Published on 12.04.21
【フィリピン*2012】ローカルグルメからまったりできるカフェまで…セブで食べておくべきグルメを総括<セブポット編>
【ママ編】セブは子連れママにやさしい…を、達人ママと検証
【食事編】オススメローカルフードからまったりカフェまで ◀
【基礎編】最新エリアや住居、移動手段などセブ暮らしの魅力
セブで食べておくべきメニューとは?
今回は、旅の大きな楽しみのひとつでもある「食」がテーマ。
実際のところ、「フィリピンの食事って食べたことないかも…」というママが大半なのでは?
どうせなら、オイシイものをたっぷり食べて、その土地の食文化も理解できればうれしいですよね。
…ということで、今回もセブを知りつくした達人ママ・セブポット編集長のヒロさんに、「セブでの食事」のあれこれを訊いちゃいました!
「セブポット」編集長 ヒロさん
セブのラグジュアリーリゾート「プルクラ」のスパマネージャーの職を得て、2004年に来島。日本人が安心してセブに来られるように…との思いから、2007年に「セブポット」を創刊。その後結婚し、現在ふたりのお子さんを育児中。
↑セブ初の日本語フリーペーパー「セブポット」。隔月刊となりますが、ウェブ版でも最新号を読むことができます。セブポットのサイトにアクセスする場合は、上記画面をクリック!
日本人の舌にも合う、オススメのローカルメニュー
ーーフィリピン料理は日本人にはあまりなじみがないと思うのですが、どんな料理なのでしょうか? ヒロさんのオススメも教えてください
フィリピン人が好むのは、甘〜い味つけなんです。
なので、醤油と砂糖で甘辛味に仕上げているのがフィリピン料理の特徴ですね。
また、たくさんの油を使って調理するのも特徴といえます。
日本人好みのメニューは、醤油とお酢で煮込んだ豚の角煮風「アドボ・バーボイ Adobong Baboy」、空芯菜の炒め物「アドボ・カンコン Adobong Kangkong」など。
↑アドボ・バーボイ。
↑アドボ・カンコン。
そして、フィリピン風マリネ「キニラウ Kinilaw」も口に合うと思います。
↑キニラウ。
お刺身をショウガやタマネギといっしょにお酢に漬けた一品で、魚はマグロやニシン、 サワラなどが合いますね。
フィリピンの魚といえば、白身魚の「ラプラプ lapu-lapu」(アオハタ)が有名です。
↑ラプラプの薄造り。
淡白ですが旨味があり、煮付けにすると金目鯛みたいだし、ネギと蒸して醤油ソースをつけて食べるのもおいしい。
そして、フィリピンでかならず食べたいのが、地鶏と仔豚。
豚や鳥のほうがジューシーで柔らかく、消費量も多いんですが、こちらの牛肉は固くて、よく焼かないとアブナイ…というイメージもあるので、あまり人気がないんですよね…
フィリピンでは、「豚を飼っていると金持ちになれる」といわれているくらい、豚はポピュラーな存在なんです(豚はすぐ産むので「財を成せる」という意味)。
ワタシのイチオシは、「ポークベリーの炭火焼 Grilled pork belly」。
豚のバラ肉をブラウンシュガーや潰したニンニク、そして炭酸水(!)でつくったタレに漬け込み、炭火で焼き上げたもの。
香ばしくてジューシーなお肉を、酢醤油のタレにカラマンシーを好きなだけ絞っていただきます。
ビタミン豊富で抗酸化作用もあるので美容効果も期待できるし、子供も好きな味つけですヨ。
お店では2〜3名でシェアするとちょうどいい量が出てきますので、ご家族でぜひ注文してみてくださいね。
フィリピンでは、肉や魚を炭火で焼いたバーベキューも庶民派人気メニューです。
↑セブ市内にあるバーベキューのお店。オーダーしたものを炭火焼してくれます。
炭は、ココナッツを原料としたものが定番。竹の炭もあるけど高いんですよねー。
また、「チキン・パンダン Chicken Pandan」という、醤油で下味をつけたチキンを帯状の「パンダン」という葉っぱに巻いて揚げた料理もオススメ。
「パンダン」は消化を促す効果があり、葉っぱをはがすとジュワ〜ッと肉汁が溢れますよ〜。
ーーフィリピン料理、なかなかおいしそうですね! それでは、セブで子連れにオススメのレストランがあれば教えてください
やっぱり、子連れにありがたいのは日本食ですよね。
セブ市内にある日本食レストランでは、まずはセブシティにある「悟空」。
バニラッド・タウン・センター内にある個室居酒屋ですが、メニューも豊富ですし、子供はかならずオモチャがもらえるがうれしい。
そして、マンダウエにある「神楽」。
畳のお座敷があるので子供が走り回れるし、多少暴れたり汚しても大丈夫。
スタッフのお姉さんも手が空いていたら子供と遊んでくれるので、大人もゆっくり食事できますヨ。
同じくマンダウエにある「一力茶屋」は、大人が楽しめる本格和食メニューが魅力。
お店の雰囲気も落ちついているので、ゆったり食事やおしゃべりが楽しめますよ。
ーーローカルなメニューが食べられるお店で、ファミリーが押さえておくべきお店はドコですか?
まずは、なんといっても「ジョリビー Jollibee」ですね。
フィリピンでは、恐ろしく幅をきかせているファーストフードです(笑)。
「ジョリビーでフィリピン人が育つ」と言われるくらい、フィリピン人に密接な存在なんです。
ハチ(Bee)のキャラクターでおなじみですが、こちらでは「しまじろう」のように教材のキャラクターとしても人気ですし、お店のジョリビーと写真を撮れば記念の1枚になるハズ。
完全に子供をターゲットにしているので、大型店が多いのも特徴ですね。
ダウンタウンだと道路向かいに店舗があったり、同じショッピングモールにも2軒以上あることもめずらしくないほど、どこにでもあります。
子供に人気のメニューは、ハンバーグ&ライスのセット「バーガーステーキ Burger Steak」と「スパゲッティ Spaghetti」。
こちらのスパゲティは、うどんのようなちょっぴりのびた食感で、ミートソースのようにトマトソースがかかっています。
味は、バナナケチャップを使っているから甘めのナポリタンといった感じ。
そして、子供にも大人にもダントツで人気なのが、フライドチキンとライスがセットになった「チキンジョイ Chicken Joy」。
フィリピンの人は、ご飯とチキンが大好き!
この組み合せは鉄板で、このセットがあればフィリピン人は生きていかれるというほど(笑)。
フィリピンではご飯が主食なので、ライスを組み合わせたメニューでないと受け入れられないんです。
だから、マックやKFCでもチキン&ライスのセットは人気なんですよ〜。
最近はマックでバーガーを食べる人もいますが、7〜8年まえはほとんどの人がチキン&ライスをオーダーしていました。
そして、ジョリビーでのイチオシは「TLC」。
トマト、レタス、チーズのハンバーガーで若干甘めですが(笑)、なかなかおいしいです。
ちなみに、フィリピンを代表するスイーツに「ハロハロ Halo-halo」がありますが、ハロハロなら中華系ファーストフード店「チャオキン Chowking」がオススメ。
ジョリビーの系列ファーストフードですが、ここのハロハロはとってもオイシイ!
ココナッツのスライスやゼリー、アイスの量も絶妙なバランスで、カラフルな楽しいデザートです。
ーーフィリピンのファーストフードもぜひ行ってみたいなぁ… それでは、まったりお茶も楽しめるようなママ向けのカフェはありますでしょうか?
女性にオススメなのが、セブシティにある「アンザニ ANZANI」という地中海レストラン。
「マルコポーロ・プラザ・ホテル」の手前にあるんですが、 丘の上にあるので景観も雰囲気もいいですね。
ミシュランの3つ星レストランも経験しているイタリア人シェフがプロデュースしているので、お茶もデザートもレベルが高くておいしい!
夜はワインも楽しめるので、ちょっぴりオシャレして出かけたいお店ですね。
「カフェ・ジョージ CAFE GEORG」は、ランチが人気。
「アヤラ」と「カントリーモール」のちょうど真んなかあたりある「バニラッド」にあるカフェで、アヤラからだとクルマで5分くらい。
コーヒーもおいしいので、お茶するのにもピッタリです。
マンゴータルトやカルアのムース、チョコ系のケーキなどケーキが充実しているのもうれしい。
↑マンゴーティラミス。
↑オレオチーズケーキ。
生クリームを使ったケーキも豊富ですが、これはフィリピンでは貴重。
フィリピンのローカルなケーキの主流は、バタークリームを使用した甘〜いタイプなんですよねぇ。
ーーわぁ〜オイシそうなものの連続で、これは垂涎モノです。みなさん、セブではしっかり食も楽しみましょうね! 次回は、セブの最新エリアや暮らしについて訊いちゃいます!
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