと探してみたところ、コスト的にも魅力的なセブを見つけたという次第です。
ーー学校はどのようにして決めたのですか?
セブにはたくさんの語学学校があるので、決めるのはなかなかタイヘンでしたね。
学校選びの条件は、まずは夫と息子(8才)のみ授業に出席することを受け入れてくれること。
娘(当時3才)はレッスンを受けるには幼すぎますし、私は英語には不自由しておらず、娘のめんどうもみなくてはなりませんから。
そして、家族4人で学校の寮に滞在可能なこと。
わが家のようなケースはかなり稀だったようで、なかなか条件に合う学校が見つかりませんでした。
日本語で情報提供している留学エージェンシーにはほとんど電話してみましたが、そもそも小学生を受け入れている学校自体が少ない。
ただ1校だけ、「アイティン AITIN」なら条件にあうかも…と、 あるエージェンシーから連絡が入りました。
ちなみに、セブに来てから、近場の語学学校(マクタン島)で小学生を受け入れている学校を探してみたところ、4つありました。
そのうちの1校は私の受講が必須、3校では授業は受けなくてもいいけど娘の寮費も払ってくださいね、という条件。
フレキシブルな対応をしてくれた「 アイティン」のような学校は、なかなか見つからないんだなぁと思いましたね。
ーー「アイティン」はどんな学校ですか?
「アイティン」の最大の特徴は、アメリカ人やオーストラリア人など、ネイティブの先生がセブでもっとも多い学校だということです。
先生は20名ほどいて、フィリピン人の先生も在籍していますが、彼らもとても優秀ですね。
ネイティブの先生には、もともと日本で教えていた先生もいます。
オーナーはロシア語が堪能な韓国人なので、生徒はロシア人と韓国人が大半(ロシア語と韓国語で集客しているので)。
夏休みにはロシア人の学生が、冬休みは韓国人が学んでいます。
セブでは韓国人の学生が多いため、ほとんどの学校の食事で韓国料理を提供していますが、ここでは韓国料理がいっさい出ない、というのも特徴のひとつかもしれません。
ーー息子さんの学習内容や学校での様子を教えてください
息子は、セブに来るまで「yes」もわからない状況でしたが、毎日楽しく勉強しています。
↑先生とのマンツーマンレッスン。
↑アルファベットと絵本の単語を照らし合わせて、発音や単語についての理解を深めます。
授業は、月〜金の8時〜17時となりますが、息子は8コマあるうち5コマ(1コマ50分授業)受けています。
本来ならばグループレッスンもあるんですが、レベルが合わないため、すべてマンツーマンのレッスンにしてもらっています。
先生によっては、絵本を読んでもらえることもあれば、勉強に徹底するレッスンも。
授業以外の時間は、小学校低学年の子供たち(韓国人)も6名ほど学校にいるので、いっしょに遊んだりしていますね。
また、息子は韓国人の大人にもいろいろ世話を焼いてもらい、かわいがってもらえるのがうれしいようです。
セブでの留学は、英語だけではなく、さまざまな世界を知るのにとてもいい経験になっています。
ーーセブで学ぶメリットは?
「アイティン」は、セブにおけるリゾートの本場・マクタン島にある学校です。
学校も海に面して建っているので、開放感がありますね。
↑学校のテラスからは、セブの海が見渡せます。セブの語学学校は大半がセブ島のセブ市内にあるので、このようなリゾートな雰囲気が満喫できる学校はひと握り。
また、近くには施設が整った大きなリゾートホテルがいくつもあります。
学校から海岸線に沿って南下すると「シャングリラ・マクタン」がありますが、留学生にとっても、こちらの「ヘルスクラブ会員」は魅力的です。
【関連くちこみ】ファミリー向け施設が充実した「シャングリラ・マクタン」
大人ふたり、子供3人までのファミリーなら、月額2万5000ペソ(約5万円)で、リゾートのジムやプール、キッズクラブが使い放題に。
ビーチでは、シュノーケリングの道具も無料で貸してもらえ、セブ行きのシャトルバスにも乗ることができます。
娘は、こちらのキッズクラブの年会会員(6500ペソ=約1万3000円)になっているので、プログラムにも自由に参加できます。
私と娘は、平日のランチを食べたあとは、13時から17時くらいまでこちらのキッズクラブで過ごすのが定番となっています。
スタッフが託児してくれるので、私は本を読んだりして過ごしたりしていますね。
セブ島にある学校に滞在する場合でも、各リゾートにはデイユースプランがあるので、そちらを利用するといいですね。
たいていのプランで、ビーチやプールが使え、ビュッフェランチもついているので、週末の1日を楽しく過ごせます。
安いところでは、大人で750ペソ(約1500円)くらいからありますよ。
ーー買物などの生活面について教えてください
学校のまえの道は、乗り合いタクシー「ジプニー jeepney」がひんぱんに通るので、それを乗り継いでマクタン島内にある「セーブ・モア save more」や「ガイサノマクタン Gaisano Mactan」といったスーパーに、食材や日用品の買物をしに行きます。
ジプニーの料金は、7.5ペソ〜8ペソ(約15円)と格安ですし、すぐ来るので使い勝手はいいですね。
↑フィリピンの庶民の足、ジプニー。さまざまな路線が張り巡っているので便利ですが、乗りこなすにはちょっとした慣れが必要。スリにも注意!
ちなみに、寮の門限は22時となっていますが、子供のいるファミリーならとくに問題ないと思います。
わが家が滞在している部屋は、ダブルベッドが4つある大きな部屋なので、長期滞在でもストレスなく過ごしています。
↑鈴木さんたちが滞在する部屋は、ベッド4台が並んでも広々。キッチンも付いています。
今回は、海外旅行保険が適用される期間の3ヵ月に合わせて来ているので、学校には10週間滞在し、残りの2週間はフィリピン国内を旅行したいと考えています。
ーーありがとうございました!
このあと、鈴木ママに学校を案内してもらいました。その様子はこちら▶
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