Published on 12.05.29
【ゴールドコースト2012】ペリカンと水遊びできる天然のプールや日帰りできる世界遺産の森林公園もある…「ゴールドコースト」の魅力とは?
どうせなら1週間は滞在したい「ゴールドコースト」
2012年の春休みに7才と9才の息子たちと出かけた、オーストラリア東海岸に位置する「ゴールドコースト Gold Coast」。
温暖な気候と生活のしやすさから、ロングスティにも人気の地…
…なのですが、ツアーの多くが4泊5日と短期での滞在プランが主流のよう。
でも、せっかく行くのなら1週間は滞在したいよね?
ということで、今回は現地7泊+機内1泊で、ひたすらのんびり過ごす「ゴールドコースト」を満喫してきました。
海が見える100平米超の広々としたコンドミニアムを借りて、レンタカーでちょこちょこ出かけると、おおらかなオージー気分にスイッチ。
街では子だくさんファミリーもたくさん見かけたし、住宅も広々しているのでたしかに生活しやすそう。
そして、ムダに残業などしないんだろうなぁと思われる労働環境はうらやましい(街中の店舗は18時くらいに店じまいしてしまいます)。
海に山にとこれほどの雄大な自然がドカンと身近にあると、人生観も変わるんだろうな…
↑ゴールドコーストから山側にドライブして1時間ほどで、こんな牧歌的な景色が広がります。
「暮らしやすい国」といった調査では、かならず1、2位にランキングするオーストラリアの魅力がちょっと理解できた滞在でした。
ただし、外食や食料品などは想像以上に高くて驚きましたが…
ゴールドコーストのビーチでは泳げるの?
ゴールドコーストに滞在してよかったこと。
まずは、毎朝のビーチでの散歩があります(息子たちはサッカーの練習)。
たくさんの人が散歩したりランニングしたりしていますが、やはり涼しい時間帯にビーチを歩くのは楽しい。
↑メイン・ビーチからサーファーズ・パラダイス方面を眺めた景色。
「ゴールドコーストといえば、ビーチ!」と思ってしまいますが、実際は波が荒くて透明度も低いので泳ぐのはムリ。
そりゃそうですよね、南太平洋に面しているんだもんね…
パラソルやチェアといったリゾートに不可欠なアイテムも置いておらず、みんなタオルのうえにゴロンと寝転んで身体を焼いています。
ならば「サーフィンをしよう!」と思い立ちましたが(注:未経験者)、スクールは保険が適用となる8才以上の子供しか受け入れていません。
海に限らず、空を飛んだり森林を空中散歩したりといったアクティビティが充実しているオーストラリアですが、対象となるのはほとんどの場合130センチ(8才前後)以上が目安。
オーストラリアの醍醐味が味わえるのは、自然と対面するのに足る体力が備わってからということになりますね。
小さな子連れファミリーにオススメのスポットは?
では、小さな子連れはどう過ごせばいいのか。
いろいろ探してみると、ファミリーにちょうどいい自然のスポットを発見。
まずは、「サウスポート SouthPort」にある「ブロードウォーター Broadwater」の天然のプール。
↑この天然プールにはペリカンも遊びにくるなど、うれしいサプライズが!
「ネラング Nerang」川の河口の一部がせき止められた穏やかなラグーンなので、水遊びするのにうってつけ!
また、ちょっとした辛抱強さが必要となりますが、海釣りを楽しむのもあり。
少し遠出をすると、世界遺産の亜熱帯雨林が広がる「ラミントン国立公園 Lamington National Park」もあり、森林から静謐なるパワーをもらうことができます。
↑ゴールドコーストからクルマで1時間30分ほどなのに、圧倒的な緑が溢れているのには驚き。
1日かけてまわる本格トレッキングコースから、30分ほどで手軽に回れるウォーキングコースまであるので小さな子連れも楽しめます。
そして、クルマで2時間ほど行くと、オーストラリア最東端の街「バイロン・ベイ Byron Bay」があります。
↑素朴な小さな街ですが、サーフィンとヒッピーたちの街といった感じで自由でゆる〜い空気が楽しい。
バックパッカー向けの安宿もたくさんありますし、小学生の子供が波に体当たりして遊べるビーチも。
そして、夜はスーパーで買い込んだ食材を調理して晩ごはん…といった調子でのんびりと過ごした1週間でした。
滞在するべき日程や滞在場所を考える
子連れの場合、ゴールドコーストには何日くらい滞在するのがちょうどいいのか。
今回は、サーファーズ・パラダイスの南側にある「メイン・ビーチ Main Beach」のコンドに7泊しましたが、ちょっと長かったかな…という印象。
「バイロン・ベイ」に足をのばして、ここで2泊くらいしたらちょうどいいバランスだったな、と思います。
「バイロンベイ」は、「ゴールドコースト空港」からクルマで2時間弱なので、初日から2泊、もしくは最終日にくっつけて2泊するのもあり。
つぎに、宿の選び方について。
全長60キロにも及ぶゴールドコーストには、いくつかの街が点在しています。
観光の中心となる、もっとも有名な街が「サーファーズ・パラダイス Surfers Paradise」。
↑「ゴールドコースト・ハイウェイ」という目抜き通り沿いにある「サーファーズ・パラダイス・トランジット・センター」。ここには高さ50メートルの観覧車があります。
高層ホテルが建ち並び、レストランやおみやげ屋も集中しているので、短期で滞在するのなら徒歩圏内でいろいろ楽しめるこのエリアが正解。
長めの滞在なら、コンドミニアムを選ぶべき!
なぜなら、外食がかなり高くつくから。
ホテルやレンタカーなどは日本よりも安いと感じましたが、外食したりコンビニで買物したりすると、正直ビックリするほど高い。
こちらのコーラは、500ミリリットルが4豪ドル(約320円)。
スーパーの食材は日本と同じくらいですが、外食すると驚くような値段!
なんてことのないプレートセットが2皿で50豪ドルくらい(約4000円)。
↑東京で食べると3000円弱がいいところなので、デフレの日本からするとホントに高く感じてしまう…
ローカルの日本人いわく、「オーストラリアはここ数年バブル状態で、とにかく土地の値段があがっている。サーファーズパラダイスではニューヨーク並みのテナント料の場所もある」のだとか。
さらに人件費もとても高いそうで、おのずと外食費も高くなるとのこと。
そして、広大なオーストラリアでは、国内での輸送費も値段に跳ね返ってくるのだそう。
高いには理由があるんですねぇ。
ちょっとしたレストランでディナーを楽しむとすぐに3万円くらいいきそうなので、キッチンつきのコンドはファミリーにとって正解というわけです。
コンドミニアムだといろいろ選択肢が増えます
コンドミニアムを選ぶと、滞在できるエリアもかなり広がるというメリットもあります。
ゴールドコーストの街は、北からサウスポート→メイン・ビーチ→サーファーズ・パラダイス→ブロード・ビーチ→バーレイ・ヘッズ→カランビン→キラ・ビーチ→クーランガッタ…といった並びとなっています。
それぞれのエリアにコンドミニアムが点在しており、部屋の間取りや景観、そしてビーチへのアクセス条件などから好みの部屋が選べ、しかも選択肢はかなり豊富。
↑サーファーズ・パラダイスにつぐ人気の、「ブロードビーチ Broadbeach」。ショッピングモールからカジノまモノレールも走っています。
選択肢が多いぶんいろいろ悩んでしまいましたが、「キラ・ビーチ」と迷ったうえ、けっきょく立地のよさを考慮して「メイン・ビーチ」にあるコンドに決定。
サーファーズ・パラダイスにも近く、レストランの連なるエリアも歩いてすぐの場所にあるので、食事に困らないハズ…
…と思っていたのですが、けっきょくサーファーズ・パラダイスにはほとんど行かず、食事はできてもテイクアウトや食材などが入手できるお店もほぼ皆無で便利とはいいがたい場所でした。
もうひとつの候補地だったキラ・ビーチには、オイシくて格安の総菜屋さんもあり、ビーチに打ち寄せる波もかなり穏やか。
↑こちらはキラ・ビーチ。
小さな子連れの場合は、キラ・ビーチのほうがかなり快適に過ごせるのではないかと思いました。
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