【てくてく*シンガポール10】シンガポール名物「ハイティー」を、名門「グッドウッド・パーク・ホテル」で心ゆくまで楽しもう - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 12.04.05

【てくてく*シンガポール10】シンガポール名物「ハイティー」を、名門「グッドウッド・パーク・ホテル」で心ゆくまで楽しもう

シンガポール名物「ハイティー」を楽しもう

シンガポールで楽しみたいもののひとつが、「ハイティー High tea」ですよね。

イギリスの植民地だったこともあるシンガポールでは、アフタヌーンティーやハイティーを楽しむことができる高級ホテルが数多くありますが、今回は定番のお店をご案内。

スコッツ・ロードに佇む、「グッドウッド・パーク・ホテル Goodwood Park Hotel」のティーラウンジ「レスプレッソ L’Espresso」。

ラッフルズ・ホテルと並ぶシンガポールの名門ホテルで、オーチャード・ロードの中心部から歩いて10分以内というロケーションにあります。

↑ 淡い色合いと、とんがり屋根が特徴的な「グッドウッド・パーク・ホテル」。コロニアル様式のステキな建物です。

 

1900年に、ライン川のほとりの城をイメージして、ドイツ人の社交クラブとして建てられたのだとか。

その後、貿易商を営むユダヤ系の一家によって買い取られ、結婚式場やテニスコート、乗馬場などを併設するホテルとして生まれ変わりました。

↑クラシカルな赤いじゅうたんが敷かれた階段。

第二次世界大戦中、1942年から1945年までの日本によるシンガポール占領時には、日本軍の高官たちが、このホテルを住まいにしていたそうです。

大戦後、しばらく休業していたものの、シンガポール市民の願いによって1947年にふたたびホテルとして復活しました。

プールを眺めながら優雅なティータイム

「レスプレッソ」では、プールに面した明るいロビーにゆったりとテーブルが配置されており、ベビーチェアも用意してくれました。

↑ハイティ―の時間帯は、月〜木が14時~17時30分。金〜日までの週末は、12時~14時30分と15時~17時30分の二部制。みなさん、ゆっくりと時間をかけて食事とお茶を堪能していました。

↑ロビーから見えるメインプール。天気がよければ、プールサイドの屋外の席を選ぶこともできますよ。

当日だと満席のこともあるので、前日までに予約を入れておくのがオススメです。

料金は、月~木が大人/34 Sドル、6才~11才/17 Sドル、金土日祝が大人/36 Sドル、6才~11才/18 Sドル。5才以下は無料。

3段トレ―で提供されるアフタヌーンティーではなく、ビュッフェ・スタイルのハイティー。

飲み物はひとり2回までオーダーできます。

紅茶数種類、ハーブティー、エスプレッソやカプチーノなどのコーヒー系ドリンク、ウーロン茶、緑茶などがあります。

小さな子供が飲めるものは、アイスミルク、ホットミルクなど。

アルコール類は、ハイティ―のメニューにはありません。

食事もスイーツも堪能できる♪

飲み物をオーダーしたら、カウンターに好きなものを好きなだけ取りに行きましょう。

オープンキッチンとなっていて、目のまえでつくりたてのサンドイッチやスイーツがつぎつぎと並べられていきます。

↑ひと口サイズの食べやすいスイーツがきれいに盛られています。

常時40種類以上あるメニューは、ほぼ毎日替わるそう。

↑子供にうれしいフルーツも盛りだくさん!

↑マシュマロやフルーツをディップして楽しめるチョコレート・ファウンテンも人気。

スイーツとスイーツ以外のメニューは3対7なので、食事として楽しむことができますね。

↑サンドイッチやカナッペの種類も豊富。エビフライや春巻きなどの揚げ物も。

「ラッフルズ・ホテル」や「フォー・シーズンズ」では、服装はスマートカジュアルという決まりがあったり、雰囲気が華麗すぎて、子供を連れて行くのがためらわれることも。

でも、こちらのハイティ―は開放的で親しみやすく、子供連れのお客さんも何組かいました。

ドリアン好きには見逃せない恒例イベント

ところで、グッドウッド・パーク・ホテルでは、3月1日〜7月31日まで「ドリアン・フィエスタ2012 Durian Fiesta 2012」という洋菓子フェアを開催中。

このホテルで1983年にはじめて「ドリアン・ムースケーキ Durian Mousse Cake」を売り出したことをきっかけにはじまった、毎年恒例のフェア。

「レスプレッソ」の前にケーキやパン、お菓子のテイクアウトができる「デリ Deli」があり、そこでフルーツの王様ドリアンを使った期間限定スイーツを販売しているのです。

↑「エレファント・パレード」で人気者だったドリアン象のミニチュアがいました。

今年は、全部で10種類のドリアン・スイーツが用意されています。

↑ 今年は、新商品「ドリアン・バナナ・チョコレート・ムースケーキ」と「ドリアン・マカデミアナッツ・クランブル・タルトレット」が仲間入り。

使用しているドリアンは、「D24」という高級品種なのだそう。

さらに、6月限定販売で登場するのが「猫山王 Mao Shan Wang」という、こちらも最高級品種のドリアンを使ったメガサイズのシュークリーム「猫山パワーパフ Mao Shan Power Puff」。

正午から夜7時までの時間帯のみ購入することができ、注文を受けてから新鮮なドリアンクリームをシュー生地にたっぷりと入れてくれるそうです。

今回は、3種類のスイーツを購入。

↑上が定番の「ドリアンパフ Durian Puff」2個で6 Sドル。左下が2012年の新商品「ドリアン・バナナ・チョコレート・ムースケーキ」1個10.8 Sドル。右下が伝説の「ドリアン・ムースケーキ」1個10.8 Sドル。

「ドリアン・ムースケーキ」は、2008年にサンデー・タイムズ紙が選ぶ「シンガポールでもっともおいしいケーキ50」に選ばれたそう。

ドリアン初心者のわが家ですが、さっそくトライ。

高級ホテルのケーキなら挑戦しやすいと思ったのですが、やはり独特の匂いが気になる…

3種類ともに、クリームにドリアンの果肉や繊維がたっぷりと感じられて、かなり濃厚でねっとりとした食感。

ひと口食べてみての感想は「うん、おいしい!」。

バナナチョコレート・ケーキも、ドリアンの風味はむしろ際立っているようにさえ感じました。

でも、けっこうボリュームがあるので、ドリアンがあまり得意でない人にはひとり1個は大きすぎるかも…

ドリアンパフは小さめですが、クリームの量がたっぷりで食べごたえがあります。

↑思わず手をのばした息子でしたが、クリームをふた口だけ食べてギブアップ。

ドリアン好きにとってはたまらないフェア。

6月にシンガポールを訪れる機会があれば、ぜひ「猫山パワーパフ」(1個16.8 Sドル)に挑戦してみてくださいね!

グッドウッド・パーク・ホテル

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